正直、暖簾が読めない件の是非！
ま、そこはGoogle先生に教えて頂いた結果、『藪』（やぶ）と言う答えを頂きました。
”藪”と言えば”更科”とか”砂場”とかと並ぶ江戸を代表する蕎麦でして、この『藪』もその系統になるのでしょうか？
しかし！
この古い自転車を今でも大事に使っている『藪』ですので、その味の方はプルーフされた様なものでしょうか？
古い建物、古い道具も良く手入れをし、大事に使い続ける店は美味しい法則……あると思います。
『大 天ぷら』720円
『藪』のメニューは全てが大盛り可能でして、メニューの裏側は全て”大”の付く大盛りメニューとなっております。
ほほう……。
通常、立ち食い蕎麦などで”天麩羅そば”と言えば、往々にして”野菜かき揚げ”な事が多いのですが、あえて海老天一本で勝負して来ましたね。
海老と言えば江戸前天麩羅の花形でして、その心意気は特筆すべきだと思います。
気になる蕎麦の方ですが、綺麗に製粉された一番粉、すなわち”更科そば”と呼ばれる感じの蕎麦でしょうか？
”藪そば”と言えば緑色っぽい蕎麦を思い浮かべますが、こちらは白い仕上がりです。
また”藪そば”は蕎麦汁も塩辛いと言われますが、こちらの『藪』はそこまでではなく普通の蕎麦汁として頂けます。
海老の天麩羅も美味しく蕎麦の方もスルっと食べられるので、まさに蕎麦をたぐりたい時にはベストかなと思います。
ご馳走様でした！
『藪』総評
その渋い店の外観、昔のままに保たれている店内、リーズナブルな価格、どれも下町の蕎麦って感じでして、個人的には有名店で食べる蕎麦よりも、より江戸っ子感をエンジョイ出来るかなと思いました。
実際、若い人は全然来ませんが、年配の方達で昼は満席になる隠れた名店でして、蕎麦の美味しさに関してはプルーフされています。
多くの名店は建て替えられているので、本当に昔の”下町そば”みたいな雰囲気を残している貴重な存在の『藪』でして、そっち方面が好きな人なら一度は訪れるべきだと思います。
是非、みなさんも『藪』の美味しい蕎麦を食べに来てみて下さい。
『藪』（やぶ）＠秋葉原
東京都千代田区神田佐久間町4-17
営業時間 11:30～19:00
定休日 土曜日、日曜日
