『淵野辺大勝軒』と『鹿沼台大勝軒』
そもそもが日本にどんだけの数の『大勝軒』があるのかって話ですが、調べるのは面倒なので却下しますし、さして知る必要はない案件かと存じます。
しかし!
なんと淵野辺駅周辺には『大勝軒』を名乗る店が2軒あり、古くから地元民を混乱させています。
と、言う訳で地元の人達は勝手に『淵野辺大勝軒』と『鹿沼台大勝軒』と呼ぶ事で”大勝軒違い”を防ぐ自衛策をとっているのです。
なので相模原市や町田市でラーメンの話をする時に「〇〇大勝軒」と地名を頭に付けない輩は駄目人間扱いされるので注意が必要です。
ちなみに『鹿沼台大勝軒』は休業したり営業したり長期休業宣言したりしなかったりと、地元民ですら入店出来るのはレアなので、遠方から訪れるのはオススメ出来ません。
素直に『淵野辺大勝軒』を選びましょう。
『らーめん 大盛』(780円)
基本、この『淵野辺大勝軒』は麺が多いので、御年配の方達は『らーめん 少なめ』(680円)をオーダーします。少なめで他店のラーメン普通盛りくらいあるので、安易な気持ちで大盛りにするのは危険です。
さらに『淵野辺大勝軒』はチャーシュー麺かと見間違うほどにチャーシューが入るので、かなりのボリュームがあります。
さて、ここで問題です。どの写真がチャーシュー麺の写真でしょうか?(答えは筆者も分かりませんw)
確かチャーシュー麺には”肩ロース”も入っていた様な気がします。
オヤジさんが作る時は”肉増し気味”なので、ますますチャーシュー麺と区別出来ません。
ここまで見れば分かると思うので言う必要は無いのですが、あえて言おう!
「あえてチャーシュー麺を頼む必要はない!」(むしろネギ増し推奨)
味の傾向としては複数の煮干しを合わせたスープで、要するに『永福町大勝軒』の流れと思って頂ければ幸いです。
割とヘビーなラーメンが多い相模原において、御年配の方達からも高い評価を得ている『淵野辺大勝軒』は、休日ともなると行列の出来る淵野辺の人気店です。
『冷し中華』(1080円)
淵野辺の夏を語るなら『淵野辺大勝軒』の『冷し中華』を忘れる事は出来ません。むしろ、
「淵野辺の夏は『淵野辺大勝軒』の『冷し中華』で始まり『冷し中華』と共に終わる」
と言っても過言ではありません。
自家製スープの『冷し中華』は酸味は抑え気味で、子供にも優しい仕様になっております。
お値段もそこそこしますが、お値段以上の『ニトリ』【PR】みたいな満足感、もしくは具材感があるので割高感は皆無です。
ちなみに『淵野辺大勝軒』でも『冷し中華』を作れる人は限られるので、いつも食べられる訳では無い事も付け加えておきましょう。
『淵野辺大勝軒』営業時間
神奈川県相模原市中央区淵野辺2-6-24
営業時間 11:00~20:30くらい
定休日 火曜日&水曜日