田舎に行ったら蕎麦食べるんじゃね?
それとなく長野県に出張する筆者でして、その時の”お楽しみ”と言えば美味しい蕎麦で御座います。
まあ、別に”うどん”でも良いのですが、やはり蕎麦粉の産地であれば蕎麦を食べた方が有り難みがあると言うか、正解なんじゃなかろうか?
と、言う訳で前回、帰り道で気になった店に来てみました。
行きは圏央道から関越、上信越自動車道と乗り継ぎますが、仕事も終わってのんびり戻るだけなら”清里ライン”を走って須玉インターから帰ればいいじゃない。
店内は激シブな感じでして古民家風と言うよりは、完全に古民家でしかない感じです。
ゆえに照明も暖色系でして、デジカメのホワイトバランスが面倒な予感ですが、この『忘れ路』の場合はこの色合いで良いんじゃないかと思います。
ま、本当は修正するのが面倒だっただけなんですけどね~
『八ヶ岳天然きのこそば』1400円
まず、表の看板にもあった『高原の山菜付ざるそば』(1300円)も非常に気になる存在ですが、雨の降る日だったのでなんとなくキノコな気分でした。
むしろ、山菜はちょっとした田舎に行けば食べられるし、なんなら鉄砲やってる山に行けば山菜も採れるし、何より筆者それほど山菜は好きじゃない可能性……あると思います。
逆に!
キノコも山に行けばありますが自分じゃ判別出来ないし、流石にキノコを採りに行く労力を考えたら1400円を払いたいと思います。
結果、こんな感じの『八ヶ岳天然きのこそば』でして期待通りのビジュアルじゃなかろうか?
ちなみに筆者、蕎麦に関してはシンプルな”もり蕎麦”こそ至高と考えていますが、もしも好きな蕎麦を選べと言われたら、やはりキノコ的な蕎麦を選びますね。
と、言う訳で八ヶ岳の天然キノコ様を頂けるこの喜び……プライスレスです。
ま、これらキノコを見て名前が出てこない時点で、言うほどキノコが好きなのかって話ですが、都会に住まう人はこんなもんだと思います。
蕎麦汁はしっかりした出汁に醤油はやや薄口、蕎麦の風味を殺さないあっさりした味付けです。
そして!
そこにキノコの美味しさが溶け出す事で、より完璧な『八ヶ岳天然きのこそば』となります。
個人的には、この組み合わせこそ蕎麦の美味しさ、キノコの美味しさを最大限に引き出していると思います。
ご馳走様でした!
『忘れ路』総評
この店も何も調べず飛び込みで入ったのですが、筆者の予想通りの美味しい”キノコ蕎麦”を食べさせてくれました。
食べ物の値段には敏感な筆者ですが、天然のキノコは高いって事くらいは理解しているので、1400円と言う値段も納得で御座います。
ここら辺、出す時は出すって言うか単純に値段だけで判断せず、素材、作り方などの手間、それらを総合してコスパを語るべきだと思うんですよね。
と、言う訳で個人的に大満足だった『八ヶ岳天然きのこそば』でして、是非みなさんも食べてみて下さい。
『忘れ路』@清里
山梨県北杜市高根町 清里3545-1592
営業時間 10:30~19:00
定休日 木曜日