「まだだ!まだ終わらんよ!」
と、言う訳で一昨日淵野辺駅にオープンした『TOKYO豚骨BASE MADE by 一風堂 淵野辺』ですが、あえて言おう!
「圧倒的、低視聴率であると!」
ん~……一応は新規オープンの店なので、この2倍は行くでしょ~と思っていたのですが、今のトコロは全然で御座います。
だが、しかし!
「勝つまでヤル!」のが我が家の家訓ですし、負けを認めなければ負けじゃない説ですので、ネバー・ギブアップの精神、ホップ・ステップ・玉砕の気合で追加記事をブチ込むパターン。
いや、この”執拗さ”こそネット界隈で成り上がる術と思われ、顔面とかオッパイに恵まれない凡人は、ただひたすら努力を続ける事しか出来ない説。
うん。
顔面とオッパイが揃ってれば、YouTubeで喰ってけるでしょうけれども。
YouTubeあるあるですが、どう考えてもギターとかピアノ動画なのに、サムネがオッ(略
『TOKYO豚骨BASE』のメニュー
って事で、メニューの方はこんな感じ~
ま、昨日も今日も液晶のタッチパネルですんで、全メニューを写真にする事は出来ないけれども。
そして!
「まあ、とりあえず未食の豚骨醤油でも食べておくか~」と思っていたのですが、あえて言おう!
「魚介✕豚骨ですと!」
え?
外には”豚骨、豚骨醤油、味噌豚骨”って書いてあったのに、券売機で裏切るパターンですか?
ってか、普通に『豚骨ラーメン』ならオープン記念価格の650円で食べられるのに、あえて豚骨醤油を食べたいとプラス230円も払ったのに?
ちなみに「最近、淵野辺駅に一風堂がオープンしたんだって!」みたいな感じで噂が広まっていますが、厳密には『一風堂』が監修しただけでして、経営はJR系で別会社、味も『一風堂』では無いので、そこら辺もしっかり情報を修正しておいて欲しいぞと。
『豚骨醤油ラーメン』880円
こんな感じで、どうでしょう?
ん~……まあ、まだオープン三日目ですんで、細かい事を言ってもですが、若干は盛り付けが微妙ですな!
多分、ちゃんと宣材写真通りに盛り付けているのですが、最後にドデカイ、それはそれは超デカいレンゲをブッ刺す時に、麺全体が右に寄ってしまった説。
まあ、コレは店員の熟練度と言うよりも、単純のレンゲの大きさが原因と思われ、仕方ないと言えば仕方ないかな~って。
ん~……やはり柚子みたいなのも、使っちゃうパターンですね~
個人的には魚介っちゅうても、節系のラーメンには無用でして、もしも使うんだったら鮮魚系で生臭さを感じやすい時に、フォローで使うかもですが。
もっとも、鮮魚系で生臭さを感じてしまったら、ラーメン的にどうかと思うので、究極的には柚子の出番もないけれども。
柚子はラーメンのアクセントに良い……みたいに思われていますが、柚子ってアクセントにしてはムラがあると言うか、柚子が直接”口の中”に入った時と、入らなかった時の落差が激しいし、そこら辺を意図的に食べる側がコントロールするのが難しいので、やたらと柚子を乱発する風潮は如何なモノかと存じます。
さてさて。
とりあえず……言いたい事が星の数ほど有りますが、とりあえず”豚骨醤油”の定義について小一時間、問い詰めますか!
いや!
確かにコレも豚骨と醤油ダレですけれども、そこに魚介の要素を入れたら”豚骨魚介”ですからね?
ココら辺、本当に曖昧と言うかテキトーな店が多いのですが、まったくもって豚骨醤油と豚骨魚介は別物でして、そこら辺はマジに日本全国のラーメン屋さんに、徹底周知しておきたいと思います。
ってか、徹底周知しなくても、プロのラーメン屋なら分かってんじゃね?
みたいな?
ま、確かに僅かに魚介を足す……みたいな感じでしたら、魚介を表記する必要は有りませんが、ココまでガッツリ入れたなら、それは豚骨魚介系ラーメンですよ?
分かり易く例えると、チャーハンを頼んでキムチチャーハンが出されたら、どう思いますか?
