「とにかく肉を焼け!話はそれからだ!」
オダサガ(小田急相模原)が誇るラスボス、『焼肉はせ川』の9月度の進捗で御座います。
ま、月刊化すると言うよりは、月イチペースくらいでしか行けないと言うか、予約取れない感じでして、今月もちょいと出遅れた感は否めません。
もっとも『焼肉はせ川』も月の始めにメニューが変わるって訳でもなく、店主の気分と仕入れ次第の”日替わり”要素が強いので、今この瞬間に存在したメニューも明日あるとは限らない可能性……あると思います。
と、言う訳でまずは焼肉屋さんですので、肉を焼いて下さい。
どのくらいの量が適正なのか?
仮に4人で訪れたとして、普通の焼肉屋さんであれば「カルビ2人前、牛タン2人前、(略」みたいな感じで2人前づつオーダーする事が多いと思うのですが、この『焼肉はせ川』なら1人前づつで大丈夫です。
何故なら、肉もボリュームが多いからです。
大体、他の焼肉屋さんの2人前相当ありますので、いちいち2人前づつ注文する必要は無いんですよね~
そして……この肉の厚さも美味しさに直結してると思います。
ペラッペラの牛タンでは絶対に出せない美味しさってのが地球上には存在するので、やはり相模原で焼肉を食べるなら『焼き肉はせ川』一択で御座います。
逆に、2人前づつ4品くらい注文すると、軽く地獄を見るので要注意かなと。
と、言う訳で人それぞれ食べる量は違うのですが、ざっくり感で言えば4人で行ったなら肉は4~6皿ほどオーダーしておけば、問題ないと思います。
これ以下では肉を食べ足りないし、これ以上だとデザートに辿り着けない可能性もあるので、最後のデザートまで見据えた場合、肉は4~6皿にしておくと丁度良いと思います。
『本わさび』500円
あと、国産和牛のA4、A5ランクの脂には”本わさび”が合うので、ここら辺も試して欲しいと思います。
まず、家で焼肉をしても”本わさび”まで用意するマニアックな家庭も少ないでしょうし、本わさびを用意してくれる様な高級店で食べる事も少ないと思うので、”焼肉&本わさび”の組み合わせを知らない人も多いと思いますが、本わさびは肉の脂の甘さを引き立ててくれるので、より美味しく和牛を食べる事が出来ます。
ちなみに本わさびの辛さは、油分と合わさると辛さが消えるので、肉の味を損なう事はありません。
「牛タンにはレモン!」みたいな概念を忘れて、本わさびで食べてみたら幸せになれる可能性……あると思います。
あ、あと季節によっては『松茸焼き1箱』(1680円)とかもオススメです。
これも国産だったりカナダ産だったり中国産だったりしますが、外国産でもバターでホイル焼きにすれば十分美味しいので、これはこれで有りじゃないでしょうか?
要は「今年も松茸食べたで!」みたいな満足感が優先される案件だと思います。
さらに!
優雅にイタリア産のクラフトビール(700円)を頂くと、ブルジョア感が増すのでオススメで御座います。
キャベツサラダ&ポテトサラダ
同じく、何度も注意喚起しているので何度目だ感はありますが、未だにうっかりさんが2人で来て『本日のオススメサラダ』(500円)とかをオーダーして、目が点になっているのを見かけるので、あえて言おう!
「とりあえずサラダは卒業して欲しい!」
居酒屋に行ったら「とりあえずビールで!」みたいな軽いノリで、『焼肉はせ川』で「とりあえずサラダ食べる?」みたいなのは完全NGで御座います。
と、言う訳で『焼肉はせ川』であれば正解は『キャベツサラダ』(100円)と『ポテトサラダ』(100円)がベストです。
『馬のにぎり寿司』1500円
こちらも『焼肉はせ川』に初めて訪れる同行者が居た場合、ほぼ鉄板の安定メニューとなるでしょうか?
