印度カリーと欧風カリーの両面待ちだ……と?
そもそもが”両面待ち”(リャンメンマチ)とか麻雀やらない人には意味不明ですが、今は麻雀もゲームで出来る時代ですので、麻雀のルールくらいは覚えておいた方が良いと思います。
と、言う訳で『トプカ』本店でして神田須田町なので微妙な位置ですが、やはり「靖国通りより手前は秋葉原とす!」みたいなローカルルールに従い、ここは秋葉原枠でどうでしょう?
通常、本場のインディアンカレー、もとい印度カリーを提供する店はそれ一本で勝負して来る事が多いのですが、この『トプカ』はなんと”欧風カリー”との二本立てでして、どちらにも対応する事が可能です。
つまり同じ店に居ながら、気分次第で使い分ける利便性の高さ……特筆すべきでしょうか?
『牛すじ煮込みカリー』980円
はい、と言う訳で『牛すじ煮込みカリー』で御座います。
まあ、確かに『トプカ』でカレーなら『マトンカリー』(1000円)かなとは思うのですが、筆者の中でカレーで一番美味しいのは”牛スジ肉”を使った牛スジカレー的な何かとの結論が出ているので、『牛すじ煮込みカリー』を優先させて頂きたいと思います。
どうでしょう?
このしっかり煮込まれた感の牛スジとカレーの組み合わせ……最強じゃないすか?
カレーに牛スジを使うと、牛スジのコラーゲン的な何かがルーに溶け込み、かつ牛スジの臭みもスパイスで消されるので、まさにWin-Winの関係が構築されます。
ちなみに”欧風カレー”の定義ですが、わりとアバウトな面もあるものの、ほぼ神保町を聖地とし、大量の玉葱と香味野菜、スパイスを炒めて煮詰め、フルーツの甘さやチャツネ、さらに生クリームや牛乳など乳製品のコクを加えた、甘辛くてマイルドな優しいカレーを指すと思って頂ければ幸いで御座います。
と、言う訳で何が言いたいのかというと、「トプカのカリーは美味しい!」って事を言いたいだけでして、細けぇ事はいいんだよ感はありますが、尺の関係で語ってみた次第です。
ご馳走様でした!
『トプカ』総評
とにかくカレー、特に牛スジカレー的な何かは積極的に食べている筆者ですが、この『トプカ』の『牛すじ煮込みカリー』は気に入りましたね。
辛さもマイルドなので牛スジの美味しさを損なわないし、なにより日本の米にマッチすると思います。
ここら辺、ジャスミンライスなどの長粒種を使った場合、牛スジが勝ってしまうかもですが、『トプカ』は普通に日本の米なので、米自体の旨味に対するバランスとして考えても牛スジって選択肢は正解かなと思います。
サラっとした印度カリーだと日本の米が勝ってしまいますが、牛スジのコラーゲンや旨味がたっぷり溶け込んだ『牛すじ煮込みカリー』には合うって事ですね!
と、言う訳で秋葉原からも遠くはないので、是非みなさんも『トプカ』の美味しいカリーを食べに行ってみて下さい。
『トプカ』@神田本店
東京都千代田区神田須田町1-11 竹内ビル1F
営業時間 11:00~15:30 17:30~22:30
土日祝日 11:30~18:00
定休日 無休