10式戦車っていいよね?と思ったので写真を出してみた@陸上装備研究所

相模原
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淵野辺に戦車があるって知ってます?

そもそもが相模原は昔から軍都市と言うか軍需産業と関わりがありまして、今でも三菱重工の相模原工場とかもあったりします。

第二次世界大戦中はこの工場で作った試作車両を、町田市にある「戦車道路」と呼ばれる道路でテストする予定だったのですが、戦争も末期だったので用地を買収したものの、実際に戦車を走らせる事はなかったらしいです。

ちなみに厚木、と言うか綾瀬の”海上自衛隊厚木基地”は旧海軍の”厚木海軍飛行場”でして、同じく愛川町の内陸工業団地は”陸軍中津飛行場”(相模陸軍飛行場)だったりします。

昔は空軍はなく海軍と陸軍、それぞれに航空隊があった訳です。(まあ、今もそれぞれ持ってますけども)

ですのでクソ田舎だった相模原ですが、今の愛川町ら辺ではちょいとした工業地帯でもあり、絹やら紙やらも盛んでしたが、町工場的なモノもあったらしいです。

と、言う訳で相模原周辺は軍隊と関わりがある場所が多く、例えば麻布大学のある場所は”陸軍兵器学校”の一部でもあります。

そんな感じで相模原ら辺は国が買収した土地も多く、戦後も国が管理してたりしてなかったりで、しれっと『陸上装備研究所』も作られている訳で御座います。

たまに解放している件の是非

いつも10月くらいに一般開放していたのですが、2017年は春(4月13日)にやってたらしいです。もう終わっちゃってんじゃん!

まあ陸上装備を研究している所ですので、各種試作車両とか展示されていて、それなり観られると思うんですよね。

あと物販もやってるので、そこら辺も楽しみのひとつで御座います。

結構マニアックじゃないっすか?

で、写真とか沢山撮っておいたので、なんとなく記事化してみた次第です。

ま、陸上の装備を研究しているだけあって、誘導型迫撃砲弾とか面白いのもあったのですが、そちらは撮影不可で御座います。

あと、無人てNBC(核、バイオハザード、ケミカル)な所に行けちゃう無人車両(有人操縦も可)とかあるけど、まあ需要なさそうだし、同じく地雷探知車両とかも地味なので解説無しでいいっすかね?

でも、こういう地味な車両も活躍する時があるかもだし、技術検証の意味も含めて開発するのは大事かなと思います。

10式戦車

この戦車に関してはめちゃめちゃ喋りたいけれども、喋れないので誰もが知っている事だけ書いておきましょう。

国内の道路事情に合わせて、90式よりも一回り小さく、二回り軽く作られた戦車です。

モジュール装甲を採用していて、将来的に装甲部分だけを新しい素材に変えたり、取り外して軽量化し輸送しやすくする事が可能です。

他にも電子機器などは新しい奴を使っているし、各種カメラも操縦手、砲手、車長それぞれ独立しています。

ま、一応はペリスコープもあるんですけどね。

他にもレーザー検知器を装備していて、レーザーを検知した時(敵にレーザー照準された時)に警報を出したり、スモークを射出する事が出来るらしいです。

ま、とにかく2017年現在も戦車としては世界でも最新なので、やはり電子機器、パワーパックなどの優位性はあると思います。

純粋に装甲の厚さで言えば90式の方が上なので、どちらが強いのかって言われるとシチュエーションによるって感じですが、多くのシチュエーションで10式戦車の方が優位であると言われています。

この棒みたいな奴は環境センサーでして、10式戦車の射撃精度に大きく貢献しています。

って感じでして、あれこれ言われていますけれども、この10式戦車は良いモノで御座います。

こうして見ると試作車両と量産車両は微妙に細部が違うかもですな。

個人的には次世代の戦車は”完全無人砲塔”で車体の方に乗員2、ないし3名になるかと考えています。

あとはハイブリッド化してモーター駆動とか、バッテリーの進化次第ではあると思います。

モーターならミッションも必要なくなるし、瞬間的に大出力を出す事が可能なので、そのうちモーター駆動になる事は間違い無いでしょうか?

軽装甲機動車

戦車の後だと地味ですが、コチラも淵野辺にあったりします。

まあ、コイツは非武装なので高速道路のパーキングエリアとか、コンビニとかにも停まってたりしますけどね。

タイヤがアレかなと思ったら、案の定スタッドレスタイヤでした。

足回りはしっかりしていて、前輪側はダブルウィッシュボーンで御座います。

このセンターピラーがクソ邪魔で視界が悪いと不評でして、確かにガラス部分は四角で良いんじゃないかと思いました。

まあ、それなりゴツいですかね? 被弾経始も考えられているらしいですが、この程度の傾斜なら側面は普通に90度にした方が車内の空間も広くて便利な予感です。

試作車両なので謎のラックが付いています。排気管の高さを見るとタイヤくらいの高さくらいまでなら水の中に入っても大丈夫そうですね。

ちなみに本記事、ただ写真を貼りたかっただけなのでオチはありません。

以上です。

『陸上装備研究所』@淵野辺

神奈川県相模原市中央区淵野辺2-9-54

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