『美味しいラーメン集まりすぎ祭』ですと?
はい、と言う訳で今年も新宿大久保公園で開催される『大つけ麺博』の季節でして、今年のタイトル的な何かは”日清ラ王PRESENTS 美味しいラーメン集まりすぎ祭”みたいな感じで御座います。
え~、今回は史上最大の100店舗が入れ替わりで出店するって事でして、ぶっちゃけ「約1ヶ月間の間に大久保公園で100店舗ってどうやるの?」みたいに思った筆者ですが、その答えは『大つけ麺博』の公式サイトを見て頂く方向で!
『大つけ麺博』公式サイト
大つけ麺博 日本一決定戦!!約10年ぶりに頂点を決める戦いを開催!会場 新宿 大久保公園
開催日 10月3日(木)~11月4日(月)
開催時間 11:00~21:00
全店共通食券制 1杯券870円 10杯分回数券8000円
そして!
わりと鬼大事な事なので忘れないウチに書いておくパターンですが、今回も筆者の大好きな、それはそれは大好きな”日清ラ王”様のスポンサードにより、なんと『大つけ麺博』で11時~18時までの時間で食べて頂いた方に、日清ラ王の袋麺をお一人様1つプレゼントとの事!
(各時間規定数に達したら終了します)
どういう時間で配るのかは謎ですが、とりあえず朝イチで食べたらGET出来ました!
ん~……これは普通に美味しそうなので、今度スーパーに買いに行ってみようかな?
あとラーメン屋さんでお馴染みの”GABAN”様のスポンサードにより、今回は各テーブルにコショウ的な調味料が置いてあるので、そこら辺を試してみるも一興かと存じます。
ちなみにパンフレットには、それぞれのラーメン&つけ麺に「黒コショウが合う、白コショウが合う」みたいな事が書かれているので参考にしたらいいじゃない。
さらに!
今回も”アサヒビール”様のスポンサードで会場には『アサヒ スーパードライ生ビール』が販売されているので、ガブガブ飲んでみたら良いと思います!
『大つけ麺博』開幕を攻略!
え~、なんだかんだと筆者も『大つけ麺博』的なイベントは回数を重ねているので、わりと最近は”攻略法”みたいなのが見えて来た気が1㎜くらいするので、一応は書いておきます。
まず、基本的にどの店も選りすぐりのラーメン店でして、ぶっちゃけハズレは存在しないのですが、そこはラーメンって食べ物ですので、やはり自分の嗜好と言うか”好きなラーメンのタイプ”を明確にイメージして、パンフレットを何度も何度も、それは何度も見返してから食べに行くのが基本の”き”でしょうか?
ま、逆にノールックでフィーリングのみで店を選ぶって技もありますが、それは初心者にとってはリスクが高いので、やはり自分が食べたい店を予めピックアップしとく作業は大事かなと。
雨の日はチャンスの日?
そして!
『大つけ麺博』の会場に行くと、その行列の長さにゲンナリするかもですが、あえて言おう!
「マッハで回しているので回転は早いと!」
ここら辺は主催者さんが一番こだわっている点と言っても過言ではなく、見た目よりは早く食べる事が出来るので、諦めない強いハートも必要かなと。
とは言え、最終的には超人気店ですと超並んでしまう事があるのですが、実は雨の日だと行列が半分以下、なんなら並ばない体で食べれる事もあるので、逆に雨の日を狙って食べに行くって時短ワザも存在します。
もっとも今回はスケジュールによっては1日とか2日間しか出店しない店もあるので、雨が降るかどうかは神のみぞ知るって感じですけども。
ま、それでも14時~17時までは、わりと会場も空いているので、時間が許すならソコら辺を狙うのが一番で御座います。
”ぶーたん” vs ”トッピングガールズIRDK”
まあ、ここら辺は記事の尺的な関係で触るか触らないかの瀬戸際ですが、今年は”豚レバー”の愛称で極一部のマニアに慕われている、ラーメンYouTuberの”ぶーたん”が毎日『大つけ麺博』の会場に居るとの事。
実際、”ぶーたん”が会場の端っこで静かにラーメンを食べているのを初めて生で見たのですが、やはり”豚レバー”(蝶ネクタイっぽい何か)の部分しか目に入って来ませんでしたね!
(豚レバーが本体で人の形をしてる方はダミー説)
そして!
あのトッピングガールズが急遽招集された結果、会場の騒音問題云々もあり今回は”トッピングガールズIRDK”(居るだけ)として会場に、ほぼほぼ毎日居るのかな?
個人的にはこの前代未聞の”居るだけ対決!”にも注目してみたいと思います。
いざ実食!
