牡蠣フライの季節ですよ?
さて。
やると言った牡蠣フライ特集、言うほどやってない感もありますが、あえて言おう!
「意外と牡蠣フライを出す店が少ないと!」
ま、確かに牡蠣フライと言うか牡蠣って当たり易いイメージでして、店側としてはリスクが高い料理かもですね。
ちなみに牡蠣の場合は鮮度が悪いとかではなく、牡蠣が住んでいた海の状況次第な面もありまして、ノロウイルスが多い海域であれば危険性も高くなるぞと。
牡蠣は1日に300~400リットルもの海水をプランクトンと共に取り込んで成長する為、ウイルスなどの細菌なども蓄積してしまうそうな。
ですので、牡蠣に限らず貝類は一般的に当たり易い食べ物になっておりまして、こればっかりは仕方なく、どの程度までリスクを許容するかは自己責任って感じです。
生食用の養殖牡蠣は汚染度の高い河口付近ではなく、より沖合で養殖する事で多少はリスクを回避していまして、さらに減菌と言うか浄化処理をしているので、加熱用と比べると格段に安全にはなっているとの事。
ノロウイルスは85~90度で90秒以上の加熱をしなければ全滅しないので、ここら辺も難しい所だったりします。
食品の加熱殺菌って大抵は中心部の温度が75度で60秒以上なのですが、ノロウイルスの場合はそれでは温度が足りないって事です。
ちなみに生食用の牡蠣と加熱用の牡蠣は見た目がまったく同じですし、”殻付きの牡蠣=生食用”って訳ではないので、覚えておきましょう。
そして!
ノロウイルスは人の腸内でしか繁殖出来ないのですが、逆に言えば人口が増え続ける現代においては年々、ノロウイルスの脅威は増える訳でして、そこら辺のリスク管理は徹底しておきたいと思います。
ちなみに「牡蠣は1度当たったら食べられない」ってのは都市伝説でして学術的な根拠は無く、しいて言うならアレルギーの人は毎回駄目ですし、体力の無い人や胃腸が弱い人は当たり易い傾向はあります。
『カキフライカレー』1120円
こんな感じで如何でしょうか?
いや、そこは牡蠣フライを食べるでしょうがって話ですが、『グリルママ』の牡蠣フライはすでに食べているので、記事的に重複しない『カキフライカレー』(11月~3月までの限定)をチョイスです。
大粒の牡蠣フライが3個あるので、牡蠣フライモチベは確実に満たされると思われ、今回のミッションは成功を確信した筆者で御座います。
もっともフライ料理を得意とする『グリルママ』ですので、最初から美味しい予感しか無い訳ですが。
ん~……やっぱ牡蠣フライはこのくらいの大きい方が美味しいですよね~
気になるカレーの方ですが、多くの野菜が溶け込んだ感じのカレーでして、突出したスパイス感は無いものの、なかなか美味しいと思います。
辛さの方も中辛、むしろ甘口寄りですので誰もが食べられる味にまとまっているんじゃなかろうか?
サラダとスープも付いているので、ランチとしては十分に満足出来る内容だと思います。
ご馳走さまでした!
『カキフライカレー』総評
と、言う訳で筆者の牡蠣フライモチベも満たされたので、個人的に高評価の『カキフライカレー』って事でFAで御座います。
確かに牡蠣フライにもカレーがかかってしまうので、ピュアな気持ち100%で牡蠣フライをエンジョイしたい勢には不評かもですが、そういう人はカレーではなく『カキフライ』(ライス付き1320円)をチョイスすべき案件ですので御了承下さい。
そんな感じで町田の美味しい洋食屋さんと言えば『グリルママ』ですし、11月~3月までは牡蠣フライが食べられるので、町田駅周辺で牡蠣フライモチベになった時は、ワンチャンお願いしたいと思います。
『グリルママ』カリヨン広場ら辺
東京都町田市原町田6-11-7
営業時間 11:00~21:30(ランチタイムは11:00~17:00)
定休日 水曜日(祝日の場合は営業)