新しい食べ方を模索するシリーズ!
基本、当サイトのシリーズ物は長く続かない、なんなら1回2回で終わるのが恒例ですが、あえて言おう!
「今度は3回くらい続く気がすると!」
さて。
『ラーメン二郎』とG系の店(かつてのラーメン二郎インスパイア)って何が決定的に違うのかっちゅう話ですが、極論で言えば看板が違う……って事でFAだと思います。
ま、ここら辺は諸説あるとして、とりあえず味的に云々と言うよりも、決定的に違うのはやっぱ看板の有無でして、どんだけ美味しいG系の店でもソレはソレ、『ラーメン二郎』にはならないぞと。
じゃあ、なんでわざわざ本家と言うか元祖な『ラーメン二郎』ではなく、あえてG系の店に行くのかっちゅうたら、そこは単純に味とか盛りとか距離感かな~って。
もっとも味に関しては人によりけり、どこが一番美味しいのかってのは違うので、そこら辺の話をしても不毛と言うか出口は無いのですが、単純にG系の店の方が”我が儘が利く”みたいな利点はあるのかなと。
いや、いくら常連でも本当に我が儘言うたらアカンのですが、まあ出来る範囲ならやってくれるのがG系の店の良さかな~って。
って事で、この『麺屋 歩夢』はわりと各種の食べ方が公式として存在するかもでして、そこら辺のアドバンテージはデカいかなと。
例えば”つけ麺”ひとつにしても、”ラー油抜き、釜揚げ、熱盛り、ラーメン味”の存在が確認されている感じでして、それだけでもノーマル含めて5つのバージョンが存在する事になりますな!
厳密には「釜揚げ、ラー油抜きで!」みたいな複合技も存在するので、かなり多くの食べ方がエンジョイ出来る事になります。
ま、そこら辺を全部紹介するのは1記事では無理ゲーですんで、詳しい事は過去記事参照でお願いしたいぞと。
『麺屋 歩夢』のメニュー(券売機)
と、言う訳で『麺屋 歩夢』の券売機は、こんな感じで御座います。
まあ、そこそこ昔に値上げして以来、特に値段は変わってないと思うので、今日も異常無しって感じでしょうかね?
こうして見ると、特に何も言わなくても『小ラーメン』『大ラーメン』『小汁なし』『大汁なし』『辛い小ラーメン』『辛い大ラーメン』『辛い小汁無し』『辛い大汁無し』『ミニラーメン』『小つけ麺』『大つけ麺』『辛い小つけ麺』『辛い大つけ麺』が選べるので、多分にコッチ系の店としてはメニューも豊富な可能性!
ですんで、特にアレンジしなくてもローテーション出来るし、各種トッピングもあるのでカスタマイズは余裕で出来ると思います。
『大つけ麺ラー油抜き釜揚げネギW』1200円
こんな感じで、どうでしょう?
今回のテーマは「美味しい麺を”油そば”っぽく食べたい!」って感じですんで、コールは「ニンニク、アブラで!」ってお願いしてみた次第。
なお、このメニューを食べる時は大なり小なりの”つけ麺”の食券を買って、食券を提出する時に「釜揚げ、ラー油抜きでお願いします!」みたいな感じにすると、つけ汁がラー油抜きになり、麺は水で締めない”釜揚げ”状態での提供となるので覚えておいても良いじゃない?
さらに言うと券売機の方には”ネギ”のトッピングは無いのですが、食券を提出する時に現金200円を添えて「ネギWで!」って言うと、長ネギトッピング×2になったりして?
まあ、ココら辺も複雑と言うか、現金トッピングのネギもネギと辛ネギもあったりするんで、覚えておいたら良いじゃない。
ま、更に言うとチーズのトッピングも2種類あって、券売機の『トッピング チーズ』はシュレッダータイプのチーズ(ピザとかで良く使うアレ)ですし、現金トッピングでチーズを申告すると粉チーズみたいなパターンもあるので、ややこしいと言えばややこしいぞと。
だが、しかし!
