フィリピンで一番美味しい料理は”レチョン・マノック”で決まりじゃね?

フィリピンって美味しいのけ?

正直、フィリピンって名物料理みたいなのがピンと来ない感じでして、ぶっちゃけタイや中国に比べると魅力的ではない可能性……あると思います。

と、言う訳でフィリピンに来て約一ヶ月半、まったくもって響かない感じの食事を摂りつつかろうじて生きている感じですが、ついにフィリピンでも筆者が自信を持ってオススメ出来る料理を発見した事を報告したいと思います!

フィリピンの料理って基本的に味がブッ濃いし、謎に甘かったりもするし、薄味派の繊細な筆者には生き地獄なのですが、色々とチャレンジした結果、やっと納得出来る料理に巡り合いましたね。

『レモン・チキン』P152

と、言う訳でコチラが筆者お気に入りの『レモン・チキン』となります。

いや、料理的には”レチョン・マノック”(鶏の丸焼き)って名称ですが、コチラのショッピングモールのスーパーの入り口で売ってる店は、BBQ味とか3種類くらいのテイストがあり、一番ベーシック(一番安い奴)がレモン風味(レモングラス風味)なのです。

どうでしょう?

ってか、鶏の丸焼きが152ペソ(350円くらい)って良くないですか?

確かに「鶏の丸焼きって料理って呼べるのか?」みたいなのは筆者も思うのですが、それなりに下味を付けたり焼き方に工夫があったりするので、丸焼きも立派な料理のひとつだと思います。

んで。

フィリピン的には”レチョン”(丸焼き)って言うと豚の丸焼きなのですが、流石に豚は”お祝い事”でしか出番がなく、むしろ一般的に食されているのはコチラの丸鶏ってのがフィリピンらしいです。

一応はスペイン統治時代に伝わった料理らしいのですが、コレ系って欧米で言うと”ロティサリーチキン”そのままでして、まあ世界各国”丸焼き”ってジャンルは有るのかなと。

気になる味の方ですが……めっちゃ旨いで!

その美味しさの秘訣はやはり”じっくり焼く”ってのと、”骨付きのまま丸ごと焼く”みたいな感じでして、他にも下味のスパイスとかもありますが、ぶっちゃけ丸焼きにしてナンボの料理で御座います。

ま、今更の話ですけれども肉を焼く究極の方法は”骨付き”でして、実際に自分で焼くと分かるのですが、骨の付いた肉だと焼いた時に縮みにくいのです。

ちなみに「丸鶏とか食べにくくね?」みたいな意見が多いと思うのですが、筆者は猟師でもあるので丸ごと一頭とかでもなんら問題は無い可能性……あると思います。

と、言っても店で「チョップしてチョンマゲ!」って言うと適当にザックリ切ってくれるので、特にナイフとかなくても食べられちゃう感じですので安心して下さい。

じっくりと時間をかけて焼いているので、骨離れも良く丸鶏にしては大変食べやすくなっております。

ですので素手で肉をバリバリむしる感じで食べればOKですので、ホテルの部屋で1人で食べるならフォークやナイフも必要ありません。

また、何気に鶏肉1羽ってデカ盛り感がありますが、フィリピンでリーズナブルに売ってる様な奴はそこまで大きくないので、1人で1羽食べて丁度良い、もしくは若干足りないくらいのボリューム感で御座います。

そして!

そのまま食べても下味が付いているので美味しいのですが、この謎ソースを使うと10倍美味しくなるので試してどうぞ!

もっとも、これらソースは店によって独自の配合があると思われ、そこら辺が「美味しい店、美味しく無い店」の差である可能性もありますな。

ちなみに筆者、この店のレチョンは何度も食べているのですが、このソースの主成分がイマイチ掴めません……。

なんかスゲー深い味わいと言うか変化球もあるので、内臓もブレンドしてるんじゃないかなと思うのですが、とにかくマジ旨ですのでリスペクトです。

『レチョン・リエンポ』P190

こちらはレチョンと言っても丸焼きではなく、リブの部分だけを焼いた感じでしょうかね?

