サウザンロードってどうよ?
それとなく小田急相模原が連発している感じですが、交通費と時間を節約する為に基本的には「連食を持って良しとする!」みたいな感じですので、地域が被るのは毎度の事で御座います。
と、言う訳でオダサガのターンになった訳ですが、あえて言おう!
「オダサガ、マニアック過ぎるだろ!」
時は200X年、聖帝を名乗る一人の男が巨大な十字陵を作る為に作らせた道が”サウザンロード”でして、今でも多くの人達で賑わうオシャンティーな商店街で御座います。
嘘です。
もとは陸軍士官学校が座間に出来て、その後に軍関係の施設があれこれ出来て、そのひとつである現”国立病院”と駅を繋ぐサウザンロードが出来たものの、バブル崩壊後はすっかり寂れ、今では昭和の香りを残すアイテムが散見される微妙なスポットとしてマニアに大人気な感じです。
御世辞にも活気があるとは言い難い商店街ですが、逆に味わい深い店が残ってるとも解釈出来るんじゃなかろうか?
そんな感じでここら辺でも老舗となる『十字園』でランチをエンジョイしてみました。
基本的には中華料理屋さんっぽい感じですが、わりと普通に和風な定食もあったりなかったりして、幅広い選択肢があると思います。
とは言え、ちょっと入りにくい感じの外観と言うか雰囲気もあるし、そもそも観光客と言うか地元民以外はまったく通らないサウザンロードですので、客層も”ザ・オダサガ”って感じである事も報告しておきましょう。
『チャーハン大』650円
とりあえず「半チャンラーメンかな?」と思っていたものの、気が付いたら『チャーハン大』(大盛り)を食べている自分が居るよね~
まあ、昨今の若人にはピンと来ないかもですが、昔は必ずと言って良いほどチャーハンには”グリーンピース”が乗ってたんですよね~
誰が最初に乗せ始めたのかは謎だし、味的にも微妙だし、なんなら無くっても問題ないグリーンピースですが、”昭和なチャーハンの様式美”って事で筆者的にはリスペクトで御座います。
チャーハン自体は味付けも比較的”薄味”と言うか淡泊な感じでして、具の方も肉的なのは控え目でして、化学調味料感も薄く、いわゆるパンチがあるチャーハンって感じではありませんが、逆に『十字園』っぽくて良いと思います。
ちなみに皿が独特の形状の為、あまり大盛り感は伝わりませんが、それなり大盛りなので650円ならコスパは高いですね。
具が少ない分だけ米の美味しさが際立つので、こういうチャーハンも悪くないですな。
スープも化学調味料感は低く、体に優しい味&塩加減で美味しかったです。
ご馳走さまでした!
『十字園』総評
確かこの通りでも昔からあったと思う『十字園』でして、今も元気に営業していてチョイと嬉しかった筆者で御座います。
昔は毎日の様にオダサガに来てましたからね~
メニューの写真を見ると、各種中華料理もなかなかボリュームがある感じですので、ここら辺でランチするにはナイスな選択肢ではなかろうか?
例えば『おさ』が満席で振られた時とか、『ピローグ万作』でピロシキってのもオダサガ的には正解ですが、ちゃっちゃと『十字園』で済ませちゃうってのも有りだと思います。
と、言う訳でどんだけの人がオダサガに行きたくなるかは微妙な案件ですが、まあオダサガも相模原なので、ランチの情報として書いておく事は必要かなと。
そんな感じの『十字園』ですので、是非みなさんもオダサガら辺に行ったなら、1回くらい食べに行ってみて下さい。
『十字園』@小田急相模原
神奈川県相模原市南区相模台1-12-2
営業時間 11:00~15:00 17:00~21:00
定休日 日曜日