『香る塩』650円
この日も連食ですので『満腹セット』(らーめん+唐揚げ+野菜+ライスで930円~)みたいな”お得なセット”はスルーして、ベーシックスタンダードな『香る塩』をチョイス。
結果、まあこんな感じです。
”花咲ガニ”の出汁をちょいと浮かべているので、蟹の香りが素敵な予感です。
とは言え、少量ですので味に大きな変化はなく、あくまでも香りってか”わずかな風味”を添加するレベルに抑えているのは上手い手法ですね。
と、言う訳で北海道アピールの為の”花咲ガニ”ではありますが、オリジナリティーを加えた功績は称えたいと思います。
鶏ベースのさっぱりした清湯スープ、しかも塩ですので細麺を選びました。これで正解だと思います。
チャーシューが大きく見えますが、かなり薄く切ってある、と言うよりもスライスされているので、ボリューム感はありません。
逆に、その分だけ口に入れた時に柔らかく感じるので、コレはコレでありかなと思いました。
あくまでも筆者の個人的な印象ですが、そんなに騒ぐほどの凄いラーメンではないのですが、特にディスる要素もない秀逸な一杯だと思います。
『らーめん山猫亭』総評
すでにオキニのラーメン屋さんを相模原に大量に抱えている為、今更『らーめん山猫亭』がレギュラー入りするかと言われたら微妙ですが、全体的にセンス良くまとめられていて、この『らーめん山猫亭』が好きって人が居るのも納得した筆者で御座います。
個人的にはトッピングの『北海道バター』(120円)の存在は気になりますね。これを『香る塩』に加えると”花咲ガニ”の効果は消えてしまいますが、バターならではの風味が加わるので試してみるのも一興かと存じます。
と、言う訳で特に盛り上がりもせず、盛り下がりもしない『らーめん山猫亭』ですが、その微妙な立ち位置が相模原っぽくて良いと思います。