”ごまさば”とは、なんぞや?
正直、福岡に行くと決まったものの、さして福岡の郷土料理的なのは一切調べず「とりあえずラーメン食べておけばいいんでしょ?」みたいなノリだった事……深くお詫び致します。
で。
一応は安くて美味しそうな店はピックアップしてあったので、それとなく『博多ごまさば屋』の事もマークしてあった為、わりと初日に訪れたのですが、あえて言おう!
「”ごまさば”ってなんでしょうと!」
いや、あっしはてっきりゴマサバって言う鯖の種類の方なゴマサバかと思っていたら、ゴマサバの”ごまさば”なんですね……
紛らわしいだろ、常識的に考えて……
ちなみに鯖的には”マサバ”の方が上とされていますが、脂が乗ってる時期ならゴマサバもオツなもんでして、特に釣りたてのは美味しいぞと。
いや、ゴマサバって以外と群れが入って来ると船でも堤防からでも爆釣するんで、釣ってて面白いっちゃ面白いんですよね~
ま、せっかく『博多ごまさば屋』に来たからには、”ごまさば”付きのメニューを食べますかね?
そして!
この『博多ごまさば屋』はサバの南蛮漬けがフリーアイテムで置いてあるとか、ほぼほぼ神だと思います。
ん~……この時点ですでに完全優勝じゃない?
お酒もメッチャ飲みたいけども、この後のスケジュールもあるので今は我慢!
『ひらめ丼(ごまさば付き)』950円
こんな感じで、どうかいな?
ほほう……お値段950円なので、わりとミニ丼みたいなのも想定していたのですが、これは立派な”ひらめ丼”ではなかろうか?
しかも”ごまさば”も付いているだ……と?
平目ってわりと高級魚ですんで、丼とかではあまり使わないし、なんならメチャメチャ薄く切って来るのがセオリーですが、この『博多ごまさば屋』では身も厚く切られていて、なかなかのボリューム感で御座います。
いや~、多分にこの平目丼的なのだけでも、普通は1200円、なんなら1500円くらいだと思いますね~
ちなみにタレ的なのが回してあるので、あえて醤油とかは必要ないとの事です。
そして!
まあ、ここら辺は地域的な何かだと思うんで、他所から来た人には分からない文化だとは思うのですが、逆に他所から来た人が一言モノ申さないと、福岡の人は永遠に気が付かないと思うので、あえて言おう!
「福岡県民、胡麻使い過ぎだろと!!!」
ゴマサバの”ごまさば”は胡麻があってナンボですからスルーしますが、平目にも胡麻、ラーメンにも胡麻、どんだけ胡麻が好きなんだよ説……あると思います。
とは言え、まあ平目に胡麻がかかっていても食べれるっちゃ食べれますけども?
多分、人によっては胡麻は蛇足かな~って雰囲気はなくもないです。
気になる味の方ですが……美味しいじゃない?
ま、ちょいと寝かせた平目ですんで安いのかな~説もありますし、今はこんな状況で寿司屋も居酒屋も料亭も臨時休業してる店が多い為、ここら辺のナイスな平目も安く回って来たのかな~とは思いますが、コレは久し振りに旨い奴!
ってか、この平目丼だけで1200円出しても良いくらいのクオリティー。
そして!
”ごまさば”の方も美味しい感じでして、これも普通に神奈川県民にもオススメ出来ますね~
ちなみに居酒屋ですとコレ単品で800円前後はするんで、ぶっちゃけ『博多ごまさば屋』が最強かと存じます。
あ~、コレは確かに胡麻必須ですわ。
しかも!
無課金でゴマサバの南蛮漬けが食べれるとか……最高か?
なんだかんだと950円で満腹になっちゃう感じでして、魚系だけで腹一杯食べて950円なら食べる1択だと思いますね!
ご馳走様でした!
『ひらめ丼(ごまさば付き)』総評
チープな”まとめ記事”みたいなのを読まずに、この『博多ごまさば屋』に辿り着いたのはセンスの成せる技ですが、逆にこの『博多ごまさば屋』を知らずに人生を終えるってのもナンセンスですので、あらためて『博多ごまさば屋』の素晴らしさを布教しておきたいですね!
ゆえに『博多ごまさば屋』はランチタイムとなると、ほぼ満席な感じらしく、なんならチョイと並ぶ体ですが、今はこんな状況なのでスムーズに入れたのはラッキーだったかも?
ん~……近所に『博多ごまさば屋』があったなら、週3で通う自信がある筆者でして、何気に夜はアルコールもエンジョイ出来るとか、誠に使いやすい店かなと思った次第。
と、言う訳で赤坂駅から徒歩5分、この『博多ごまさば屋』に行かない手はないと思うので、何かしらのタイミングでワンチャンどうでしょうか?
『博多ごまさば屋』@福岡市
福岡県福岡市中央区舞鶴1-2-11
営業時間 11:30~14:00 18:00~22:00
定休日 日曜日