『松屋』がタイ料理ですと?
まあ、ちょっと前に『シュクメルリ鍋』定食みたいなのを出していたのですが、今度はしれっとタイ料理の『マッサマンカレー』を販売した模様……
ん~……正直に言えば”マッサマンカレー”ってどこぞのメディアが「世界一美味しい料理」として紹介し、そこそこブレイクしたかもですが、あえて言おう!
「世界一美味しいカレーって訳ではないと!」
そもそも、この料理を世界一美味しい料理として紹介した人、多分に言うほど「カレーを食べていないんじゃないのか?」説が濃厚でして、そんな人が言う美味しいカレーとやらが世界一ってのを、信じる方がどうかしてるぜって思うんですよね~
よしんばインド人が「マッサマンカレーは世界一美味しい料理だ!」と言うのであれば、まあそうなのかな~って説得力も生まれるのですが、多分にインド人の大半はマッサマンカレーを世界一美味しいカレーとは思っていないし、認めていないでしょうから、インド人の人口を考慮すると世界的に見ても「マッサマンカレーは世界一美味しい料理ではない」と思うのですが?
更に言うと、ちょいと前の”シュクメルリ”も「世界一にんにくを美味しく食べるためのジョージア料理」として売り出していたりして、とりあえず世界一って言っとけみたいな狼少年的PR戦略は如何なモノかと存じます。
『マッサマンカレー大盛り』730円
こんな感じで、どうでしょう?
大盛りも同一料金との事なので、そこは意識高いデブとしては大盛り1択で御座います。
まあ、わりと『松屋』って特盛りと大盛りがアバウトな時もあるので、ちょっとしたガチャ要素があるかもですが、今回はちゃんと大盛りになってるかなと。
ん~……なかなか良さそうじゃない?
筆者、何気にタイには出張で何ヶ月も滞在してたので、マッサマンカレーも食べてみた事はあるのですが、まあまあソレっぽい雰囲気が漂っていますね~
って事で、一応は『松屋』のPR文を引用しておきましょう!
松屋世界紀行!タイ料理♪
濃厚なココナッツミルクのコクとにスパイスが香る世界一美味しい料理!
“カレーにこだわる”松屋から、待望の新登場
松屋にて、2021年2月2日(火)より、世界一おいしい料理と言われるタイ王国の「マッサマンカレー」を発売いたします。
濃厚なココナッツミルクのコクと数種類のスパイスが香り立つカレーソースに、鉄板でジューシーに焼き上げた鶏もも肉と北海道産のじゃがいもをプラスしたゴロゴロ感たっぷりの新作カレーです。
スパイシーな味わいは寒さ増す季節にも心が躍ります。
また、テイクアウト可能で皆様のおうち時間を彩ります。
松屋カレー界に新たな風を呼び起こす「マッサマンカレー」、是非お召し上がりください。
との事。
って事で、超ザックリ大雑把に読んでみると、まあココナッツミルクを使ったカレーかな~って。
そもそも「松屋の鶏肉メニューにハズレなし!」って格言もあるくらいですし、それなり『松屋』のカレーって定評があるので不安はないぞと。
逆に「松屋の牛肉メニューはハズレしか(略」でして、牛丼屋なのに牛肉使わせたらロクなもんじゃねぇとか、どういう企業なんでしょうかね~
って事で、気になる味の方ですが、あえて言おう!
「とりあえずカレー的には美味しいですと!」
言うほどスパイシーではないものの、それなりの辛さとココナッツミルク的なコクがあるので、カレーとしては美味しいのかな~って。
もっとも筆者がタイで食べたマッサマンカレーと違い、ほとんどナッツ感と言うかピーナツ的な要素を感じなかったので、マッサマンカレーとしては微妙。
ま、実際にガチのマッサマンカレーをタイで食べた事がある人って少数ですんで、そこら辺の違いが分かる人ってメチャ少ないでしょうし、だったら日本人向けにウケそうな味にチューニングした方が売れるかもなので、まあこんな感じかなと。
鶏肉も結構入っているんで、なんだかんだとカレー的には有りかなと思います。
ご馳走さまでした!
『マッサマンカレー』総評
って事で、ガチにタイの味なのかっちゅうたら、ソコは流石に違うと言えますが、日本人が食べるカレーとして有りか無しかっちゅうたら、まあワンチャンあるかなと。
ちなみにマッサマンカレーってタイの南部の方が発祥らしいのですが、一応は観光客向けでマッサマンカレーを提供している店もバンコクにあるものの、ぶっちゃけタイ人はグリーンカレー1択でして、その時点で世界一では(略
そんな感じの『松屋』の『マッサマンカレー』ですが、とりあえず日本人向けにチューンされていて、それなりカレー的には美味しいと思うので、気になる人はワンチャン食べてみて下さい。