『純喫茶ミロ』@御茶ノ水
東京都千代田区 神田駿河台2-4-6
営業時間 11:00~17:00
定休日 日曜祝日
御茶ノ水の老舗『純喫茶ミロ』が凄い……のか?
秋葉原も神田も掘り尽くしたので、なんとなく御茶ノ水駅周辺を探検している筆者ですが、いきなりラスボス級のキャラが出て来た予感で御座います。
この、限りなく自由な感じ……。フリーダムにも程があるんじゃないでしょうか?
それを普通に受け入れる御茶ノ水の人達……。
ちなみに営業時間は11時くらいからに変更されています。
看板も非常に気合いが入った感じでして、『純喫茶ミロ』の歴史を物語っている予感ですね。
このクソ狭い通路の途中にある訳ですが、何気にクッソ狭い通路のわりには人通りが多く何故か交通の要になっています。
営業中ランプの味わい深さ……。
商品ディスプレイも自由な感じです。
そして、古い店特有の入りにくいオーラと、謎のプレッシャー感……RPGなら確実に中ボス戦ですね。
店内は小綺麗でして、特にコレと言ってボスキャラは見当たりません。
いや、店のオカンが最大のボスキャラである事は間違いないんですけどね。
『ナポリタンセット』(ランチタイム1100円)
喫茶店ならナポリタンかサンドイッチと決めているのですが、ちょっと『ミラネーズ』とか気になる感じでしょうか?
とは言え、まずはナポリタンを食べてからでないと、次のステージに進めないと思うので、ここはセオリー通りにナポリタンを食べましょう。
とりあえず……チーズを溶かしたいオレが居る感じですね。
まあ、それ以前にピザ用のミックスチーズとパルメザンチーズでは、全然違うのですがって話ですが、これが『純喫茶ミロ』の流儀だと思うので、そこはスルーする方向で!
フルーツ感は高いですね。
サラダ感もポティトゥサラダがあるので良いと思います。
気になるナポリタンの味ですが、特別な美味しさはありませんが、普通に喫茶店のナポリタン感でして、量もそこそこあるので問題ないです。
アイスコーヒーは美味しいと思います。
『純喫茶ミロ』 総評
確かに純喫茶として昭和テイストを保ちつつ、いい味わいではあるのですが、オカンがずっとバイトに説教してるのがBGMとか、勘弁して頂きたいと思った次第です。
まあ、これが筆者が居た時だけなら、わざわざ書く必要はないかもですが、これが『純喫茶ミロ』の日常らしいので、そこら辺でイラっと来る人には向いていないと思います。
憩いの場所であるべき喫茶店で、意味不明な説教を小一時間聞かされて金払うとか、一般的には有り得ないでしょう。
昔からの常連であれば、「ああ、またか。」くらいでしょうが、普通の人なら二度と来ないと思います。
あと、メニュー全般割高感が芽生えるので、ただ歴史があるとか古いだけなら、千代田区には他にナンボでも選択肢があるので、この『純喫茶ミロ』に特別な思い入れでも無い限りはオススメしにくい可能性は否めません。
ナポリタンのセットも12時から13時の1時間を逃したら1300円ですからね。バブル絶頂期の最高値のまま21世紀に来ちゃった感じです。
と、言う訳で純喫茶の旅的には外せない『純喫茶ミロ』ですが、再訪したいかって言われると微妙ですが、逆に一回くらいなら行って良かったと思えるので、是非みなさんも一回くらい行ってみて下さい。