藤沢ら辺でどうでしょう？
さして思い入れのない藤沢ですが、まあ距離的にはそんなに遠くもないし、ちょいちょい美味しそうな店はあるので前から狙ってはいたのですが、あえて言おう！
「全てはPV（視聴率）次第であると！」
ですので「あれ？あの企画どうなったんだろ？」みたいな感じで、いつの間にかフェードアウトした特集（チャーハン特集とか）は、だんだん視聴率が落ちて来てボツになったパターンで御座います。
と、言う訳で藤沢とか平塚とか横浜辺りはちょいちょい記事化したいのですが、まだまだ当サイトの認知度もそこら辺のエリアでは低いので、ちょっと時期的には早いかなと。
そして！
なんとなく『シュクリア』の後にラーメンを食べようと思って藤沢の街を歩いていたら、なんか部分的に昭和初期がそのまま残っているエリアを発見しました！
ってか、その狭い路地への入り口が”質屋”ってのもアレですよね～
ま、今は完全に廃墟と化しているのですが、この一区画だけ完全に時代が止まっている感じでして、不思議な空間になっています。
周辺は普通に21世紀の日本でして、マンションとかに囲まれている感じなのですが、なんでこの場所だけ残されているのか謎で御座います。
基本、面倒な事は一切やらない主義の筆者ですが、流石にコレはチョット気になるのでザックリ調べてみた所、かつて藤沢にあった”遊郭街”（赤線的な）の一部らしいです。
（多分、入り口か出口かな？）
ボロボロではあるものの、この建物が建てられた年代を考えると、保存状態は悪くないかもですね～
多分、20年くらい前はもっと綺麗な状態だったんじゃなかろうか？
ま、今となっては廃墟でしか無いのですが、こういう場所もそう遠くない未来に壊されると思うので、気になる人は早めに見に行った方が良いと思います！
文化遺産って訳じゃないけれども、これも日本の歴史の一部かなと。
と、言う感じで適当に尺を稼いだので、目的地のラーメン屋さんにインする事にしましょう。
『ブラック』850円
どうでしょう？
藤沢に遠征すると決めた時点で、この『らぁめん鴇』は狙っていた訳でして、さりげなく『シュクリア』も中盛りで流した訳ですよ。
ほほう……流石に藤沢でも人気の『らぁめん鴇』でして、すでにビジュアルからして美味しい予感しかないですな！
ちなみに『らぁめん鴇』的には『醤油』（830円）がデフォルトと思われますが、この『ブラック』は麺が”手揉みの太麺”って事なので試さずにはいられない衝動で御座います。
流石に『ブラック』は”たまり醤油”を効かせているので、他のラーメンよりもスープの感じは掴みにくいかもですが、それでも鶏ベースの美味しさは十分に出ている感じでしょうか？
ま、寸胴の方を見れば鶏もギッシリ入ってそうだし、温度管理もしっかりしているので、『らぁめん鴇』のスープは間違いないと思います。
あえて町田か相模原ら辺のラーメンに例えるなら、『一番いちばん』のスープに近いですかね？
いわゆるレジェンドな『ロックンロールワン』の流れを汲むと言うか、あっち方面のスープだと思って頂ければ、その美味しさも伝わるかなと。
そして！
筆者的にはこの麺が好きな感じでして、デフォルトの細麺（食べた事ないけど）よりも、イケてる予感がしないでも無いです。
ご馳走さまでした！
『ブラック』総評
ちなみにネーミングが『ブラック』なので富山のラーメンを思い浮かべるかもですが、それよりも塩分感は控え目でして、スープの美味しさが引き立ってるタイプな事も報告しておきましょう。
ですので、ブラックペッパーも背脂もちょいと控え目、あくまでも醤油感とスープの旨さで麺を食べさせるラーメンかなと。
と、言う訳で普通に醤油ラーメン好きなら必食の1杯と思われ、確かにコレは『らぁめん鴇』のデフォでは無いかもですが、そこは麺の好みでチョイスするのも有りだと思います。
ま、人によっては値段が気になるかもですが、スープの感じからしても素材を吟味していると思うし、ラーメン全体どの部分を見ても丁寧に作り込まれているので、筆者目線で見ると高くは無いし、近所にあったらメチャ通うわってのが正直な乾燥で御座います。
と、言う訳で『らぁめん鴇』のラーメンは美味しかったので、またチャンスがあれば食べに行こうかなと思った次第でして、とりあえず何らかのタイミングで藤沢ら辺に行ったなら、この『らぁめん鴇』でラーメンを食べてみて下さい。
『らぁめん鴇』（とき）＠藤沢
神奈川県藤沢市藤沢1034
営業時間 11:00～15:00
土日 11:00～15:00 19:00～22:00
定休日 月曜日
