湯河原『味の大西本店』温泉?海?湯河原行ったら”ワンタンメン”食べるだろが常識的に考えて

湯河原『味の大西本店』温泉?海?湯河原行ったら”ワンタンメン”食べるだろが常識的に考えて

『味の大西』(湯河原本店)

神奈川県足柄下郡 湯河原町土肥1-9-14

営業時間 11:00~19:30

定休日 月曜日

電話番号 0465-62-3266

『味の大西』Googleマップで表示

湯河原でラーメンと言えば『味の大西』こそ至高である!

昨今、ラーメン的にはどちらかと言えば『飯田商店』が注目されがちな湯河原ですが、湯河原に住まう人達にとっては『味の大西』こそ、唯一無二の存在であります。

湯河原と言えば温泉と海しかないので、良くも悪くも湯河原で育った子供達の御馳走は『味の大西』の『ワンタンメン』(子供の頃はチャーシューワンタン麺だと食べきれない)だったりするのです。

いわば、湯河原に住まう人達のソウルフードでしょうか?

ゆえに、湯河原生まれの『味の大西』を発端にするラーメンが”小田原系ラーメン”と称される事に若干の違和感は否めませんが、そこで意地を張るほど小さくないのが湯河原の人かと存じます。

『ワンタンメン』900円

『味の大西』のフラッグシップは『チャーシューワンタンメン』(1050円)である事は間違いないのですが、個人的には”室伏製麺”の麺をエンジョイしたいので、あえてチャーシューに走らず”麺大盛り”にする派で御座います。

もっとも、『味の大西』はデフォルトでも麺が多いので、素人にはオススメ出来ない諸刃の剣ではありますが……。

そして、かなり醤油の色がブッ濃いスープは、代替わりと言うか歴史と共に行ったり来たりを繰り返していますが、ここ最近は安定しつつある予感です。

このドッシリしたスープに合わさる”室伏製麺”の強い縮れの入った”多加水平打ち麺”が、ピシャリとハマるラーメンなのです。

ですので、この『味の大西』の麺を柔らかいとか、何も知らずに「麺かためで!」とかドヤる輩は”小田原系ラーメン”が分かってらっしゃらないと、言わざるを得ません。

そして”小田原系ラーメン”の肝となるのは、餃子の様に具がたっぷりと入った大きな”ワンタン”で御座います。

このワンタンを食べてしまうと、普通のワンタンでは満足出来なくなる罠……あると思います。

麺もデフォルトで麺量があるのですが、ワンタンも結構なボリューム&数ですので、ラーメンとしてはヘヴィーなグルーヴ感がありますね!

ゆえに『味の大西』でワンタンを食べずに店を出ると言う事は、それは『味の大西』に行った意味がない、むしろ行ったうちには入らないと言う事になりますので、御了承下さい。(カツ丼を食べに行く時を除く)

ご馳走様でした!

『味の大西』(湯河原本店)総評

代替わりした頃、一気に味が落ちたと酷評され(まあ、確かにですけど)多くのファンが心配した『味の大西』ですが、その後は多少はブレながらもまとまっていると思います。

特に、ちょいと前から新しく入った人がラーメンに積極的で、それ以降は味もちょいと変わり、さらにチャーシューが山盛りになりました!

(全オレが歓喜する案件)

あと、明らかに店の中も活気が出て来たので、かなり良い方向に店が立ち直っていると思った次第です。

と、言う訳で湯河原と言えば海と温泉と『味の大西』ですので、是非みなさんも湯河原に訪れた際には、『味の大西』で『ワンタンメン』を食べてみて下さい。

https://foodnews.jp/archives/11682

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