そこら辺も含めた”カスタマイズ性の高さ”も『麺屋 歩夢』の魅力ですんで、ちょっとづつ色々なバージョンを試してみたら良いかなと。
って事で、今回のテーマは”油そば”でして、前から思っていた「麺にアブラをかけて食べたら、それはもう油そばじゃね?」説を検証しようかなと。
いや!
もう、こんだけカスタマイズが豊富な店なんで、新たにあれこれ増やすのもどうかと思うし、オペレーションも大変だと思うので、今回は単純に「食べる側でどうとでもなる!」みたいな裏テーマもある訳ですよ。
まあね。
わりと『麺屋 歩夢』はアブラコールも多い店なので、すでに「麺をアブラで食べる!」ってのを実践してる人は多いと思うのですが、あえて言おう!
「つけ麺で食べたら美味しさ2倍であると!」
まずはイイ感じにアブラだけで麺を食べ進め、アブラが無くなったり味に飽きたら、今度は普通に”つけ麺”としてエンジョイしたら良いじゃない?
ん~……ラーメン1杯の料金で2杯分エンジョイ出来るとか神じゃなかろうか?
(麺量も2倍説……)
って事で、気になる味の方ですが、麺にアブラをかけて食べるのもオツな感じでして、ほぼほぼ”油そば”なテイストをエンジョイ出来ると思います。
若干、背脂側の醤油感だけでは味が薄いって人は、卓上にあるタレを使えば解決ですし?
うどん界隈で言えば、うどんに生醤油をかけて食べるみたいな技法でして、麺の美味しさのみをストレートに味わえるかなと。
麺の方も釜揚げですんで、つけ麺と違ってアブラが冷えて固まったりしないので、なかなかイイ感じに食べられると思います。
「汁無しじゃダメなの?」って思うかもですが、それだとブラックペッパーとかもガッツリで油そばのテイストにはほど遠いですし、「〇〇を抜いて下さい!」ってのも店側のオペレーションに負荷がかかるので、だったら”つけ麺”ベースで食べるべきかなと。
そして!
スープの方はラー油抜きですんで、イイ感じの酸味でヤサイを食べ進める事が可能で御座います。
ん~……前回はヤサイをメッチャ沢山食べた様な記憶がありますが、やっぱヤサイは”つけ麺のラー油抜き”が一番美味しく食べられますね~
”ポン酢”的な要素と言うか酸味で美味しくヤサイを食べれるんで、個人的にはコッチの味が正解かなと。
さらに!
やはり背脂メインで麺を食べるってのも、わりとヘヴィーで量は食べれないので、そこそこ満足したら”つけ麺”として普通に食べると、2度楽しめるぞと。
ちなみに筆者、普段はネギとかトッピングしない派ですが、今日はアブラコールしたんでネギで中和し、少しでも血液の流れを良くしてみようかなと。
ん~……やっぱネギってクセが強いので、生だとキツい部分もありますが、アブラにネギは合いますし、飽きたらスープに浸して食べればネギのクセもマイルドになるんで、わりとネギもワンチャンあるのかなと。
ご馳走さまでした!
『大つけ麺ラー油抜き釜揚げネギW』総評
と、言う訳で黙っていたら永遠に食べれない『麺屋 歩夢』の『大つけ麺ラー油抜き釜揚げネギW』ですが、最初は背脂ガッツリで背徳感高めの”アブラそば”テイストをエンジョイし、後半はラー油抜きで酸味の効いたスープで”つけ麺”としてエンジョイ出来るので、これは結構”お得”な食べ方なんじゃないかな~って。
いや、確かにトッピング類で”味変”を楽しむのはラーメンの世界で王道かもですが、最初と最後でまったく別のラーメンをエンジョイ出来るってパターンはレアですし、何よりも「麺屋歩夢のアブラで麺を食べる!」と言う禁断の果実にも似たテイストは、試してみても良いじゃない?
そんな感じで、ややオーダーするのはメンドーかもですが、やるだけの価値ある食べ方だと思うので、気になる人は試してみて下さい。
『麺屋 歩夢』@淵野辺
神奈川県相模原市中央区淵野辺本町3-29-13
営業時間 11:00~15:00 17:00~23:00
(日曜日は昼営業のみ)
定休日 月曜日