バンコクのラーメン事情
何気に日式ラーメンの多いタイのバンコクですが、主流は博多ラーメン的な細麺の豚骨ラーメンでして、ここ最近で鶏白湯や豚骨醤油の選択肢も増えて来た感じですが、あえて言おう!
「意外と家系ラーメンは少ないと!」
個人的には豚骨醤油と言えば家系がベストだと思うので、もうちょっと頑張ってタイに進出して欲しい所です。
と、言う訳でバンコク市内でも数少ない家系ラーメンを提供している『内田家』に行ってみました。
『内田家らーめん肉増し』260バーツ
と、言う訳で筆者の……ん?
正解はコチラが『内田家らーめん肉増し』となります。
若干、手が付いちゃってる感有りますが、細かい事はキニシナイ。
何せここは微笑みの国タイランドですからね。
260バーツと言うと……まあ、900円くらいでして、値段的には日本で食べる家系のチャーシュー麺的な何かと同じ感じで御座います。
と、言うかバンコクの日本料理は往々にして日本本土に値段を調整して来るので、あまり物価の安いタイである恩恵をユーザーは受けられないっつう罠があります。
「まあ、日本と同じ値段だからいっか?」
みたいな人の心理を突いた微妙な価格設定には脱帽ですが、そうと分かって食べに行ってる部分はあるので仕方ないですね。
とりあえず味の方ですが、かなり家系ラーメンです。
いわゆる豚骨醤油に鶏油みたいな様式美でして、なんの違和感もなく家系ラーメンとして受け入れられます。
麺の方もタイでは珍しい、と言うか特注している”中太ストレート麺”でして、家系ラーメンの再現度は高いです。
これなら普通に家系ラーメンとして有りだと思うので、異国の地である事を考慮するとイケてると思います。
ご馳走様でした!
『内田家』総評
そんな感じでディスる要素はほぼほぼ無くて、バンコクで家系ラーメンを欲したなら『内田家』って選択肢は有りみたいな結論に至りました。
しいて言うなら、よほどの長期滞在者でなければ”家系モチベ”にならないので、普通の旅行者なら日本に帰ってから食べるのが正解かと存じます。
言うなれば、”タイ料理とバンコクのラーメンに飽きた神々の戯れ”くらいの立ち位置として認識して頂ければ幸いで御座います。
そんな感じなので、よほどのバンコク上級者以外に薦める価値があるかは謎ですが、バンコクにも家系ラーメンを食べられる店があるって事を情報としてインプットしておいても損はないと思うので、覚えておいたらいいじゃない。
『内田家』@バンコク
23/12-13 ซอย ธนิยะ Silom 2/1, Khwaeng Suriya Wong, Khet Bang Rak, Krung Thep Maha Nakhon 10500
営業時間 11:00~23:30
定休日 無休