秋葉原『喫茶タニマ』でナポリタンとか昭和じゃね?みたいな?

秋葉原『喫茶タニマ』でナポリタンとか昭和じゃね?みたいな?

いつも気になるあのお店!『喫茶タニマ』とは?

『かんだ食堂』の前を通ると、いつも気になる『喫茶タニマ』で御座います。

若干、2階にあるので店内の様子を知る事が出来ず、「まあ、次でいいかな?」みたいな感じでスルーしていたのですが、今回は強い意志を持って『喫茶タニマ』に訪れてみました。

店内、バリバリに喫煙可でしてそれなり煙草の煙もありますが、筆者は父『ショートホープ』、母『セブンスター』みたいな煙草エリートの家庭で育ったので、どうと言う事はありません。

ちなみに婆ちゃんは『わかば』、爺ちゃんは『エコー』を吸っていた事も報告しておきましょう。この様な家庭で育った兄弟は、共に煙草を吸わなくなる可能性……あると思います。

まあ、煙草が苦手な人も、もうじき条例が変わって煙草の煙で悩まされる事は無くなると思うので、積極的に『喫茶タニマ』を利用する方向でどうでしょう?

ちなみに店内、昭和初期の純喫茶そのままな空間が残っているので、ソッチ方面が好きな人には堪らないと思います。

『ナポリタン』700円

と、言う訳で喫茶店では定番となるナポリタンを食べてみました。

さりげなく『ホイコーロー』(730円)みたいな中華メニューが、しれっと入っているので気になったのですが、やはりナポリタンの方がベーシックだと思うので、ここはナポリタン推しで、どうでしょう?

今でこそカフェと言えばパンケーキとかが幅を利かせていますが、昔は喫茶店と言えばナポリタンでして、微妙に店ごとに個性があるメニューなので、積極的にナポリタンを狙うのは正解だと思います。

そして!

この『喫茶タニマ』にはデフォルトで黒胡椒がかけられていて、これまた個性的かなと思います。

構成としては”ハム、ピーマン、タマネギ”とベーシックスタンダードな布陣ですが、ハムもピーマンも少な目ですので、ほぼタマネギをエンジョイする感じでしょうか?

タマネギは比較的チョイ炒めって感じで、微妙に歯応えの残る仕様ですが、これが『喫茶タニマ』の伝統なのか、調理がブレたのかは謎で御座います。

特筆すべきは、専用のフォークでしょうか?

スパゲティーを巻いた時に落ちない様な感じになっていて、21世紀の今となっては昔懐かしいを通りこして、逆に新しい予感です。

「パスタに味噌汁ってどうなの?」って可能性はありますが、逆にナポリタンに味噌汁はしっくり来る可能性……あると思います。

食事をするとコーヒーがプラス100円で飲めるので、アイスコーヒーを頂きました。

ご馳走様です!

『喫茶タニマ』総評

40年以上続く『喫茶タニマ』でして、秋葉原のアングラ時代を支えた名店である事は間違いありません。

この様な名店達も後継者問題で、東京オリンピック辺りを境に多くの店が廃業すると思うので、一刻も早く訪れてみて欲しいと思います。

ぶっちゃけ、チェーン店なんか潰れた所で看板を変えたり、似た様な店が入るだけですが、これら老舗の純喫茶や洋食屋さんなどの個人店は、無くなったらそれまでなので、行ける時に行っておくべきではないでしょうか?

是非、みなさんも『喫茶タニマ』で美味しいナポリタンを食べてみて下さい。

『喫茶タニマ』@秋葉原

東京都千代田区 外神田4-4-9

営業時間 11:30~20:00

定休日 謎

『喫茶タニマ』Googleマップで表示

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