『蒙古タンメン中本』とタイのカップラーメンどっちが辛いのか?

『蒙古タンメン中本』とタイのカップラーメンどっちが辛いのか?

『蒙古タンメン中本』vs『MAMA SHRIMP TOM YUM』

タイと言えばタイ料理、タイ料理と言えば激辛メニューもあったりして、油断しているとヤラれてしまう事もしばしです。

そして!

日本の辛い料理代表と言えば『蒙古タンメン中本』でして、コチラもメニューによっては”激辛”と呼べるハードコアなメニューもあり、多くのファンを魅了しています。

さらに今ではその人気から『蒙古タンメン中本』のカップ麺が発売されていたりして、その辛さは多くの人に認知されつつあります。

さて。

ここでひとつの素朴な疑問が浮上する訳でして、日本を代表する『蒙古タンメン中本』と本場のタイ料理……どちらが辛いのでしょうか?

とは言え、両者を直接対決させるのは難しいので、ココはひとまずカップラーメンで対決させる事にしてみました。

『ママ シュリンプ・トム・ヤム エクストリーム』

タイには日本のメーカーである”日清”のカップラーメンも多くあり人気なのですが、よりローカルなカップラーメン、かつ一番人気と言えば”ママ”のトムヤム味かなと。

と、言う訳で一番辛そうな”エクストリーム・フレーバー”をチョイスしました。

タイ語ですのでまったく読めない感じですが、恐らく普通のトムヤム味よりも2倍くらい辛いっぽい予感……。

成分表とかも細かく表示してあるっぽいのですが……まったくもって読める気がしないのは否めません。

カップの中身はこんな感じ。

タイのカップラーメンはフォークが付いていて、便利だな~と思う反面、ゴミも増えるな~みたいな微妙な心境になりますが、出張先のホテルで急に食べたくなった時に、箸やフォークが無くて断念するみたいな事にならないメリットはありますね。

あと、カップの大きさは日本と大差ないのですが、タイのカップラーメンってどれも麺が少な目ですので、日本人の目線で見ると「あれ?」ってなるかもです。

逆に、ちょっと小腹が空いたみたいな時はジャストサイズですし、値段も15バーツ前後(50~60円)ですので、残念感はありません。

ちなみに今回の奴は、普通のタイのカップ麺よりもチョット高級なラインでして、値段も90円くらいだった気がします。

ですので、タイのカップ麺にしては珍しく、海老的な具材が別袋で用意していたりして、ちょっと美味しい奴になっています。

もっとも「海外にしては豪華かな?」ってレベルでして、わりとアジアのカップ麺って日本以外は具がショボい為、こうして見ると日本の普通のカップ麺と具材感は大差ないですな。

湯をラインまで注いで規定の時間、待ちます。(確か3分だった記憶)

「いざ、実食!」

こんな感じで、どうでしょう?

謎の香味オイルみたいなのがヤベェ色をしていますが、今の所は危険な香りはしていません。

せっかくですので、付属の折り畳み式フォークを使いますかね?

底の方から良くスープを混ぜてみると、段々とスープの色も濃くなり、辛そうな雰囲気が漂って来ます。

麺の方は……まあ、日本のカップ麺と大差ないですかね?

そして!

気になるスープの味ですが、ガチンコのトムヤムクン味(タイの酸っぱ辛い海老スープ)でして、容赦ない酸味と辛さが特徴で御座います。

ん~……コイツは病み付きになりますね~

日本でもトムヤム風味のカップ麺は希に売っていますが、やはり本場は酸味も尖っていてパンチがあります。

辛さの方ですが……ま、激辛料理への耐性が出来ている筆者的には、ちょっと辛いかなってくらいでして、水が無ければ完食出来ない……って程ではありません。

『蒙古タンメン中本カップ麺』

それでは日本を代表する辛旨ラーメン『蒙古タンメン中本』のカップ麺も食べてみましょう!

ちなみに今回、特別審査員として筆者のツーケーと言うか”人体の末端器官様”も辛さ判定の対象になっているので、あえて別の日に食べる事にしました。

ん~……やはり日本のカップ麺は具が豪華でして、豆腐?の存在もスペシャルですが、キャベツなどの薬味も盛り沢山ですな!

こちらも規定量の湯を注ぎ、5分待ちます。

付属の辛味オイルで辛さを調整出来るっぽいのですが、いつも『蒙古タンメン中本』でヒヤミを食べている筆者は、迷い無しの全量投入で御座います。

こちらも底の方から良く混ぜると、なかなか凶悪なスープ感と言うかビジュアルに変化しまして、『蒙古タンメン中本』は伊達じゃ無いって雰囲気ですな!

気になる味の方ですが……なんか甘くね?

いや、確かに辛さの方も突出しているのですが、”辛旨”を再現する為と思われる謎の甘さ(砂糖的な甘味)が個人的には微妙でして、ちょっと違和感です。

ん~……確かに辛いだけでは『蒙古タンメン中本』では無いのですが、この不自然な甘さも個人的には違うなって思った次第でして、やはりカップ麺の限界を感じますね。

ご馳走さまでした!

カップラーメン対決結果発表!

え~、純粋な辛さって事では『蒙古タンメン中本』かもですが、やはり甘さもあるのでトータルで見ると……タイのカップラーメンの方が辛く感じますかね?

ちなみに筆者のツーケーに聞いてみた所、どちらも翌朝ノーダメージだったので、やはり『蒙古タンメン中本』の実店舗で食べるヒヤミが圧勝って事になりますが。

ま、『蒙古タンメン中本』のカップ麺もなかなか雰囲気を出してはいますが、あの謎の甘さが必要だったのかどうかは小一時間で御座います。

その点、タイのカップ麺は容赦ないほどにタイの味でして、実際に現地で食べるトムヤムクンの風味をなかなか忠実に再現しているなと感心した次第です。

そんな感じで最終的な結論として、どちらのカップ麺が辛いかっちゅうたら……同じくらいですかね?

逆に言うと、この『蒙古タンメン中本』のカップ麺じゃちょっと物足りない、やっぱ実店舗で北極かヒヤミでしょ!って人は、タイに行っても現地の料理をエンジョイ出来ると思うので、タイに行こうと思う人は今のうちから『蒙古タンメン中本』で鍛えておく事をオススメしたいと思います。

『魂心や』相模原店

神奈川県相模原市南区鵜野森3-6-18

営業時間 11:00~20:00

定休日 無休

『魂心や』Googleマップで表示

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