キムチを入れる事で、チャーハンとは別のメニューになっちゃってる説でして、大抵はチャーハンはチャーハン、キムチチャーハンはキムチチャーハンでちゃんと分けて、別メニューとして表記するのが世の中の常識で御座います。
まあね~
そこら辺が相模原の人のダメな部分でして、さして御当地ラーメンも無いまま現在に至るので、ラーメンに対する根本的なリスペクトが市民全般、不足している説でして、豚骨ラーメンと豚骨魚介ラーメンの区別を、明確にしないままダラダラと日常を過ごしている生き様、如何なモノかと思いますよ?
ハッキリ名指しで指摘すると『ら~めん村田屋』と『NAGAHAMA(長浜)らーめん』、お前達が”豚骨ラーメン”とか”長浜ラーメン”を名乗ってる罪は重い!
また、それらを信じて疑わない情報弱者は……まあ、無知は無罪で良いけれども、豚骨魚介ラーメンと知ってて、ついつい「豚骨ラーメンで美味しい店があるよ!」と言って、上記の2店を人に紹介するのは、それもまた罪だと思います。
美味しい美味しくないは人の好みとしても、豚骨ラーメンと豚骨魚介ラーメンの定義、人によって曖昧になる事は無いですからね?
しいていうなら『麺や ZEっ豚(ぜっとん)』くらいの魚介感でしたら……豚骨ラーメンで可だと思うけれども。
って事で、気になる味の方ですが、あえて言おう!
「また、お前かと!またまた、お前かと!!」
うん。
知ってて食べているので女将は呼ばないけれども、やっぱり何処かで食べたような味ですなと。
とは言え、ノーマルの『豚骨ラーメン』とは違って、背脂は無いっぽく、一応はラーメン的に作り分けているけれども。
もっとも、麺の方は細麺で共通ですので、やはりラーメン的に妥協した感は否めない。
ご馳走様でした!
『豚骨醤油ラーメン』総評
と、言う訳で結論を3行でまとめると、『豚骨醤油ラーメン』と言いながらも、実際には”豚骨魚介ラーメン”でして、ゆえに味の方もマタオマ系(またオマエか系)で御座います。
ちなみ筆者、マタオマ系豚骨魚介ラーメンを評価しないのは、それこそ最初に味を完成させた店主はリスペクトですけれども、後発はそれの模倣に過ぎないからでして、味の方も似たり寄ったりになるからですな!
いや、豚骨だけでしたら炊き方ひとつ、豚ガラとかの部位で味も違うし個性も出るのですが、そこに魚介を足しちゃうと細部が全て魚介感でマスキングされちゃうので、なんかほとんど同じ味になっちゃうんですよね~
ゆえにラオタから”マタオマ系”と言われちゃうのですが。
ま、確かに魚介要素を入れると手軽に旨味は増えるし、良くも悪くも味はそこそこ一定になり、豚骨臭さも上書きされちゃうので、下手でもソコソコの味で出せるラーメンにはなるけれども。
ついでに書くと、魚介だけでは出せない厚みが豚骨で簡単に出せる為、魚介だけでは勝負出来ないスープしか炊けない店も、マタオマ系なら店で出せる説。
つまり!
一見、良いトコ取りの素晴らしいスープに思える、豚骨魚介ですけれども、豚骨だけで勝負出来るなら蛇足だし、魚介だけで勝負出来る店にとっても蛇足で御座います。
まあね~
確かに”素人にも分かりやすい味”なので、味的にも簡単に作れてコケないラーメンかもですが。
いわば豚骨でも魚介でも勝負出来ない店の、自転車で言うところの”補助輪”みたいイメージ?
なので、この味はフランチャイズとかチェーン店で多い説でして(略
勿論、分かってらっしゃる店ですと、あくまでも魚介は補助の域を出ない範囲で、ちゃんと豚骨スープを重視して作っている為、魚介感も必要最低限ですけれども。
と、言う訳で家系ラーメン好きな神奈川県民ですと「豚骨醤油か!」って飛びつくかもですが、実は豚骨魚介ですんで、そこら辺を知った上で『TOKYO豚骨BASE』に行ってみて下さい。
『東京豚骨ベース』営業時間
神奈川県相模原市中央区淵野辺3-5-16
営業時間 11:00~21:30
土日祝日 11:00~19:30
定休日 無休?