『飯田商店』のラーメンがより美味しく進化していた件@らぁ麺屋飯田商店

『飯田商店』のラーメンがより美味しく進化していた件@らぁ麺屋飯田商店

神奈川県で話題の『らぁ麺屋 飯田商店』

湯河原と言う微妙な立地にありながら、常に鬼の行列を作り続けるラーメン屋さんでして、筆者もオープンしたばかりの頃に行きました。

当時はそうでも無かったのですが、あれよあれよと言う間に人気の行列店になり、現在では平日でも20人待ちはザラで御座います。

ゆえに、”ノー・モア・行列”を信条とする筆者はスルーする日々でしたが、サイトも作った事だし超久し振りに行ってみた次第です。

ちなみに『らぁ麺屋 飯田商店』は食券を買ってから並ぶシステムですので、よろしくお願いします。

『醤油らぁ麺』850円

久し振りに訪れたので当たり前と言えば当たり前ですが……筆者の好きなワンタン麺となる『わんたん入り醤油らぁ麺』は1100円になっていたので、スルーしてみました。

と、言う訳でベーシックな『醤油らぁ麺』で御座います。

まさに完成されたビジュアルと呼ぶべきでして、流石は『らぁ麺屋 飯田商店』ってところですね!

チャーシューは鶏と豚の二種、どちらも文句無しの出来映えです。

特筆すべきは、やはりスープの完成度でしょうか?

昔、筆者が訪れた頃とは比べものにならない美味しさでして、恐らく清湯系鶏ベースのスープでは神奈川県で一番かも知れません。

まさに”芳醇”と呼べる濃厚なスープは100点だと思います。

気になる自家製麺の方ですが、材料は作り方もコダワリがあり美味しいとは思いますが、いわゆるラーメンらしい麺って方向性ではないので、好みが分かれるかも知れません。

もっとも「ラーメンらしい麺」の定義がある訳ではないし、あくまで筆者の好みの問題でして、麺としての完成度の高さは認める所で御座います。

ご馳走様でした!

『らぁ麺屋 飯田商店』総評

店の外観こそ昔と同じ感じですが、店内はリニューアルして全然別の店になっていました。厨房機器も最新の物になっているし、席数も増えて快適になっています。

と、同時にラーメン自体は文句無しに美味しいのですが、”より高い所を目指している感”があるかもです。

勿論、そこは店主が目指すラーメンを作る為の方向性だと思うし、今も熱狂的なファンが居て都内から食べに来る人が多いのですから、それだけ店主のラーメンが支持されているって事ですので、意識高い系のラーメンとしては大成功しているし、その人気に伴う味である事は間違いありません。

また、ラーメンの質を考えれば『醤油らぁ麺』の850円は適正だと思うし、「ワンタンが高いな~」と思ったら他で食べれば良いだけだし、駐車場16台分も借りればって話なのでディスる要素ではありません。

ここら辺のバランスと言うか店主が作りたいラーメンと、筆者が思うラーメンの方向性が違うだけですし、逆に値段とかに縛られずラーメンを徹底的に追求するって店も良いと思います。

ですのでラーメン屋さんとしての『らぁ麺 飯田商店』はリスペクトですし、好きなラーメン屋さんではあります。

ただ個人的な感想としては、やはり麺の方向性と行列がネックになり、湯河原に行ったら『国味』か『大西本店』でワンタン麺大盛り食べちゃうかな感は否めません。

(筆者、何気に湯河原出身説)

多分、ラーメン系のレポとかやって人なら大絶賛する名店だと思うし、筆者も右へ習えで最高を連呼しとけば波風立たずに平和ですが、そこを曲げたら書く意味ないと思うので、こんな感じで御座います。

それは『らぁ麺屋 飯田商店』側の問題ではなく、純粋に筆者の好みの問題ですし、むしろ一般的には筆者の意見が少数派だと思うので、最終的にはやはり『らぁ麺屋 飯田商店』のラーメンを食べて結論を出して欲しいかなと。

スープの方は非常に美味しく筆者も完飲してしまったくらいでして、麺が変わったら(変わらないけども)大絶賛する可能性は否めません。

と、言う感じでラーメンの味に関しては文句無しでして、店の雰囲気、接客等も良好ですので、是非みなさんも『らぁ麺屋 飯田商店』の美味しいラーメンを食べてみて下さい。

『らぁ麺屋 飯田商店』@湯河原

神奈川県足柄下郡湯河原町土肥2-12-14

営業時間 11:00~15:00(材料切れ次第終了)

定休日 月曜日(祝日の場合は翌火曜日)

『らぁ麺屋 飯田商店』Googleマップで表示

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