『ど真ん中ベーコンエッグソースカツ丼』759円
こんな感じで、どうでしょう?
ま、ファーストインプレッションは「ソースカツ丼かよ~」って感じでして、確かにベーコンエッグは見えないぞと。
うん。
だから何って感じですけれども?
いや!
このままですと、フツーに意味不明が連続した結果、女将を呼べとなる気がするので、まずはPRを引用しておきますかね~
【見せない美学】ど真ん中がうまい
とんかつ専門店「かつや」の定番メニュー「ソースカツ丼」は、甘味と酸味で味わい深い特製ソースで、こだわりのとんかつをシンプルに堪能する一杯です。
2024年11月22日(金)より期間限定で販売する「ど真ん中ベーコンエッグソースカツ丼」は、そんなシンプルなソースカツ丼に、ベーコンエッグを添えました。
一見、どこにベーコンエッグがあるのか?と、思わず二度見してしまうビジュアルですが、ベーコンエッグをご飯にのせてからソースカツを盛り付けることで、食べた人にしか伝わらない妙な納得感にお腹も気持ちも満たされる一品です。
との事です。
”見せない美学”との事ですが、誰が考えたキャッチコピーか知らんけど、1mmも心に響かないし共感も出来ない説。
いや、まだ「見えそうで見えない」みたいなのは、世の中にあるモノで、わりと有りがちな美学ですけれども、完全に見せない時点で”匂わせ感”もゼロでして、美学とかユーモアとかセンスみたいなのを感じる事は出来ず、それって普通に「ただ見えないだけじゃね?」でFAで御座います。
しかも!
まだ商品名に”ベーコンエッグ”の文字が無くて、公式サイトで声高に「見せない美学です!(ドヤ」とか無ければ、確かにサプライズ感は発生するけれども、もう商品名が”出オチ”ですんで(略
ん~……まだ昔一瞬流行った、”びっくりカツ丼”みたいなのは、何がビックリなのか分からない人も居たので、サプライズ感もあるけれども。
って事で、気になる味の方ですが、あえて言おう!
「ちょっと何やりたいのか分からないと!」
そもそも料理的に、ベーコンエッグと豚カツを合わせて美味しくなるのか?
面白いのか?
楽しいのか?
幸せになれるのか?
って部分から小一時間は、開発者を問い詰めたいかもでして、何をやりたいメニューなのかが分からないぞと。
ん~……近年、ココまでコンセプトの分からないメニュー、食べた記憶が無いかもでして、これは『かつや』の黒歴史(略
ご馳走様でした!
『ど真ん中ベーコンエッグソースカツ丼』総評
と、言う訳で今回の『ど真ん中ベーコンエッグソースカツ丼』は、寒いくらいにダダ滑りしたメニューですんで、完全スルーで宜しいかと存じます。
いや、100歩譲って”卵で閉じないカツ丼”を、『かつや』がやってみたとかなら、やってみたかったんだな~って共感は生まれるけれども。
あえて豚カツとベーコンエッグを、同時に食べさせる意味が分からない。
そんな食べ方、やってみたいと思った事は、生涯で一度も有りませんからね?
なのに、さして美味しくもならない組み合わせを、限定と称してゴリ推しする販売の仕方は、まるで『松屋』の悪夢の再来(略
いや、筆者が結構マジにオコなのは、”食べた人にしか伝わらない妙な納得感”みたいな文言でして、実際に食べた筆者に1mmも伝わってないし、伝わらな過ぎて納得してない説。
せめて中身がベーコンエッグと知らされていなくてサプライズとか、実際に食べたら意外な組み合わせで美味しかったとか、何かしらのプラスが食べた人に残るのなら、この『ど真ん中ベーコンエッグソースカツ丼』も認めるけれども、現状は食べた人に何も幸福感が残らないので、こういう限定メニューで一番最悪な「作った人だけが楽しいオナ(略」みたいなパターンは、許されないぞ~って。
と、言う訳で今回のメニュー、別に美味しかったのなら美味しいって言うのは自由ですが、御世辞で下手に褒めると『かつや』が『松屋』化するので、ダメな時はダメと言わないと、企業はどんどん腐敗する(略
って事で、とりあえず今回のメニューは無かった事にして、来月の新作を待った方が良いと思います。