馬刺し好きならマストアイテムですし、馬刺しを食べた事がない人にもオススメですので、一度は食べてみるべき『馬のにぎり寿司』かと思います。
この美味しさはちょっと言葉では説明出来ないし、最近流行りの”肉バル”みたいな所で出るのとは次元が違うので、ある意味「予約を取れた自分達への御褒美!」みたいな感じで注文してみたら良いと思います。
って事ですので、この日も食べてみたのですが、相変わらずメチャ旨ですね。
『麺得祭ラーメン』900円
さて、本日のメインイベントとなる新メニュー『麺得祭ラーメン』(めんどくさいラーメン)をオーダーしてみましょう。
新メニューですのでボリューム感等は掴めませんが、”麺、得、祭”の3文字からして嫌な予感しかないので、このラーメンに合わせて他のオーダーを調整しておきました。
結果、なんでしょう?
このデジャヴと言うか既視感は……。
いや、多分……似た様な光景をこの場で見た記憶が……。
ああ……また始まるのですね……。
召喚されるのが悪魔の化身で無い事を願うのみです。
と、言う訳でこんな感じで、どうでしょう?
これは確かに作るのがメンドクサイ感じでして、誰得感あるのは否めません。
とは言え、かなりのバリエーションで”ラーメン&つけ麺”がエンジョイ出来るので、そう行った意味では俺得でしょうか?
相模原ってか古淵の市場が移転したので、麺は”管野製麺”に切り替わったらしく、さりげなく麺が3種類ほど盛られています。
ま、一見さんであればココで詰んでしまう訳ですが、筆者レベルだとこのくらいは想定の範囲内ですので、どうと言う事はありません。
嘘です。
イイ感じに食べ進んだ辺りで”替え玉”が追加されました。
ま、替え玉も来るであろうと思っていたので筆者的には、まだ慌てる様な時間じゃないと言っておきましょう。
カレー味と坦々麺風味の追加スープも加わり、まさにパーリィータイムに突入で御座います。
もっとも味はイケてるので、あとはボリュームさえどうにかすれば、どうにかなるので頑張る方向で逝きましょう。
あと大事な事なので思い出して欲しいのですが、ここはラーメン屋ではなく焼肉屋さんで御座います。
よしんばラーメン屋だとしても10種類のスープはやり過ぎ!
そして!
流石にスープが多くて余ってしまったので、追加で”ライス”を注文してみました。
麺だと茹でるのに時間が掛かるので悪い気がするのですが、御飯ならよそるだけなので問題ないと思います。
結果、各種スープと米の相性の良さ……特筆すべきではなかろうか?
新作のデザートも見逃すな!
基本、『焼肉はせ川』のメニューは一期一会ですので、新しいメニューを見かけたのなら食べるのが正義で御座います。
そんな訳で『縞旨レアチーズケーキ』(400円)とか食べてみたりして!
デザートは別腹と言いますが、何気に4人くらいいればデザート系は基本的には秒殺でしょうか?
気になる味の方ですが”レアチーズ&胡麻的な何か”でゼブラ感を出してみた、自家製のチーズケーキで御座います。
サイドに添えられるアイスも胡麻系でして、なかなかオリジナリティーあるデザートでは、なかろうか?
そして気になる『ピーチメルバ』(400円)で御座います。
そもそもが『ピーチメルバ』と言われてもピンと来ない人が多いと思われ、希にこういうマニアックなメニューをブッ込んで来る『焼肉はせ川』のセンスに脱帽です。
ちなみに『ピーチメルバ』の起源はロンドンのサヴォイ・ホテルで開発されたデザートである事も、付け加えておきましょう。
ご馳走様でした!
『焼肉はせ川』9月度 総評
肉の美味しさ、値段の安さ、謎のボリューム感、新メニューの数々と相変わらずな感じの『焼肉はせ川』でして、筆者達も大満足で御座います。
特に今月はデザートに凝ってる感があり、そっち方面にモチベーションが向いてるのかなと思った次第です。
さらに言うと『ピーチメルバ』は桃が美味しい季節限定なのは確実ですので、発見次第食べるべきだと思いますね。
そんな訳で相変わらず予約の取れない『焼肉はせ川』ですが、運が良ければ電話も繋がるので頑張ってみるの一択でお願いします。
是非、みなさんも予約をしてから、『焼肉はせ川』の美味しい焼肉を食べに来てみて下さい。
『焼肉はせ川』@相模原
神奈川県相模原市南区相模台4-11-6
営業時間 17:00~22:00
定休日:水曜日
電話番号 042-765-5858