『煌龍軒』元バイトAKBが経営するラーメン屋さんに行ってみた@相模原

相模原
相模原ラーメン&つけ麺
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元アイドルがラーメン屋ですと?

一応、町田と相模原の新店に関しては積極的に書いてく感じの当サイト、当然コチラの『煌龍軒』も開幕から攻めるパターンで御座います。

ちなみに『煌龍軒』は『麺匠 八雲』の流れを汲むラーメン屋さんでして、Twitterの情報によると『麺匠 八雲』の味が少しだけ安く食べられるそうな。

「味は同じなんかい!」

みたいなツッコミは多かれ少なかれあると思うのですが、値段が高くなるならディスり案件ですが、安くなる分にはラッキーでしかないので、筆者的にはノープロブレムです。

ま、なんか”煌龍軒総本家『麺匠 八雲』”みたいな肩書きもあるので、恐らくは『麺匠 八雲』のセカンドブランドが『煌龍軒』って事でFAかなと。

ですので開幕はほぼ同じメニューと言うかラーメンだと思うのですが、スタッフの方が馴れて来て余裕が出たらオリジナルも出ると予想されるので、そこは気長に待ってみたらいいじゃない。

ちなみに『煌龍軒』は『麺匠 八雲』と同じオーナー、すなわち元”バイトAKB”のアイドル、つまり”梅沢愛優香”さんが一週間くらい相模原店で働いているって事でして、そこら辺での話題性も皆無では無い可能性……あると思います!

店内、カウンター席と2名掛けテーブルって構成ですが、他に(略

『味噌ラーメン』750円

こんな感じで、どうでしょうか?

なんか”味噌、塩、醤油”の三種類があるっぽいのですが、なんらエビデンスは無いもののスープ自体は一種類と判断、となると店的にイチオシっぽい味噌が正解かなと思った次第です。

ちなみにモヤシは都度調理なものの、そこまで深く炒めないので賛否が分かれるかもですが、個人的にはこのくらいでも良いかな~って。

ほほう。

なかなかオイリーに見えますが、味噌ラーメンですのでこのくらいのラード層?があっても正解ですし、札幌ラーメン的にはコレなんじゃなかろうか?

一応、店のコンセプトとしては”昔懐かしい感じのラーメン”って事らしいので、そこら辺の思いがナルトにあるのかなと。

ま、ナルト好きな筆者的には歓迎で御座います。

さて。

色々と思う所はあるのですが、ラーメンとしての味を伝えるのが先決と思われますので、そこら辺は切り離して評価しますと、なかなか良い感じの味噌ラーメンって感じでして、味噌ダレの仕上がりも良好だと思います。

チャーシューの方は低温調理された豚肉、いわゆる肩ロースだと思いますが、この味ならチャーシュー麺も選択肢として有りかなと。

麺の方は『煌龍軒』の自家製麺との事でして、要するに『麺匠 八雲』と同じなんでしょうかね?

『麺匠 八雲』で食べた事が無いのでなんとも言えませんが、このスープにマッチする中太麺はなかなか良いと思います。

ご馳走さまでした!

『味噌ラーメン』総評

さてさて。

このまま終わるなら、なかなか高評価に思える『煌龍軒』ですが、現時点で色々と問題が超超超山積みなのは否めないので、そこら辺を整理したいと思います。

ま、オープン初日ですのでオペレーションが不慣れなのは当たり前、ですので最初から最高の状態で営業しろとは言いませんが、流石に本日はグダグダ過ぎた感じでして、やはり平日プレオープンにしてスタッフを調理工程を慣れさせるのは大事かなと。

ここら辺、経営者としては1日でも早く営業したいでしょうし、なんなら人が集まる土日オープンは絶対と考えたのかもですが、結果としては逆効果だったんじゃなかろうか?

まず、店内のレイアウトと言うか厨房が狭すぎて、ラーメンを作るスタッフの動線がメチャメチャで御座います。

様々な飲食店を見て来た筆者の目線で見た限りでは、働く人が頑張ったら解決出来る感じではなく、もはや完全に設計ミスってレベルでして、オープン初日でリズムも出来ていない為、完全に破綻してた可能性……あると思います。

ゆえに2ロット目の筆者のラーメンが出て来たのは入店してから50分後……コレは流石にダメとしか言い様がない。

何せ丼にスープ(タレでは無くスープ)を入れてから麺が入るまでに5分とか10分レベルの時間が経過し、そこからモヤシが乗るまでに数分経ち、最後の盛り付けで更に時間が経っているので、すでにラーメンが提供された時点で”美味しさのピーク”をとっくに過ぎてしまっているのは否めません。

