『天下一品』ですと?
と、言う訳で元旦は一歩も外に出ない決意を固めてたので、それとなく買っておいた『名店監修鍋スープ 天下一品京都鶏白湯味』を試してみようかな~って。
個人的には鍋って”ポン酢”は卒業して、今なら”しょっつる(塩魚汁)”1択ですんで、この手の鍋スープの素とかを買った事すら無いのですが、あえて言おう!
「一回くらいは騙されてやっても良いと!」
いや、最近は有名なラーメン屋さんの名前を出した、鍋スープの素も沢山出ているので、興味ある人も多いのかな~って。
『名店監修鍋スープ 天下一品京都鶏白湯味』
ん~……どうでしょうかね~
個人的にはこの手の商品、99%の確立でガッカリさせられるので、期待値は低めですけれども。
ま、一応は公式サイトのPRを貼っておきますか~
ラーメンの名店「天下一品」監修のもと、看板商品のラーメン「こってり」を鍋スープで再現しました。鶏と野菜の旨みに、にんにくのコクを効かせた鍋スープです。鍋あとはラーメンのほか、リゾットなど様々な食べ方でお楽しみいただけます。
との事です。
『天下一品』と言えば、いまさら説明する必要も無いレベルのチェーン店ですので、そこら辺は割愛するけれども。
ん~……とりあえず薄めないストレートタイプなので、そのまま使えば良いのかな?
一応、作り方の説明書には「鍋にスープを入れて火にかけ、沸騰したら肉を加えます。」って書いてあるけれども、あまりにアホな作り方なので、そこはガン無視する方向!
うん。
”しゃぶしゃぶ”じゃねぇんだから、そんな作り方誰もしないだろ常識的に考えて。
普通の知能を備えた人間でしたら、まずは鍋に具材を綺麗に並べてから、スープを入れて火を付けるぞと。
まあ、あの作り方を書いた人間、普段は料理しない人だろうからアレですが、沸騰させてるスープに具材を並べて行くアホは居ませんからね~
こういう、何のメリットも無い間違った調理法を書いちゃう時点で、このメーカーの実力は”お察し”で御座います。
一応書いておきますと、肉が一番下でも良いのですが、稀に肉が鍋底にくっつく事もあるので、白菜の硬い部分を敷いておくのがベターだぞ~って。
ちなみに財布ヂカラの関係上、肉はグラム単価の安い手羽元しか買えなかったので、何はともあれ広告を(略
そして!
スープが全然足りないので、まったくスープが見えないかもですが、茹でてれば白菜もしおれて小さくなるし、白菜の水分も出て水位は上がるので大丈夫だ、問題ない。
いざ実食!
整いました。
ん~……やはり白菜って水分量が多いので、かなり水位が上がりましたな!
ま、煮込み時間は肉に何を使うか次第ですが、まあ手羽元でしたら沸騰して10分、火を止めて予熱で10分、その後に再沸騰させたら完成で御座います。
いや、手羽元って火が通りにくいし、鶏肉の生はデンジャラスなので、ガッツリ加熱したいのですが、ずっと煮立ててると白菜を煮過ぎちゃうので、途中で火を止めて予熱を利用するのが吉で御座います。
まあ、しかし。
原液を見た時から「薄くね?」と思ったのですが、どうでしょうかね~
白菜が多かったので、結構シャバくなった予感は否めないぞと。
って事で、気になる味の方ですが、あえて言おう!
「全然、天下一品じゃないと!」
ん~……鶏白湯と言うにもリーンな感じでして、ただの鶏スープかな?
ご馳走様でした!
『名店監修鍋スープ 天下一品京都鶏白湯味』総評
と、言う訳で予想通りに『天下一品』の味じゃ無かったかもでして、金返せ案件って事で宜しいかと存じます。
あれこれ言いたい事はあるけれども、まずは原材料を見てみます?
チキンエキス(国内製造)、みそ、しょうゆ、乾燥マッシュポテト、フライドオニオンパウダー、にんにく加工品、野菜エキス/調味料(アミノ酸等)、増粘剤(加工デンプン、キサンタン)、安定剤(加工デンプン)
との事でして、どう考えても『天下一品』のスープの材料じゃないよね~って。
上記の材料で『天下一品』の味が再現出来るなら、『天下一品』も苦労しないと思いますよ?
見た目はコッテリっぽい『名店監修鍋スープ 天下一品京都鶏白湯味』ですが、そこら辺も”増粘剤&乾燥マッシュポテト”の効果でして、鶏ガラによるコッテリじゃ無いぞと。
うん。
そりゃ『天下一品』の味が再現出来る訳ないだろ。
いや、一応はラーメンの麺も買って来てスタンバイはしたのですが、『名店監修鍋スープ 天下一品京都鶏白湯味』の味を考えたら、ここで麺を入れても『天下一品』になる訳が無いので、麺は冷凍しちゃった説まで有りますからね~
って事で、予想通りのダメダメ商品だったので、みなさんは騙されないようにして下さい。