相模原言うたら『萬金餃子』っしょ?
さして名物のない相模原でして県外とかから友達やら親戚やらが遊びに来たとして、特にオススメ出来る食べモノも無さそうですが、あえて言おう!
「萬金餃子に行っとけば間違いないと!」
まあ、別に『とんかつ赤城』やハンバーグの『おさ』、予約取れたら『焼肉はせ川』でも良いのですが、サクっと行けちゃう利便性とオダサガ(小田急相模原)ならではのローカル食って事なら『萬金餃子』1択で御座います。
ちなみに『相模原萬金』と呼ばれたり、『ギョウザ萬金』が正式名称って噂もありますし、厳密には『ギョウザハウス萬金』でFAなのですが、地元民的には『萬金餃子』って言わないと通じないので、そこら辺は気を付けて下さい。
「ちょっと餃子が食べたいかも?」は甘い!
そこは人それぞれでしょうがって話もありますが、この『萬金餃子』は軽い気持ちで餃子を食べに行く店ではなく、ガッツリと餃子を食べたい時に訪れる聖地と認識しております。
ちなみに『萬金餃子』は最初の1回しかオーダー出来ず、途中で追加注文は出来ないハードコアモードで営業していますので、そこら辺も注意が必要でしょうか?
ですので初見の場合、何個オーダーして良いのか分からないと思いますが、そこら辺は当サイトの写真を見てイメージしたらいいじゃない。
ちなみにオダサガには「萬金餃子で焼き20個食べれないと成人したとみなされない」と言う鉄の掟があるので、男子なら20個、女子なら10個を目安に考えたら良いと思います。
ちなみに『萬金餃子』の『焼餃子(480円)は10個単位でしかオーダー出来ないし、最低でも1人当たり1枚の餃子(水餃子、鉄鍋蒸し餃子でも可)を注文しなければならない事は周知徹底しておきたいと思います。
そして!
オーダーしたら小皿に自分でタレを作って待ちましょう。
筆者はいつも”醤油少な目、酢多め、ラー油&一味唐辛子”が基本ですが、『萬金餃子』の場合はニンニクを追加します。
そしてコチラが筆者のプレジャーセットで御座います。
『焼餃子』20個、『水餃子』8個、『ライス大盛り』って感じでして、コール的には「焼き2、水餃子1、ライス大盛りでお願いします!」的なのでガッツ石松(OK牧場)です。
ちなみに『萬金餃子』では『玉子スープ』(254円)も合わせてオーダーするのがツウとされていますが、筆者は餃子LOVEなのでスープの替わりに水餃子をチョイスしています。
ちなみにコチラも食べ応えがあるので、自分の胃袋と相談してオーダーするか決めてみたらいいじゃない。
ま、食べた事が無い人には1㎜も伝わらないかもですが、オダサガら辺に住まう人達はこの写真だけでフル勃起ですからね!
『萬金餃子』はライス超重要!
基本、中国とか仕事で行きまくってたので”餃子&ライス”みたいなのは筆者の中には無いのですが、この『萬金餃子』は”揚げ焼き餃子”って雰囲気ですので、ずっと焼き餃子だけを食べるのは難しい可能性……あると思います。
と、言う訳でライス(今回は大盛り!)は必須な訳でして、そこは”ケンコバ式”で食べるのが正解かと存じます。
あまり餃子に関して興味が無い人の為に補足しますと、”ケンコバ式”とはケンコバ氏が言う「餃子はタレを付けてライスでワンバンさせる!」みたいなスタイルの事でして、本能的に行っている人も含めると、ある意味スタンダードな餃子とライスの在り方と心得て下さい。
ここら辺、焼肉でも”ワンバン方式”は有効でして、日本人として米へのリスペクト、自分の手の中にあるライスを大事に育てる心が必要かなと。
とにかく『萬金餃子』に行く時は「死ぬほど餃子が食べたい!」みたいに感極まったモチベーションで訪れる事が多いので、このくらいガッツリ食べられるコンディションで行って欲しいと思います。
気になる味の方ですが、普通の焼き餃子と違い、チョイと厚めの餃子の皮を揚げ焼く感じでして、独自の餃子文化を育んでいるとも言えるのですが、むしろ中国的にはコチラの方が正解でして、そう言った意味では”正統派の焼き餃子”とも解釈出来る……みたいな味です。
まあ、ここら辺はとりあえず食べて頂かない事には『萬金餃子』の良さもワカランと思うので、なんなら通信販売とかで手に入れてみてもいいじゃない。
焼きも2皿となると結構なボリュームでして、後半はやはり味がマンネリ化するのですが、そこは一番最初に仕込んだニンニクを使って、より味にメリハリを出してみたらいいじゃない。
餃子のタレが染みたニンニクをチョイと乗せると、かなりパンチのある味になるので、後半戦では有効なアイテムだと思います。
他にも『バンバンジーサラダ』とか『キムチ』も人気のアイテムでして、何気に人それぞれ自分なりの愉しみ方が確立されていて、『萬金餃子』はある種の宗教だと思って頂ければ幸いで御座います。
ご馳走さまでした!
『萬金餃子』総評
ま、相模原の人は何を言われても「フーン」ってくらい無味無臭な反応しか出しませんが、『萬金餃子』をディスると烈火の如く怒るので、相模原の人、特にオダサガ周辺の人と付き合う時は『萬金餃子』へのリスペクトを欠かさない様にすると、人間関係も上手く行くと思います。
もっとも『萬金餃子』ってホワイト餃子系列のチェーン店ですので、他の地域にもあるっぽいのですが、いかんせん名物料理に乏しい相模原では重宝されていますし、オダサガ(小田急相模原駅)ら辺の人にとってはソウルフードですので、コッチら辺に来たなら試してみて欲しいかなと。
勿論、通販で購入し家で焼いて食べるって方法も有りますが、意外と店と同じに焼き上げるのが難しいと言うか、失敗する人が少なくないので、やはり『萬金餃子』に行って食べるのが正解かと存じます。
そんな感じで相模原の名物料理は、とりあえず『萬金餃子』って事にしておくと波風立たないので、是非みなさんも食べに行ってみて下さい。
『萬金餃子』小田急相模原
神奈川県相模原市相南4-1-7
営業時間 11:00~21:30
定休日 水曜日(水曜日が祝日の場合、翌木曜休み)