厨房レイアウトが悪いのとスタッフが馴れてない為とは言え、こんな状態で良く営(略

ま、よしんば筆者は生来のキャットタンですので「こんな温いスープが飲めるか!」みたいな女将案件には発展しませんが、ラーメンのタレならともかく、スープを丼に入れてから3分以内に提供出来ない店はダメかなと。

別に1秒でも早くマッハでやれとは言いませんが、やはり美味しいラーメン店はそこら辺も重要視していて、丼を温めてからタレ、麺が上がるタイミングでスープ、速攻で湯切って麺を入れ麺を整え、マッハでトッピングして「どうぞ!」って感じですので、今日の超グダグダな感じ、ってか、「なんなら俺が作った方が3倍速いわ!」みたいなレベルでは、とてもラーメンとして採点出来る段階に至ってないと思います。

さらに!

ここら辺は働く人が云々と言うか、完全に店舗レイアウトの設計ミスなのですが、換気扇の能力が足りてないのか、それとも中華鍋のコンロの上に換気扇が無いのかは謎ですが、モヤシを炒める度に店内に物凄い煙が充満してしまうのは完全にNGで御座います。

実際、外から入って来たお客さんが「大丈夫ですか?」って心配するレベルですし、もしも夏場で入り口のドアを閉めてたなら店内にいる全員が三途の川の向こうに旅立つと思われ、これは今すぐ再工事が必要かな~って。

いや、なんか面白がって大袈裟に書いてると思われると困るのですが、今回はガチに冗談抜きでシリアスに換気が全然なってねぇので、現状ですとスーツ着てる人とか呼吸器官が弱い人は入店すら無理だと思いますね。

しかも!

エアコンが店の奥から入り口側に向いているので、コンロから出た煙の大半が客席側に流れています……。

ここら辺も前日、前々日にオペレーショントレーニングをすれば予知出来た事象なのですが、前日まで工事してて”ぶっつけ本番”っぽいので気が付かなかったのかもですね。

普通、オープンする前には味を見る為に実際に調理したりオペトレするし、初日から数日間は「スタッフが不慣れな為に提供が遅れてゴメンネゴメンネー!」みたいな感じで”オープン感謝価格”みたいなのを展開する訳ですが、まったくのぶっつけ本番で正規料金で結果がコレとかリピーターを全滅させる作戦なんでしょうか?

ん~……コレは流石に現状ですとラーメンの味云々以前に、飲食店としてリコメンド出来る感じではなく、一刻も早い改善が望まれる案件だと思います。

ってか、そういうのって絶対にラーメン食べ歩いているであろうオーナーなら分かっていると思うし、ぶっちゃけ今日イチで悔しい思いをしたのは当人だと思うので責める気は無いのですが、工事が遅れたとかそういう理由は金を払って食べる側にはまったく関係ない事ですので、責任者ならオープン延期等も含めて、考える余地もあったのかな~って。

と、言う訳でラーメンの味的には……まあ、最終的にはどうにかなる日が来るかもですが、この煙問題は換気扇を増設しないと100%解決出来ないので、どうするんでしょうかね?

そんな感じで……まあ『煌龍軒』に行くなら換気扇の工事が終わってからでも遅くはないとは思うものの、恐らく店主と言うかオーナーは一週間くらいしか店に立たないと思うので、そこら辺でどっちを重視するかを考慮して、行くか行かないか決断したら良いんじゃないでしょうか?

追記

以前、オーナーの人に「相模原店もラーメンのスープを炊いているのですか?」と質問した所、「スープについては各店舗毎に朝8時から仕込みをして炊いております。カエシについては私の専用キッチンにて作っております。」と本人から回答を頂いたのですが、実際にはどうなんでしょうかね?

ラーメン屋さんって45リットルのゴミ箱ひとつで足りるのでしょうか?

勿論、店がそう言い張るなら「世界一ゴミの少ないラーメン屋さん」って事なのでしょうが、同業者や飲食関係の人から見れば”お察し”で御座います。

まあ、店の言い分を信じるかどうかは人それぞれですが、もしもスープを炊いていないのに「毎日ちゃんと炊いている」と言ったのなら、それはラーメンを食べに来る人を裏切る行為でしかなく、ラーメン屋として最低だと思うのですが、どうでしょうか?

『煌龍軒』(きりゅうけん)【閉店】

神奈川県相模原市中央区相模原4-6-6

営業時間 11:00~15:00 17:00~23:00

定休日 月曜日

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