相模原『拉麺一匠』デッド・オア・アライブな朝天麻辣白湯麺と煮干しそば!

相模原『拉麺一匠』デッド・オア・アライブな朝天麻辣白湯麺と煮干しそば!

『拉麺一匠 DEAD or ALIVE』営業時間【閉店】

神奈川県相模原市中央区淵野辺3-16-2

営業時間 11:30~14:30 22:00

日曜祝日 11:30~17:30

定休日 月曜日

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淵野辺に突如現れたニューカマー!!

まあ、ニューカマーって言いたいだけなんですけど、いつの間にか淵野辺に新しいラーメン屋さんが出来ていました。

オープンしたのは3月1日……昨日やないかい!

我ながらナイスタイミングと思い、突撃した次第であります。とりあえずガス工事でうんちゃらとか、レジでうんちゃらとか様々なハプニングに見舞われていた様ですが、まあラーメンの味がしっかりしてれば良いんじゃないですかね?

店内は以前の焼肉居酒屋をリフォームした感じで、カウンター席と座敷的な何かで構成されています。

っていうか、昼時とは言えかなり混んでいたのですが、どんだけ淵野辺人はラーメン好きなんだよって話ですよ、お客さん。

『菅野製麺所』の花輪もありました!

『煮干しそば』(並680円)

最近、家系ラーメンがキツくなってきた敏感なお年頃ですので、まずは『煮干しそば』的な体に優しいラーメンは如何でしょうか?

麺は『菅野製麺所』の特注麺で、日清製粉の『荒武者』と『麺遊記』の袋がめっちゃ飾ってあったので、粉はソレらだと思います。

細麺ながらもデフォで固茹でを心掛けているのか、なかなか歯応えもありチカラ強い麺ではないでしょうか?

良く見ると麺の角がかなり立っているので、ここら辺がコダワリの特注麺の配合って奴だと思います。

スープやら材料に関しての細かい事は店のメニューに、ウンチクが書いてあるのでそちらを参照して頂くとして、やはり注射器の存在は特筆すべき点でしょうか?

いわゆるインジェクションでして、煮干し感を増したい時に好みで入れると、味変出来るぞってアイテムです。

とは言え、湯気の立ち上がりを見れば一目瞭然ですが、あえて言おう!

「最初っから注射しても良くってよ!」

わりと油少な目なラーメンですので、ぶっちゃけ最初から入れても問題ありません。また某ラーメン屋さんも注射器を使ったインジェクションスタイルだったのですが、意外と「半分だけ注射」とか加減が難しいので、結局は慣れてくると一発目に全開で注射しちゃう可能性は否めません。

結果、店も注射器を洗う手間に意義を見出せず、いずれ注射器はなくなる可能性……あると思います!

もっとも、とりあえず注射器が初めての人は喜ぶと思うし、もしかしたらオイルレスでエンジョイしたい人もいるかもなので、今のスタイルも良いと思います。

気になる味の方ですが、流石に煮干しの頭と腹を丁寧に取り除いているだけの事があり、非常に洗練された煮干しスープになっています。

ですので、人によっては煮干し感が足りなく思えるかもなので、その様な場合は卓上の”煮干しの粉”をガツンと加えると、途端に煮干し感がグイグイ来るので、自分の好みで使ってみたら良いと思います。

ただし、デフォで十分に美味しいので、最初から”煮干しの粉”を使うような無粋な真似は止めましょう。

ランチタイムは『煮干し炊きこみ御飯』一杯無料だよ!

と、言う訳でさしてラーメンを食べる時に米は欲しない筆者ですが、ネタにもなるし無料ですので頂いてみました。

そのまま食べても美味しい感じですが、やはり『煮干しそば』のスープと相性が良さそうなので、スープにインするのも有りかなと思った次第です。

『朝天麻辣白湯麺』(ニカラ、880円)

新店はスピード勝負なので、そのまま二杯目に突入で御座います。こちらは『煮干しそば』と打って変わって、辛い系の白湯スープになります。

『蒙古タンメン中本』で馴らした筆者ですので、いきなり一番辛いレベルに挑んでも良いのですが、それだとラーメンとしての味がジャッジしにくくなるので、とりあえず2辛くらいで様子見で御座います。

なるほど、なかなかの辛さと白湯の強さですが、いまひとつスープの濃度、白湯らしいブリックスが欲しいと思った筆者です。

とは言え、ガラリと変わった”極太平打ち麺”とか非常に個性的だし、方向性としては正解だと思うので、更なるブラッシュアップを期待したい所ですね。

ちなみにコチラ、最後に『半ライス』(100円)と『粉チーズ』(180円)で、残ったスープでリゾット風にすると激ウマですので、試してガッテン!

なお、どちらもスープまでイケちゃう美味しさだったのですが、この謎の黒っぽいアイテムだけは取り残された感じです。なお、コイツの正体が”朝天麻辣”だと言う事を、Google先生が教えてくれました。有り難うGoogle先生!

『拉麺 一匠』 総評

さして注目していなかった『拉麺一匠』ですが、なかなかラーメン屋さんとしての実力は有りそうな予感で御座います。

麺やスープへのコダワリ、メンマの代わりにタケノコを使うなど、ちょいちょいモチベーションの高さを感じますね。

とは言え、淵野辺と言えば”煮干しキング”の異名を誇る『淵野辺大勝軒』と、相模原で一番イケイケな『中村麺三郎商店』があるので、そう簡単には勝たせてくれないと思います。

とりあえず食べた感想だと、まずは『煮干しそば』を試して欲しい所でしょうか? 『淵野辺大勝軒』よりも油と言うか脂は控え目なので、ワンチャンあると思います。

特に『淵野辺大勝軒』の麺が柔らかいと騒いでる人達には、マストな一杯になるかもしれないので、是非『拉麺一匠』に訪れてみて下さい。

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