秋葉原『赤津加』で特製ハヤシライスを食べたら美味しかったので御報告

秋葉原『赤津加』で特製ハヤシライスを食べたら美味しかったので御報告

『赤津加』@秋葉原

東京都千代田区外神田1-10-2

営業時間 11:30~13:30 17:00~22:30

(土曜日は17:00~21:30

定休日 日曜祝日&第1第3土曜日

『赤津加』Googleマップで表示

昭和29年創業!アキバの老舗『赤津加』でランチ!

昭和29年創業と秋葉原でも指折りの老舗『赤津加』ですが、その店構えからビビって入らなかったパターンでしょうか?

しかし、外に置いてあるランチメニューを見ると、さして高くはない事が判明……これなら筆者の財布ヂカラでもイケるんじゃなかろうか?

店内はまさに昭和な大衆割烹フェイスでして、そろそろ文化財として指定されそうな渋い店構えであります。

店内の客層は、買い物客や観光客と言うよりは、ほぼ地元で働くサラリーマン達でして、やはり外観から発するオーラが一見さんを寄せ付けない感はあるでしょうか?

とは言え、ランチタイムは常連さん達でマッハで満席になるので、出来ればオープン時間を見計らってちゃちゃっとランチしてみるのがベストだと思います。

『特製ハヤシライス』800円

わりと和食っぽい定食を出す大衆割烹『赤津加』で、あえて『特製ハヤシライス』とか洋風かつハイカラなメニューを出して来ると言う事は、料理長のコダワリが入ってると予想、ここは『特製ハヤシライス』一択で御座います。

結果、こんな感じでしてハイカラな皿、木製のお椀やスプーンが『赤津加』らしさを醸し出していますね!

ビジュアル的にも、まさに昭和を彷彿させるハヤシライスでして、筆者の狙いは成功した模様です。

トマトの酸味、香味野菜の甘さと香りが溶け込んだハヤシライスは、間違い無く秋葉原近辺で一番美味しいハヤシライスで御座います。

これは是非とも、多くの人に体験して欲しい『特製ハヤシライス』では、なかろうか?

サラダと味噌汁もイイ感じでして、ここら辺も『赤津加』の料理に対するコダワリが感じられます。

一切の手抜きなし、完璧なランチでした。

『若鶏竜田揚げ定食』800円

そして筆者の気になる『若鶏竜田揚げ定食』も食べてみました。

ちなみに鶏の唐揚げと竜田揚げの違いは衣の違いでして、唐揚げは小麦粉、竜田揚げは片栗粉をメインとします。

もっとも、小麦粉と片栗粉をブレンドする事もあるので、その境界線は曖昧でして明確なボーダーラインを定める事は出来ません。

と、言う訳で『赤津加』は竜田揚げなのですが、さしてボリューム感はないかもですが、実に丁寧な仕事の感じられる竜田揚げで御座います。

確かに、揚げ物系はボリューム感も大事ですが、時にそんなに油モノを食べられ無いって時もあるので、数が正義と言う訳ではありません。

やはり美味しくなくてはランチとして、成り立ちませんからね!

と、考えるとこんな感じの『若鶏竜田揚げ定食』も、御年配の方達にはベストサイズかと思われ、『赤津加』の客層を考えると丁度良いのだと思います。

ソーセージなどのサイドもあるので、おかず的には足りているので御飯を持て余す事はありません。

ご馳走様でした!

『赤津加』総評

まさに秋葉原に残された最後の良心と言うか、長く続いて欲しい『赤津加』で御座います。

店構えからしてちょっと入りにくい感はありますが、普通にランチとして利用出来るので積極的に利用したい筆者です。

しいて言うなら、ここのランチを生き甲斐にしている先輩方も居るので、コアタイムを避けて開店直後とか、13時過ぎを狙うとスマートかなと思います。

そして『赤津加』は大衆割烹ですので、夜からが本番と言っても過言ではありません。

そう言えば、”吉田類の酒場放浪記”にも出てた様な?

と、言う訳で昼も夜も死角無しの『赤津加』ですので、是非みなさんも訪れてみて下さい。

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