そんなこんなで実食ですが、今年の『大つけ麺博』開幕初日は10店舗、すでに10軒食べるのは無理ゲーですので、どこら辺から食べるか悩む感じの筆者ですが、あえて言おう!
「続きは次ページですと!」
『宍道湖しじみ中華蕎麦(塩)』
基本、開幕の10店舗どれを食べてもイケてると思うのですが、やはり筆者的には5杯を目標にしているので、ラーメン的な個性と言うか味的な順番が大事で御座います。
と、言う訳で恐らく開幕10月3日の中で、一番”淡麗”っぽいかな~と思われる『琥珀』の『宍道湖しじみ中華蕎麦』から食べてみます。
ん~……このビジュアルからして、すでに勝利確定なのですが、あえて言おう!
「メッチャ旨いと!」
マジか!
グルメ漫画とかの”お約束”で一番美味しいのは最後に食べるってのが、この業界のセオリーなのですが、コレはやっちまった感がありますな……
ま、多分にビジュアル的にはチャーシューばかりに目が行ってしまうかもですが、やはり神髄は麺とスープかなと。
いや、なんか貝出汁ラーメンでも”しじみ”って地味な貝ですし、多分にラーメンで”しじみ”って言うと「え?お吸い物みたいな味にならない?」みたいな不安が1㎜くらいはあると思うのですが、そんな心配は無用で御座る。
ん~……これは一発目からダークホース的なのに当たった感じ?
正直、ここまで美味しいとは予想してなかった自分が居るよね~
と、言う訳で行列の方もそれなりですが、やはり必食の一杯かな~って思うので、ワンチャンどうでしょうか?
『しょう油ラーメン』
コチラは和歌山県の『暴豚製麺所』の『しょう油ラーメン』で御座います。
ま、やはりG系は要チェックかなと思いますし、当サイトの読者層的にも食べておかないと「チッ!」って舌打ちされそうな予感がするので、そこは食べておくじゃない。
そして!
大事な事なので書いておきますが、やはりG系って軽くはないので、どのタイミングで食べるかで多くの人が悩むと思うのですが、やはりお腹一杯になってからだと、ただただ重くなってしまいがちですので、2杯目くらいに食べるのが正解!
さて。
やはりイベントですとG系って色々と不利でして、特に麺の茹で時間が長いので大変なんですけれども、あえてそれでも太麺で勝負する心意気よ。
ま、ビジュアルの方は、流石に店舗よりはボリューム感も控え目ですが、クオリティーの方は同じくらいのスープかなと。
ちなみに『暴豚製麺所』の『しょう油ラーメン』はデフォでアブラ&ニンニクがオンする感じでして、そこら辺は御了承下さいと言うか、あえて言おう!
「別課金のトッピングが一切ないだ……と?」
わりと原価率的にはオイシイと言われているトッピングなのに、それを一切無しとか商売としては正気ですか?と聞きたくなりますが、まさに男気ってヤツだと解釈しました。
トッピング云々では無く、あくまでもスープと麺で勝負するってのは潔いですね!
スープの方はガッツリ豚骨を8時間煮込んで、しっかり乳化させている感じで、いわゆるG系としてはマイルド方向でして、タレの切れがあるって方向性ではないのですが、逆に純粋な豚骨スープとしてエンジョイ出来る感じかな?
と、言う訳でトッピング類に頼らない硬派なラーメンって感じでして、とにかく骨太なスープとイベントとは思えない極太麺は必食で御座います。
『℃濃厚帆立ソースの鶏つけ麺』
正式名称は『℃濃厚帆立ソースの鶏つけ麺~トリュフの香りと共に~』なのですが、まあ流石に長過ぎるのでソコは省略する方向。
え~、そんな感じでラーメン専科『竹末食堂』は鶏白湯スープで勝負で御座います。
ま、写真を見れば一目瞭然、ちょっとした瞬間でスープの表面に膜を張るレベルでして、その時点で勝利確信!
帆立ソース的な?
チャーシュー的な?
ちなみにトリュフ的な香りは”トリュフオイル”でして、麺の方にかけてあるので、最初は麺だけを食べてみて欲しいとの事。
結果!
メッチャ、トリュフ感があって麺だけでも進んじゃう感じ?
だが、しかし!
やはり鶏白湯スープが秀逸でして、そこら辺も駆使して食べたいジレンマが生まれますね~
鶏白湯って女子も好きな味ですので、これも必食なんじゃなかろうか?
『青森シャモロック濃厚鶏白湯つけ麺』
「味が被らない様に連食すると言ったな?あれは嘘だ。」
逆にどうしても食べておきたい鶏白湯が重なった場合、むしろ連食した方が両者の違いが明確になるので、レビュー的には鶏白湯2連チャンが正解!
