秋葉原で一番マニアックなラーメン屋さん
さりげなく秋葉原にはラーメン屋さんが沢山あり、みんなそれぞれお気に入りの店があると思います。
そんな中、この『関取ラーメン竜軒』の名前が出る人は、かなりのアキバ通かと存じます。
まず、店の場所ばめっちゃ分かりにくいので、店の存在自体を知らない人も少なくないと思われ、かなりマニアックなラーメン屋さんであると言わざるを得ません。
そして!
店内も異様に狭く、恐らく秋葉原で一番狭いラーメン屋さんである事は、間違いないでしょう。
しかも!
何気に創業40年くらい(1977年創業?)でして、秋葉原のラーメン屋さんとしては、かなりの古株となります。
『リブ肉ラーメン』780円
『千両ラーメン』(1080円)なる上位互換機もありますが、テレビや雑誌で紹介されるメジャーなラーメンと言えば、コチラの『リブ肉ラーメン』となります。
もはやチャーシューと呼ぶよりは、肉塊と表現した方が分かりやすいくらい、厚さのあるチャーシュー的な何かがドーンと乗っていますね。
コイツが非常にイイ感じでして「肉喰ってる感がパネェ!」ので、肉が食べたい時に『リブ肉ラーメン』を食べると幸せになれると思います。
スープは”昔ながらの中華そば”って感じでして、昨今の洗練されたラーメンと比べると分が悪いのは否めませんが、ノスラー派(ノスタルジックなラーメン)には、逆に満足出来る選択肢では、ないでしょうか?
麺も中細ストレート麺、ソレっぽい麺なのでノスタルジーに浸れると思います。
結構、個人的には『関取ラーメン竜軒』のラーメンも好きなんですよね~
『ざる中華』500円
『ざる中華』は中盛り600円、大盛り700円、特盛800円となっております。
とは言え、暑い時にスルっと頂きたいメニューですので、そこまでのボリュームを求めておらず、むしろ500円と言うコストパフォーマンスに注目すべき案件ではないでしょうか?
薬味もイイ感じに揃っているので、シンプルながらも美味しく頂く事が出来ますね。
若干、ビジュアル的には殺風景ですが”ざる蕎麦”的なノリで食べられるので、秋葉原の暑い夏には欠かせないラーメンかなと思います。
具材が寂しいと思う人はトッピングすれば良い訳ですし、ベースとしてのポテンシャルはあると思うんですよね。
無論、そこまで蕎麦っぽいのなら素直に蕎麦を食べるのも正解かと存じますが、あえてラーメンで挑む所が”粋”って奴じゃないでしょうか?
麺量も結構あるので、お値段以上のニトリ感はありますね!
ご馳走様でした!
『関取ラーメン竜軒』総評
一番安い『ラーメン』は380円でして、かなりのコストパフォーマンスを誇ります。
しかし!
逆に『リブ肉ラーメン』もベースは同じなので、やはりスープにお金をかけた店と比べると、追い切れない部分は否めません。
とは言え、そこら辺の事を知っている上で、あえて『関取ラーメン竜軒』に訪れたくなっちゃう魅力がある可能性……否めないでしょうか?
アングラ時代の秋葉原を支えた『関取ラーメン竜軒』はマジリスペクトですし、メチャメチャ狭い店内もソレっぽくて逆に素敵だと思うでの、是非みなさんも『関取ラーメン竜軒』に訪れてみて下さい。
『関取ラーメン竜軒』@秋葉原
東京都千代田区 外神田4-3-12
営業時間 10:30~20:00
定休日 年末年始