新宿のディープゾーン『若月』
新宿駅の南ら辺に位置する”新宿思い出横丁”ですが、筆者的にはさして思い出はない感じで御座います。
で、そんな感じの筆者ですが『かめや』と『岐阜屋』、そして『若月』くらいは行っちゃう感じでしょうかね?
特に『若月』はラーメンの麺と言うか自家製麺が結構好きでして、個人的には『満来』や『らぁめんほりうち』よりも安いので、高評価で御座います。
『ラーメン並』480円
まず21世紀の新宿で手作りのラーメンが1杯480円な時点で神でして、まさに”新宿思い出横丁”最後の良心と言っても過言ではありません。
そして!
何気に麺は自家製麺でして、この自家製麺が秀逸な予感で御座います。
ちなみに『若月』の値段の秘密は自家製麺でして、麺を買っていたらこの値段では出せないらしいですよ?
気になるスープの方ですが、いわゆる昔懐かしい中華そばって感じのスープでして、昨今のラーメン専門店の様なスペシャル感はありませんが、これはこれでひとつの完成形だと思います。
逆に、このライトなスープは飲んだ後の締めに最適な1杯と思われ、そう言ったタイミングで利用する人が多いんじゃないでしょうか?
『焼そば並』400円
『若月』と言えばラーメンよりも『焼そば』が有名でして、ある意味”新宿思い出横丁”の名物ではなかろうか?
その味の秘密は謎の鉄板と自家製麺でして、色々とコダワリと言うか特徴がある感じでしょうか?
また、焼きそば自体も作り置きと言うか熟成と言うか、まとめて炒めて下味を付けた麺を、注文が入る度に小出しで野菜&ソースで新たに炒める感じでして、実に絶妙なランダム感がマニアの心を鷲掴みにしています。
鉄板にある謎の窪みはスープを(略
ま、ここら辺の細かい事は、実際に訪れた時のお楽しみって事でして、気になる人は食べに行ってみたらいいじゃない。
『餃子』380円
と、言う訳でラーメンと焼きそばを食べておけば問題ないのですが、個人的に餃子ラブですので『若月』の餃子も食べてみました。
ちなみに『若月』には『餃子ライス』(スープ付き580円)ってメニューもありまして、何気に餃子推しな一面も伺えます。
気になる味の方ですが結構パンチのある味わいながらも、餃子の皮が優しい感じでして、なかなか秀逸な餃子かなと思った次第です。
筆者、何故か焼きそばと合わせて食べたのですが、焼きそばのソース感に負けないしっかりした味付けで、ボリューム感も含めて「焼きそば&餃子」って選択肢の可能性を見いだす事が出来ました。
人はどうしても「ラーメン&餃子」と言う固定観念を捨てられませんが、今回食べた感じだと『若月』の場合、『餃子ライス』&『焼そば並』のセットで980円が、ある意味最強のコンボである可能性……あると思います。
ご馳走様でした!
『若月』総評
ちょいと前に親父さんが大火傷して店をしばらく休業すると聞いた時は、マジか!と思った筆者ですが、営業再開を再開してくれて感謝感激で御座います。
とにかく『若月』の替わりは存在せず唯一無二の存在ですので、気になる人は早めに食べに行った方が良いと思うんですよね。
特に自家製麺が美味しいので、そこら辺は必食かなと思います。
是非、みなさんも新宿でちょいと時間が空いた時には、こちらの『若月』を試してみて下さい。
『若月』@新宿思い出横丁
東京都新宿区西新宿1-2-7 思い出横丁
営業時間 11:00~翌1:00
定休日 日曜日