平塚市民が愛する地ラーメンと言えば『ラオシャン』である!
まあ、僕は平塚市民じゃないので良く分からないんですけど、多分に「ラオシャン=平塚」のイメージで合ってると思います。
とは言え、平塚には『老郷本店』(ラオシャン)と『花水ラオシャン本店』もあり、どっちが本店やねん感は否めないのですが、とりあえず今回紹介する厚木ってか本厚木の店は、どちらにせよ本店ではないので、気にしない方向で良いんじゃないでしょうか?
ちなみに歴史的には平塚駅前の『老郷本店』が一番古いらしいですよ?
『タンメン』430円
と、言う訳でコチラが平塚市民のソウルフード『タンメン』で御座います。まさに「湯麺」(タンメン)って感じの”ドシンプルさ”が凄い平塚感を醸し出していますね!
やや酸味のあるリーン(薄い)なスープに、酢やラー油で味を足して、どうこうするらしいです。
ま、筆者は薄味派なのでデフォルトのまま、これで十分美味しく頂けるのでノー・アレンジで食べます。
「ワカメを入れると旨さ倍増!」とか「月見タンメンこそ至高!」とか諸説ありますが、筆者的にはそこまで熱い思い入れは無いので、普通のタンメンで十分かなと思った次第。
麺はラーメンよりも”ひやむぎ”の方が近い、ほぼほぼ小麦でカンスイ感のない素朴な麺です。
ラーメンの麺としては一考の余地が有りますが、『ラオシャン』の『タンメン』であれば、この麺がベストバランスだと思います。
麺量はかなり多いので、あえて大盛りにしないで正解だったでしょうか?
具と呼べるものは”玉葱の微塵切りのみ!”と言う潔さで、まさにシンプルイズベストを地で行く『タンメン』でした。
『餃子』430円
それとなく『餃子』が美味しそうなのでオーダーしてみました。
嘘です。
多分、大盛りにしたら途中で飽きる自信があったので、替わりに餃子に逃げたと言っても過言ではありません。
結果、やたらとニラ&ニンニク感のある、なまらワイルドな餃子に満足で御座います。やや肉感は薄いものの、昨今ここまでパンチのある餃子は少ないので、逆に尊い存在だと思います。
『ラオシャン厚木』総評
「平塚に来たら絶対にラオシャン!」とまで、熱烈にアピールする程では無いと思うのですが、まあ他には名物料理も無いので、平塚に行ったら『ラオシャン』で良いと思います。
特筆すべきは、厚木店は朝の9時から営業している様なので、ちょい遅めの”朝ラー”がエンジョイ出来る店として覚えておくと、幸せになれると思います。
もっとも、ここは本厚木ですし、ラーメン的に考えると選択肢が多いので、純粋にラーメンとして評価すると、好き嫌いが分かれるのは否めないでしょうか?
筆者的は意外と料理は”薄味派”なので、この『タンメン』も平塚市民の味として受け入れられますが、万人向けの料理ではないと思うので、そこら辺を改めて己の好みに合うか否かを、今一度真剣に考えてから食べに行ったら良いと思います。
『ラオシャン厚木』@厚木
神奈川県厚木市 旭町3-2-5
営業時間 9:00~22:00
定休日 水曜日