『元祖極太塩焼そば 三毛猫』オープン!
と、言う訳で初日は並ぶの面倒なので、月曜日にでも行けば良いかな~って思ったのですが、あえて言おう!
「気が付けばゴールデンウィークだったと!」
ん~……そうなると混雑具合は、さして変わらない気がして来たので、そこは面倒がらずに食べに行こうかな~って。
一応書いておきますと、この『三毛猫』は『旧 きじとら』の跡地に、そのまま同じ店主がオープンさせた店ですんで、まあまあ大体は『きじとら』で御座います。

初日の混雑具合を書いておきますと、オープン直後は並んでたけれども、後はそうでも無さそうな雰囲気。
『三毛猫』のメニュー
って事で、メニューの方はこんな感じ~
恐らく、新しく”塩焼そば専門店”になって、何がどうなるのかって部分ですと、一番気になるのは値段かな~って。
ま、写真通りの値段ですんで、どうでしょうかね~
筆者の印象ですと良いトコロ(特盛無料)が無くなったな~って感じでして、多分に大学生目線ですと、スゲー高くなったな~って印象かな?
いや、正直クッソ高くなったとは思うけれども、前が安過ぎた説ですし、値段は店側があれこれ計算して決めた事ですんで、そこに文句は有りません。

うん。
文句じゃないけど、やっぱこの値段は拒否反応を示す人が多(略
ちなみに各種電子マネーに対応したっぽいし、券売機的には使いやすいので、そこら辺はナイスだと思います。
『特製塩焼きそば』900円
こんな感じで、どうでしょう?
いや!
あえて筆者が言わなくても、かつて『きじとら』のラーメンを食べていたならば、多分に思う事は同じだと思うけれども大丈夫だ、問題ない。
ん……問題ないです?
だが、しかし!
どうしても『元祖極太塩焼そば 三毛猫』をやりたかったとの事ですんで、あえて言わない方向の優しさが大事だぞと。
ちなみにカスタマイズとしては、とりあえず『きじとら』っぽさを重視して、”しょうが多め”にしてみた次第。
サイドにあるポテトサラダは、オープニングサービスとの事です。
ま、これはサービスのポテトサラダですんで、有難う御座いますって言うておくけれども、なんか券売機には『特製ポテトサラダ』が400円って書いてあったので、わりとポテトサラダには本気っぽい予感。
勿論、400円の方はボリュームも増えているとは思うので、試してみるも一興かなと。
さてさて。
そんなこんなで『三毛猫』自慢の”極太塩焼そば”ですけれども、どうでしょうかね~