「YOU、リブとか食べたくない?」

みたいな感じで店員が推して来るし、なんか美味しそうだったのでオーダーしてみた次第です。

ここら辺、わりと英語は良く分からなくても知ってる単語と雰囲気だけで、なんとなく会話が成立すると言うか成立させるのがポイントでして、アグレッシブにムーブする心構えが大事で御座います。

ってか、豚バラ肉を焼いたモノですので、そりゃ美味しいに決まってるでしょうがって感じの『レチョン・リエンポ』ですが、マジに美味しいですね!

とりあえず”ディアブロ”って名前のストロングビールと、レチョン・マノック(左側)と合わせて、”悪魔の晩餐”を開催してみました。

しいて言うなら、丸鶏だと部位ごとに味が微妙に変わるので良いのですが、同じリブ肉ばかりを大量に食べていると飽きる可能性は否定出来ません。

とは言え、肉好きにとってはまさにカーニバルですので、ここは思う存分に肉を喰らい感じでよろしいかと存じます。

ま、値段も450円くらいですので迷ったら喰えが正解だと思いますね。

写真だとリブと言うかバラ肉ら辺ですので”脂”が気になるかもですが、実際には焼いている時に脂がかなり落ちているので、冷めても脂っぽいと言うかクドくないのはナイスです。

ちなみにソースはチキンと同じでしたが、このソースはハマる味ですので筆者的にはナイスですね!

無論、下味は付いているのでソース無しでも美味しいです。

とは言え、流石に豚バラ肉ばかりでは飽きるので、適度にチキンと交互に食べると良いと思います。

やっぱチキンの方が色々な部位が入っているので、どちらか一品を選べと言われたらチキンに軍配が上がりますかね?

リエンポも下の方にはカリッと焼けた部位も入っていて、微妙に食感が変わって来たりして。

味的にはそのまま食べても美味しいし、付属のソースもメチャ旨なので良いのですが、流石にボリュームあるので次回はスーパーで”マスタード”を買って合わせようと思った次第です。

『レモン・チキン』総評

日本だと”焼鳥”って文化があるので、そこまで丸鶏にコダワリは無いと思うのですが、やはりワールドワイドな視点で見ると丸鶏ってのが至高でして、特に東南アジアでは「鶏を喰っておけば間違いない!」みたいな感じですので、やはりレチョンも豚よりは鶏がベターかなと。

ま、今は東南アジアの国々も流通が良くなっているのでアレですが、チョイと前は豚肉とか牛肉(下手すりゃ水牛)は鮮度が悪く、逆に生きたままトラックで運んで店先で締める鶏肉の方が美味しいってパターンは少なくないです。

あと、東南アジアってクソ暑いので日本式のブロイラーだと鶏が暑さで普通に死ぬので、わりと地鶏的な何かも流通しているってのも美味しさに繋がっていると思います。

ここら辺、東南アジアの美味しい料理の多くが”鶏肉ベース”だったりするのも納得な感じでしょうかね?

あとは”海老”とかも東南アジアはハズレないので、東南アジアでは鶏肉とか海老系のメニューがベターだと思います。

確かにフツーの”丸焼き”ですので日本でも食べられる訳ですが、日本だと”ロティサリーチキン”って名称で売られていても2000円くらいはしちゃうので、ちょっとビールのツマミにオーダーするには覚悟がいる感じでして、だったら小分けにされた焼鳥に流れちゃうよね感は否めません。

ちなみにコチラの店で筆者は買った事がないのですが、やはりレチョン系を売る店でして、チェーン店なのでフィリピンでは良く見掛けます。

と、言う訳でぶっちゃけフィリピンにはオススメ出来る料理は無いのですが、この”レチョン”と言うか丸焼きシリーズはガチ旨ですので、是非みなさんも食べてみて下さい。