ま、やはり『大つけ麺博』と言えば、普段は東京では食べる事が出来ない、地方から遠征して来る美味しいラーメン&つけ麺を食べてナンボでして、遠ければ遠いほど食べておきたい俺がいる。
と、言う訳で青森県からやって来た中華そば『なんぶ庵』は、今この瞬間に食べておかなきゃ一杯かな~って。
ちなみにコチラも正式名称は『宮内庁御用達!青森シャモロック濃厚鶏白湯つけ麺』って事なのですが、あえて言おう!
「だから商品名が長すぎるでしょうがと!」
え~、気になる味の方ですが、流石に青森シャモロックだな~って感じの、チカラ強い鶏感でして、特に香りも良いですし、そのわりには鶏のイヤな部分が一切ないのは凄いな~って。
ん~……今回の『大つけ麺博』の裏テーマは「10年、20年後のラーメン界を背負って立つ若いチカラ!」みたいな感じでして、特に今まで『大つけ麺博』に出場した事が無い店を個人的にはプッシュしたいんですよね!
ま、先程の『竹末食堂』と比べて、どちらがイチオシかってのは野暮でして、そこら辺は人の好みによるとしかって感じですし、ラーメン界隈には「悩んだ時の2杯喰い」って名言があるので、それで良いと思います。
『1076の滴』
ある意味、開幕で一番の注目と思われるのが『あの小宮』と『伊蔵八』のコラボでして、その名も『1076の滴』で御座います。
ま、とりあえずは誰もが「なんで1076なの?」みたいな疑問が出ると思うのですが、そこら辺はラーメンミュージシャン”井手隊長”のYouTubeでチョロっと解説してるので、ソッチを見たらいいじゃない。
さて。
今回は意外とノー煮干しで来てる感じですが、やはり煮干し系は注目ですし、まして『あの小宮』と『井蔵八』のコラボとなると食べる1択で御座います。
ん~……もうスープの香りからして旨い予感しか無いのですが、あえて言おう!
「麺がうどんっぽくないですかと!」
と、書こうと思っていたら、井出隊長のYouTubeライブ配信で先に言われちゃった感じですが、そこは「YouTube見てパクったんちゃうんか?」と思われるリスクを承知で、あえて「麺がうどんっぽい!」と書く感じ。
いや、マジに「うどんっぽいって書いたら失礼かな?」とか1㎜くらい思ってたのですが、なんかソレを狙った部分もあるらしいので、むしろ書くべきでしょうがよって話ですよ、お客さん。
気になる味の方ですが、やはり煮干し感が勝つ感じでして『伊蔵八』の椎茸&昆布はバックアップに回った感は否めないでしょうか?
ま、どちらにせよ『1076の滴』は『大つけ麺博』でしか食べられないので、今すぐ食べに行く方向でお願いしたいと思います。
ご馳走さまでした!
『大つけ麺博』開幕 総評
と、言う訳で今回は63店が『大つけ麺博』初登場って事でして、色々な意味で新しい風が入ったと言うか、新たな波紋が広がる予感でして、そこら辺の意味も含めて今現在、間違いなく一番注目のラーメンイベントだし、食べに行かなきゃ案件だと思います。
ま、どうしても『大つけ麺博』も日本一決定戦みたいな感じになると、海老とか蟹とかウニみたいなパワーワードで押し切る、ある種のパワープレイが横行しがちでして、逆に「また海老か~」みたいなパターンが少なくなかったのですが、今回はそれぞれ”自分の店のスタイル”を重視してメニューを決めている感じでして、ある意味ここ数年の『大つけ麺博』の中では、一番メニュー的に新しいと言うか斬新かつ新鮮なラーメン&つけ麺が多いかなと。
あとは”青田買い”ではありませんが、恐らく10年とか20年後に今、この『大つけ麺博』に出店している名もさして知られてない店がメジャーになってたりする予感でして、そういう未来のスターを探すみたいなのもオツだと思いますね!
最後にラーメンにまったく関係ない事ですし、筆者的にも興味ない案件なのですが、会場に毎日いる(居ない時間帯もあるけども)ラーメンYouTuberの”ぶーたん”が寂しそうに会場の端っこでラーメンを食べてたりすると、見てるコッチも切なくなるので、ちょっとしたボランティアと言うか”一日一善”みたいな感じで、「一緒に写真いいですか?」とか「サイン貰って良いですか?」とか、それも面倒なら「YouTube見てます!」とか「ファンです!」みたいな嘘でも良いので、よろしくお願いしたいかなと。
そんな感じで今年の『大つけ麺博』も美味しいラーメン&つけ麺が揃っているので、是非みなさんも食べに来てみて下さい。