ボリューム弁当ですよ!
と、言う訳で上げ底だの詐欺容器だので、さんざん叩かれている『セブンイレブン』でして、それにブチ切れた社長が送り込んで来た”ボリューム弁当”シリーズで御座います。
うん。
まあ、送り込んだと言うよりは、弁当開発チームがメッチャ怒られて、無理を言われた結果、ヤケクソになって作られたのがコレかな~って。
『ドライカレー&チキン南蛮』645円
って事で、どうでしょうかね~
お値段は”645.84円”でして、実質646円ですけれども。
ま、ネットと言うかSNSですと、このシリーズはめっちゃボリュームがあるって言われていますが、コンビニ弁当ツウの筆者に言わせて貰えば、それは”見た目”だけで御座います。
『セブンイレブン』夏の弁当改革で、やたらと厚みが無いと言うか、薄い弁当容器が増えたので、そこに従来の量の御飯を詰めたら、山盛りに見えるだけだぞ~って。
ですんで、この『ドライカレー&チキン南蛮』も、重さ的には491gでして、500g以下ですからね?
いざ実食!
整いました。
まあ、結構頑張ってドライカレーを詰め込んだ努力は、写真からも伝わるかなと。
多分、本当はもっとドライカレーも、薄く敷き詰める予定だったと思うのですが、社長の発言で炎上して以来、『セブンイレブン』はヤケクソ気味になってますからね~
と、言うかそもそも、コンビニの売上って弁当で左右される説ですんで、そこをあれだけ叩かれちゃったら、マジに『セブンイレブン』は大ピンチですからね?
うん。
だったら最初から、上げ底なんかやらなきゃ良かったのにって話ですけれども。
さてさて。
何気にコンビニ弁当で多い”チキン南蛮”ですけれども、その理由を知ってます?
別に購入者に宮崎県人が多いって訳ではなく、弁当で一番人気のオカズって”鶏の唐揚げ”なのですが、やはり鶏の唐揚げは大きさを統一するのが難しいので、大きさを調整しやすい”チキン南蛮”にしてる説。
いや、マジに今のコンビニ弁当って重さの管理が鬼なので、20gも違っちゃったら完全NG、許容範囲の目安は最大で10g程度の誤差かなと。
ここら辺、ちょいちょい弁当の重さを計っているので、筆者は知ってるけれども、多分に一般の方達はテキトーに盛り付けてると思ってますからね?
まあね~
そんな細かく具材とかの重さを計る手間を考えたら、多めに入れとけよって思うでしょうが、そこまでシビアにやって利益を出すのがコンビニ弁当ですんで、個人店の弁当屋とは訳が違うぞと。
そして!
基本はベルトコンベアでの流れ作業ですんで、このドライカレーだって重さを計る人が皿に一定量を盛り、その皿から弁当容器に盛り付ける人のコンビでやってると思われ、結構大変だぞと。
しかも!
このドライカレーの盛り付け具合からして、”しゃもじ”なんか使ってませんからね?
普通にニトリルゴムとかの手袋をして、手でガンガン盛り付けてると思われ、コンビニ弁当作りも大変だな~って。
って事で、気になる味の方ですが、あえて言おう!
「味は悪くないと!」
まあ、チキン南蛮は安定ですし、ドライカレーもコケる事はないテイストですんで、そりゃ不味くはならんだろって話ですけれども。
ご馳走様でした!
『ドライカレー&チキン南蛮』総評
と、言う訳でボリューム感がある風な『ドライカレー&チキン南蛮』で御座います。
とは言え、ほとんどオカズはチキン南蛮のみ、ドライカレーも肉は目視出来ないレベルですんで、弁当としてのコスパは悪いので、個人的には低評価だぞと。
ってか、チキン南蛮のみって感じで、かなり振り切った弁当なのに、それでも645円で500gの壁を超えられないのだから、まあコンビニ弁当って形だと、これが今の『セブンイレブン』の限界値とも言えるかなと。
って事で、全然オススメじゃないけれども、とりあえず気になる人は食べてみたら良いと思います。