『大つけ麺博大感謝祭』@新宿の大久保公園
9月28日~11月1日、11:00~21:00まで
(10月4日、11日、18日、25日は15:00まで)
料金 1杯500円(食べ比べサイズ)
(セブンイレブンの前売り券なら480円)
『オマール海老とカラスミとアンコウのどぶ汁濃厚つけ麺』(500円)
とりあえず『大つけ麺博大感謝祭』のインフォメーションは一通り終わったので、いきなり実食する方向で、どうでしょう?
今回、全ての店が1杯500円で統一されていますが、この『福たけ』だけはマジで850円でもいいんじゃなかろうか?
豚骨と鶏ガラをベースにしながらも、オマール海老とアンコウを加え、独自の”どぶ汁濃厚つけ麺”を完成させています。
原価的に考えて500円だと無理くね?って感じですが、そこは店主のモチベーションでカバーしているらしいです。
若干、海老のクセと言うか苦みが出ている部分もありますが、それは材料ブレと思って欲しいですね。
オマール海老はスープのバランスを取るのが、もっとも難しい食材かなと思った次第でして、海老感を減らすかどうかの葛藤が伺えます。
とは言え、その濃厚な”どぶ汁”スタイルは唯一無二の存在ですので、恐らく開催3日目となる土曜日くらいからは、食材によるブレも克服して来ると筆者は予想します。
何せ海老って単体で食べても”ミソの部分が海老によって味が違う”のですから、それを大量に使って味を均一にする事の難しさは、想像以上の苦労があると思って頂きたいですね。
で、結局美味いの?不味いの?って話ですが、そこは流石に『福たけ』でして、超濃厚などぶ汁スープと麺の美味しさは健在で御座います。
ご馳走様でした!
『福たけ』 総評
若干、好き嫌いの分かれる味ですが、筆者的には『オマール海老とアンコウのどぶ汁濃厚つけ麺』は必食かなと思います。
恐らく、第一陣で一番スープに手間暇とコストをかけていると思われ、スタッフも含め、「なんで1杯500円なのに、このスープにしちゃったんだろう?」みたいな自問自答をしている可能性は否めませんが、やはり商売抜きにしてイベントに対する情熱、簡単には作れない最高のラーメンであえて挑戦するって姿勢は、リスペクトではないでしょうか?
いわゆる守りではなく攻めの1杯でして、まさに今回”業界”に大きな一石を投じた『大つけ麺博大感謝祭』らしい『福たけ』です。
と、言う訳で店主とスタッフの熱い想いが入った1杯ですので、是非みなさんも『オマール海老とカラスミとアンコウのどぶ汁濃厚つけ麺』を食べてみて下さい。