福島県より『若武者』見参!
こちらの『若武者』も確か去年の『最強ラーメンFes,』で食べているので、なんの迷いもなくオススメ出来る予感です。
青森の地鶏”青森シャモロック”の丸鶏を軸に、ホタテ、ハマグリ、シジミ、アサリ、ホッキ貝の貝出汁を加えたスープは、間違いありません。
さらに今回は昭和6年創業、京都の老舗製麺所である『麺屋棣鄂』の”サンダー麺”を合わせ、塩ダレの塩には石垣島の”ぬちまーす”を使ったそうです。
『茜醤油の青森シャモロック中華そば』
と、言いながらもさりげなく裏メニューを食べるパターンでしょうか?
ベースはまったく同じなので、要は塩ダレか茜醤油かって話でして、これは裏メニューに進むべきかどうか小一時間は悩むべき案件ですが、気が付いたら食べていました。
国産の大豆と小麦を用いて、木樽で一年以上かけて熟成させた”無添加醤油”だそうでして、自然な甘さが特徴らしいです。
なるほど。
確かに醤油感はあるものの、角がなく味が丸い気がします。(そう言われてみたらですが!)
と、同時に”茜醤油”をドバドバに入れている訳ではなく、必要最小限の量でバランスさせているので、逆に醤油感よりもスープの旨さが前に来るのは、イイ感じではないでしょうか?
逆に、そこまで味が大きく変わる一杯ではないので、他の店をスルーして二杯目に突入するだけの魅力があるかと言われたら謎ですが、あえて言おう!
「個人的にはコッチの方が好き!」
であると! むしろ、コッチをレギュラーにしても全然問題ない美味しさだと思います。
鶏チャーシューは隠し味に生姜でしょうか? さりげない生姜感を感じた筆者で御座います。
そして気になる『麺屋棣鄂』の”サンダー麺”ですが、クソ美味いので絶対に食べた方が良いですね!
ちなみにサンダー麺は東北の手打ちラーメンをイメージしているらしいので、確かに筆者が福島県の郡山で食べた手打ちラーメン達に似ています。
『若武者』 総評
まさに食べておいて間違いない一杯と呼べる『若武者』のラーメン達でして、ぶっちゃけ様々な人が訪れるラーメンイベントの中でも、一番多くの人にオススメしやすい優等生かと存じます。
普通の人が食べても違いが分かるくらいに、美味しくブラッシュアップされたスープも、特に尖った部分は無いので子供からお年寄りまでイケると思います。
と、思わせておいて、ラーメンフリークが食べでも、”物足りない”と思わせないだけのスープの旨さがあります。
唯一、尖った部分と言えば『麺屋棣鄂』のサンダー麺ですが、逆に喜多方ラーメン系を好む人も多いので、プラス要素になると思います。
あ、でも細麺でも食べてみたい欲求はありますかね?
と、言う訳で『最強ラーメンFes,』には様々なラーメン&つけ麺が集まりますが、この『若武者』も要チェックであると、まとめておきましょう。