超短時間営業手打ちラーメン『葵亭』
夜の7時にオープンし、2時間も経たずに完売してしまう人気店『葵亭』で御座います。
とは言え、店内はカウンター席のみ、かつ席数も少ないので最初から最低限のスープと麺(自家製麺)しか仕込んでいない予感でして、ぱっと見た感じだと一日で30杯くらい、麺は50玉ってところでしょうか?
そんな感じなので『葵亭』で確実に食べようと思ったら、オープン直後を狙うのが定石かなと思います。
あと、わりと大事な事なので最初に書いておきますと『葵亭』はラーメンの写真を撮る時は「先に一声掛けて欲しい」との事です。(店主談)
個人的にはラーメン屋さんは鬼忙しいので「写真撮っていいですか?」のやりとりも逆に邪魔かなと思うのですが、店主が言うのですからココはひとまず写真を撮る時は声を掛ける様にして下さい。
まあ、自分が店主だったら一日に何十回も「写真撮っていいですか?」とか言われたら逆に面倒だし、適当にちゃっちゃと撮れやって思いますし、撮影禁止なら撮影禁止と張り紙をしておく、先に声を掛けて欲しいなら張り紙をしておくのがスマートかなと。
もしくは『厚木家』みたいに「写真は一枚のみ可!」みたいなのも有りだと思いますが、それらを口頭で言う側も面倒だと思うので、客が撮影する写真に関して物申したい時は、あらかじめ紙に書いて貼っておくのがお互いにベストだと思います。
別に”お客様は神様です”とも思っていませんし、「写真を撮る側がお願いするのがスジだろう?」って説も分かりますが、時代は誰もが携帯で食べ物の写真を撮る時代、ドレスコードのある高級店や寿司屋は別にして、普通の店は普通に料理の写真を撮られちゃう時代ですので、写真を撮られて嫌な思いをするのなら、その事について”意思表示”をすべきだと思います。
分かりやすく言えば禁煙の店は「禁煙かも?」じゃなくて、最初から禁煙の張り紙を貼るのと同じです。
「灰皿は有りますか?」とか「吸っていいですか?」とか、やりとりするのも大変ですのでって話でしょうかね?
と、書いていますが、筆者も注意されたものの「すみません、サイトに掲載するんで撮らせて下さい。」とお願いしたら快く了承して頂き、特に遺恨が残る感じではなかったとも補足しておきましょう。
筆者的にはそういうシステムであれば従うか、もしくは写真を撮らないか、金を払って店を出るかの3択で御座います。
ですので、みなさんも『葵亭』の場合は写真を撮る時に予め、写真を撮りたい事を申告して下さい。
『たまごラーメン』750円
相模原でも屈指の濃度を誇る豚骨ラーメンでして、そのブリックス(粘度)は実際に相模原で一番かなと。
と、同時に魚介の風味や醤油ダレで誤魔化す事をせず、純粋に豚骨スープ一本で勝負しているのも潔いと思います。
ここまで臭みを出さずに濃度を上げるのは至難の業でして、一日で出せるラーメンの数が少ないのも納得で御座います。
この豚骨スープに関しては非常にレベルが高いと思います。
気になる麺の方ですが中太ストレート麺でして、しっかりしたコシと小麦の風味を感じる麺に仕上がっています。
特にコレと言って尖った部分はないかもですが、超濃厚なスープに負けない力強い麺だと思います。
ちなみに『葵亭』の一番人気は『たまごラーメン』のセット(プラス250円)でして、ラーメンに『豚丼』(単品400円)が付属するお得なセットの様ですね。
筆者、米より麺派なので『替玉』(100円)ですけれども。
ご馳走様でした!
『葵亭』総評
なるほど、確かに相模原でも唯一無二の豚骨スープでして、合わせる自家製麺も含めて高評価で御座います。
若干、営業時間が鬼だったり材料切れが多発するのは否めませんが、逆にスープや麺に集中した結果、あまり多くは作れないって事だと思うので、それも良い判断だと思います。
しいて言うなら場所が駅からは絶望的に遠いし、駐車場も2台分なのでアクセスが悪いし、ふられた時に代替えのラーメン屋が近隣には無いので、そこら辺は食べる側が何かしら対策をしておく必要があるかもです。
と、言う訳で非常に洗練された超濃厚豚骨スープの店として、筆者もちょいちょいオススメしたいと思います。
『葵亭』@相模原
神奈川県相模原市南区若松5-2-13
営業時間 19:00~材料切れ(20時半くらい)
定休日 月曜日