カフェアルル『インドオムラ』における寸止めの美学を考察する@新宿三番街

カフェアルル『インドオムラ』における寸止めの美学を考察する@新宿三番街

新宿三番街の喫茶店『カフェアルル』

新宿三番街って書くと新宿駅ら辺をイメージしますが、何気に歩くとシンドイ距離感にあり、それゆえ観光客が滅多に来ない平穏なストリートで御座います。

むしろ、ここまで新宿感の薄いストリートは、他には無いんじゃなかろうか?

んで。

ここら辺だと『レストランいづみ』とか、ちょっと先の『キッチンサバナ』がチョイ有名ですが、コチラの『カフェアルル』もいい感じの喫茶店でして、ランチタイムはちょいちょい混んでいる模様。

パート2となってますが、恐らくココが本店ですかね?

とは言え、とりあえず『キッチンサバナ』から『レストランいづみ』を連食中ですので、ここは華麗にスルーしようと思ったのですが、あえて言おう!

「インドオムラだと?」

このまま確かめずに家に帰ると、”インドオムラ”みたいなパワーワードが気になって眠れないし、インド案件は積極的に取り組もうと思うので迷わずインしてみました。

店内……アジアンな雰囲気と言うか謎な空間が広がっていますが、個人的には昔のアイドル写真集が沢山置いてある点を評価したいと思います。

幻の写真集”サンタフェ”とか、そっち世代なら気になるんじゃなかろうか?

『インドオムラ』820円

と、言う訳でコチラが『インドオムラ』となります。

知ってた。

多分、こんな感じであろうとは思ってた。

でも、あえて”インドオムラ”で寸止めする意味を確かめたくってオーダーした結果、多分に寸止めしてた意味は特に無いって事を実感した次第です。

とりあえずドライカレー的なオムライスで、インドオムライスを略してインドオムラですかね?

ま、筆者はオムライスも好きですし、カレーもドライカレーも好きなので、この『インドオムラ』も全面的に受け入れるだけのキャパシティーはあるはずですが、何か煮え切らないこの気持ち刹那で御座います。

気になる味の方ですが、いわゆるドライカレーに卵でして、しいて言うならドライカレーにピーマンが入っているので、ピーマンが嫌いな人的にはNGかもですね。

筆者的には普通に美味しく頂けたし、食後のブッ濃いコーヒーも美味しかったので、なんだかんだと高評価で御座います。

ご馳走さまでした!

『カフェアルル』総評

とりあえず”寸止めの美学”を突き詰めた結果の『インドオムラ』でして、これがインドオムライスだったら100%入らなかったと思います。

また、インドオムだとオムレツの可能性もあるので、ギリギリの線で『インドオムラ』になった可能性は濃厚ですね。

同時にカレーオムラだと夢も希望もなくなってしまうので、あえて神秘的な響きもあるインドを枕にしたのかなと。

そう言った所まで考察すると、いかに『インドオムラ』と言うネーミングが深いのかを改めて思い知る次第でして、なかなかイイ感じの商品名であると褒めておきたいと思います。

ま、こうして答えが出てしまった今、どんだけ『インドオムラ』を食べてみたい人が居るかは謎ですが、とりあえずピーマンが嫌いでなければイケると思うので、是非みなさんも新宿駅からクソ遠い”三番街”にある、『カフェアルル』に訪れてみて下さい。

『カフェアルル』@新宿

東京都新宿区新宿5-10-8

営業時間 11:30~22:00

定休日 日曜日、正月

『カフェアルル』Googleマップで表示

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