大正3年創業『八ツ手屋』で天丼とか
そもそもが大正3年って言われてもピンと来ませんが、1914年創業って言われると「マジか!」みたいな反応……あると思います。
老舗とは100年続いて初めて名乗れるって説もあり、そう言った意味でも『八ツ手屋』は文句無しの老舗でして、今でも天丼を求めて遠くから来る人がいるくらいの名店で御座います。
と、言う訳でさりげなく天丼も積極的に食べている筆者でして、この『八ツ手屋』に行くのは当然でしょうか?
『上天丼』1050円
めちゃめちゃ老舗なので、めちゃめちゃ高いかと思ったらそうでもなく、上天丼でも1050円と普通にランチでエンジョイ出来る価格で御座います。
ちなみに『八ツ手屋』は食券制でして、店に入ったら右手にあるレジで食券を購入してから、席に座ります。
まあ、実際に食券を手にする事は無いのですが、要するに”前払い制”だと思って頂ければ幸いです。
どうでしょう?
なかなかイイ感じの天丼的なビジュアルでは、ないでしょうか?
海老も大きく立派ですので、やはり個人的には『上天丼』を推したいですね!
特にタレの色合いと言うか深さは流石かなって感じでして、やはり創業当時からの継ぎ足しってのは凄いと思います。
タレは天丼の命って説も、ある意味真理かなと。
そして、そのタレを纏う天麩羅も美味しく、海老の美味しさもさる事ながら、イカの天麩羅と言うか”かきあげ”的な何かが、非常に御飯と合う予感です。
しいて言うなら、チョイとタレの香ばしさと言うかビター感はあるので、昨今のチェーン店になれていると、そのギャップに戸惑うかもですね。
とは言え、この味は『八ツ手屋』でしか食べられないし、そう簡単に再現出来るタレではないので、『八ツ手屋』の味として受け止めたいと思います。
ご馳走様でした!
『八ツ手屋』総評
せっかく神田ら辺をぶらりと歩くなら、やはり老舗の味を経験して欲しいとは思うのですが、この『八ツ手屋』は土日祝日休みで昼間の短時間しか営業していない可能性……あると思います。
ですので、なかなか訪れるタイミングが難しいのですが、それだけの価値はあると思うので、是非みなさんも時間を作って訪れてみて下さい。
『八ツ手屋』(やつでや)@神田
東京都千代田区神田司町2-16
営業時間 11:00~14:00
定休日 土日祝日