圧倒的に新庄市!
と、言う訳で山形県の酒田市に別れを告げ、再び電車でコツコツと移動で御座います。
まあね~
本当はもう1泊くらいしたかったし、ラーメン的にもまだまだ回れていないのですが、最終目的地で肉体労働が待っているので、最終日は変更不可で御座います。
ん~……やってる事は機械の体を手に入れる為に電車で旅する少年みたいな感じなのですが、思ってた電車の旅とは全然違うな~って。
とは言え、しっかり酒田市での目的も果たしたし、新潟県の名物も大体食べて来ているので、ミッションコンプリート率は高めかなと。
って事で、本日は山形県新庄市に移動しての『一茶庵』で御座います。
え~、コチラの『一茶庵』は大正4年の創業でして、ガチな老舗で御座います。
ま、もともとは蕎麦とか料亭的な感じっぽいのですが、今はわりとラーメンが有名かも?
しかし!
酒田市で『頭定食』を食べてから来たので、地味に営業時間が終わっていて、筆者にはノーチャンスで御座います……
ん~……途中で電車が無くて、バスとかで移動せざるを得なかったのも敗因ですけれども。
(工事による不通区間有りだったので)
だが、しかし!
この『一茶庵』には歩いて行ける距離感のトコロに、地味に支店もあるので、そちらに行けば良いじゃない?
ん~……支店の方も渋い感じは雰囲気でして、こういうのも込みで素敵かなと。
最近のラーメンが情報を食べるって事なら、個人的にはこの『一茶庵 支店』みたいな店で、歴史を食べたい俺がいる。
『一茶庵 支店』のメニュー
って事で、メニューの方はこんな感じで御座います。
わりと渋い感じの『一茶庵 支店』ですが、地味に『カレー中華』(800円)みたいな、冒険心溢れるメニューもあったりするのは意外かな?
ちなみにコッチでは珍しいかもな『冷たいラーメン』(800円)みたいなのは、山形県的には標準装備ですので覚えておきましょう!
ん~……店内の方も落ち着きますね~
基本、旅行言うても食べてばかりな予感と言うか、そもそも旅行ではなくビジネス的な出張なのでアレですけれども、なんだかんだとこんな感じの店も回っているので、ちょっとした旅行気分もあったりなかったり?
『ぬるまもつラーメン』750円
こんな感じで、どうでしょう?
ん~……この1杯の為に新庄市まで来てる説もあるので、筆者的には感無量なのですが伝わりますかね、この想い?
確かに最新のラーメンってのも美味しいかもですが、個人的にはこういう渋い感じの”歴史あるラーメン”を食べたいかもですね~
って事で、一応は『ぬるまもつラーメン』について解説しておきます?
この新庄市ら辺って地味に”もつラーメン”的な、鶏の内蔵を使ったラーメンがメジャーでして、この『一茶庵 支店』にも3種類のモツ的なラーメンがあり、通常のホットな感じの『もつラーメン』、スープはアツアツで麺だけ水で締めた『ぬるまもつラーメン』、スープの方も冷たい『冷もつラーメン』の3本立てとなっている模様。
そんな感じで、ラーメンに入っている肉っぽい何かは、いわゆる鶏のモツで御座います。
って事で、気になる味の方ですが、あえて言おう!
「これは好きな味であると!」
モツならではの滋味深いテイスト、完成されたスープとの相性も抜群でして、鶏モツを使うってのは有りだなと思った次第。
ん~……やはり山形県、ラーメンのレベルは高いかもでして、あまりコッチでは知られていないかもですが、何気に名店揃いな気がして来ましたよ?
麺の方も独特な感じでして、あまりカンスイ感の無い、なんか”うどん”とか冷や麦っぽい感じですが、逆に言うと『飯田商店』みたいな雰囲気とも言えるので、一周回って最新の麺なんじゃないか説。
ご馳走様でした!
『ぬるまもつラーメン』総評
と、言う訳で食べて良かった『ぬるまもつラーメン』でして、コレは新庄市に来たら必食かなと思った次第。
うん。
まあ、流石にラーメン好きでも相模原から、新庄市まで遠征する人が居るのかは謎ですけれども。
とは言え、やはり『一茶庵 支店』みたいな歴史あるラーメン、まさに新庄市民の文化と呼べるラーメンですので、本当はこういうラーメンこそ、もっと評価されるべきだと思います。
って事で、まあ”青春18きっぷ”とか使って、一週間くらいグルリと東北を巡る旅も一興だと思うので、是非みなさんも『一茶庵 支店』の『ぬるまもつラーメン』を食べてみて下さい。
『一茶庵(いっさあん)支店』営業時間
山形県新庄市鉄砲町10-3
営業時間 11:00~14:30 16:00~18:00
定休日 月曜日