一応はマウントを取る訳では無いけれども、筆者はかつて鉄板焼の店を目指した時期もあるレベルでして、”焼そば”って料理に対しては、並々ならぬパッションを秘めております。
ゆえに、かなりの辛口批評が予想されるけれども、どうします?
止めときます?
いや、別にストレス発散で悪口を書く訳じゃないので、書いても書かなくてもなんですけれども。
だが、しかし!
そこを明確に書かないと、なんでイマイチなのか、何処がダメダメなのかが読者様にも伝わらないので、そこは正直に書くスタイル。
ん~……とりあえず、あまりに突っ込みドコロが多いので、どこら辺まで書くのかで小一時間悩むレベルですけれども写真の通り、さして麺もモヤシも焼けてない感はどうなのかなと。
と、言うかそもそも、焼そば専門店で営業して、なんなら”元祖極太塩焼そば”を目指そうってのに、なんで中華鍋で作っているのか?
しかも麺量は多い感じですんで、それを中華鍋如きで調理しようってのは、完全に”焼そば”と言う料理を舐めてるとしか思えないぞと。
いや、そりゃ町中華みたいな店でしたら、焼そばばかり調理する訳じゃないので、中華鍋で作るのも分かるけれども、仮にも専門店ですんで、中華鍋2個で店を回そうってのは、完全に手抜き説。
言うまでもなく、焼そばを調理するのにベストな器具は鉄板ですんで、鉄板すら用意してない時点で専門店としては”お察し”で御座います。
「中華鍋でも出来るもん!」って言う人も居るでしょうが、そんな事はないですからね?
短時間で水分を飛ばす為には、それ相応の火力だけではなく、調理面積が必要でして、ゆえに多くの店で大きな鉄板が使われている訳ですよ。
中華コンロと中華鍋でしたら、確かに火力では負けないけれども、具材が重なりやすく、水分を飛ばす為には鍋を煽り続けなきゃでして、やっぱ”焼そば”には向かないよね~
しかも、多分にモヤシは直前に茹でてから使っていると思われ、ますます水分が(略
って事で、気になる味の方ですが、あえて言おう!
「あ……ありのまま今、起こった事を話すぜ!おれは『三毛猫』の極太塩焼きそばを食べていたと思ったら、いつの間にか『きじとら』の”汁無し”を食べていた…… な、何を言ってるのか分からねーと思うが(略」
うん。
麺もほとんど同じで、焼けてる感がゼロな為(略
そして!
カウンターにはポットが置いてありまして、そこのスープを入れると、”スープ焼きそば”としてもエンジョイ出来る模様。
ま、”スープ焼きそば”には1mmも興味はないけれども、レビュー的には情報も必要と思われ、ちょろっと試してみたけれども、大体は『きじとら』っぽいスープかなと。
なので、もしも丼にタップリと入れたなら、さして麺が焼かれてない事も有り、ほぼほぼそれはラーメ(略
そもそも『きじとら』の平打極太麺、ゴワゴワで食べにくいので、ちょっとスープを入れた方が、食べやすくはなると思います。
うん。
それは”焼そば”として、どうなのかとは思うけれども。
ご馳走様でした!
『特製塩焼きそば』総評
と、言う訳で正直書くと、最初からどうだかな~って思っていたけれども、予想通りにどうだかな~って感想で御座います。
いや、本当に麺がさして焼けておらず、ほとんど”温めた程度”ですんで、これは『きじとら』の”汁無し”ですって言われたら、そっちの方が納得出来ちゃうぞと。
決して料理としては不味くは無いけれども、”焼そば”としてはゼロ点ですし、ほとんど『きじとら』の”汁無し”、もとい超値上げされた”汁無し”ってのが、筆者のファイナルアンサーです。
まあ、オープンしたばかりで、店主も楽しそうに営業していたので、そこに冷水を浴びせるのは、人としてどうかと思うけれども、ダメなモノはダメなので、そこは正直に書かないとでしょ~
嘘こいて美味しいを連呼する方が、よっぽど簡単ですし読者ウケも良いし、書く側としては嘘書いた方がメリットしかないけれども、そういう”お世辞”を真に受けて、今のままでイケると勘違いさせちゃう事こそ、店にとっては一番悪いパターンで御座います。

うん。
もしかしたら筆者の批評が的ハズレで、店側のスタイルが正解かもでして、この『三毛猫』が”元祖極太塩焼そば”として、超有名店になる可能性もあるけれども。
嫌われついでに書いておきますと、回転が遅いのは”極太塩焼そば”が原因ではなく、麺量が多いのに中華鍋で調理してる事が問題ですんで、多分に調理に慣れて来たとて、さしてスピードアップは望めないし、ましてや持ち帰りとか”Uber Eats”のオーダーが重なったら並んでる人は絶望しかない説。
まあ、並ぶほどの行列店になるかどうかは(略
しかも!
そこも塩で勝負したかったんだから、仕方ないって話に回帰するけれども、”塩焼そば”って料理な時点で、”ソース焼そば”よりも遥かに不利ですんで、そう考えると厳しいかなと。
同程度のレベルでしたら、普通はソースを選ぶので、飛び抜けて美味しくなければ、塩だけじゃやってけないと思いますね~
ましてやガッツリ値上げして、学生離れ不可避なのに(略

まあ、きっと研究に研究を重ねた結果だとは思うので、そこを筆者が指摘するのは”釈迦に説法”かもですが、中華鍋でイケると思ってる時点で、釈迦じゃ(略
そこも「そういう料理ですんで!」って言われたら、はいそうですかとしか言えないけれども、やっぱ”焼そば”で具材後乗せはダメでしょ。
キャベツや豚肉と麺を一緒に炒めて焼くからこそ、焼そばとしての美味しさが(略
ん~……せめて最低でも”屋台の焼そば”レベルの鉄板がないと、ちゃんと大量の麺を炒める事も出来ない説でして、それが原因で待ち時間が長いとかになったら、ますます客足(略
と、言う訳で中華鍋にコダワリがあると言うのなら、それはそれでって話ですけれども、とりあえず現状は炒め加減が全然足りておらず、ほぼ”きじとらの汁無し”ですんで、そこら辺の問題が解消されない限りは、ちょっとオススメ出来(略
って事で、まあ筆者の言う事が100%正しいとは限らないし、とりあえずは一応、新規オープンですんで、気になる人は食べに行ってみて下さい。
追記
”Uber Eats”のメニューを見たら、普通にソース焼そば(並 麺200g)1300円も存在してた軒。
え?
その程度のコダワリだったの?
『元祖極太塩焼そば 三毛猫』営業時間
神奈川県相模原市中央区淵野辺1-10-11
営業時間 11:00~15:00 17:00~20:00
定休日 木曜日