『喰心房つかさ』ですよ!
と、言う訳で何がどうしてこうなったのかは謎ですが、串揚げ屋さんからカレー専門店にジョブチェンジした『喰心房つかさ』ですが、あえて言おう!
「絶対に串揚げ屋さんの方が良かったと!」
ん~……まあ、確かに飲食業界ではカレーブームが再燃しつつある感じですが、今までの実績を考慮すると絶対に串揚げ屋時代の方が儲かってると思うんですよね~
とは思うものの、思えばまだ『喰心房つかさ』では『肉盛りクリーミーカレーうどん』しか食べていないので、とりあえずカレーライスも食べておこうかなと。
いや、正直に言うと”カレーうどん”の方、ほとんど近所にある『カレーうどん専門店 咲々』の(略
『喰心房つかさ』のメニュー
って事で、メニューの方はこんな感じ~
いや!
色々と思うトコロはあるものの、まずは全部のメニューを見る方向でお願いしたいと思います。
ん~……とりあえずマジにカレー的には2種類でして、カレー専門店で営業する模様。
ま、確かにそれはそれで有りかなとは思います。
下手にあれこれヤルよりも、一点だけに突き抜けた方が今の時代は勝負出来ますからね~
今の時代、色々あってそこそこ程度の美味しさなら、大手チェーン店が様々な業態の店を出しているので、そこら辺をテキトーに食べておけばいいじゃんって人が大半ですので、そういう人々に足を運ばせるとなると、大手チェーン店では絶対に及ばない領域の”料理としての美味しさ”はマストだと思います。
いや、筆者は別に飲食店を経営してる訳では無いので、プロの方にとやかく言うのもアレなんですけれども、逆に様々な飲食店に訪れているって事では、多分に普通の人では及ばないレベルの経験値は貯めているので、ソコら辺の動向は下手なコンサルよりもデータは持ってるんじゃなかろうか?
ぶっちゃけ飲食店界隈のコンサル、ビジネス方面に特化しているだけでして、そこまで外食してる訳じゃないですからね~
『牛すじカレー』913円
こんな感じで、どうでしょう?
なかなかの”牛すじヂカラ”でして、美味しそうっちゃ美味しそうかしら?
だが、しかし!
モツ煮においては”もつヂカラ”こそ正義だと思いますが、カレーライスの場合は主役は牛スジではなくカレーですんで、牛すじがチョット多めに入っているからと言うて、大絶賛する訳ではないぞと。
ちなみに筆者、自分で好きにカレーを作れと言われたら、実は”牛すじカレー”を作る派でして、牛スジのポテンシャルは認めるトコロで御座います。
最近まったく作らなくなったのは、古淵の市場が無くなって”牛すじ肉”が安く買えなくなったからなんですよね~
って事で、地味に『牛すじカレー』って選択は正解な予感がするのですが、やはり昨今の原材料高騰により、コスト的な面では結構不利なのは否めないぞと。
それこそ大昔は下手すりゃ捨てられるレベルの部位だったので、牛スジを沢山使ったメニューも出せたのですが、今の値段を考えると、それなり牛スジ感があるメニューを出したら、なかなか1000円以内には収まらない説。
なので、この『牛すじカレー』が913円ってのは、個人的には適正価格だとは思うのですが、あえて言おう!
「トッピングが多過ぎるねんと!」
この時点で『牛すじカレー』が分かってらっしゃらないと言うか、カレーライスが分かってない説でして、いかにも業種転換したての付け焼き刃感は否めないぞと。
ご馳走様でした!
『牛すじカレー』総評
と、言う訳で気になる味の方ですが、まあ普通の牛すじカレーかな~って小並感で御座います。
いや、もっと正直に書くと不味くは無いものの、この味でリピートさせられるのかっちゅうたら、カレー舐めてんのかってのがカレーガチ勢から聞こえて来そうですし、客入りを見ればお察しかなと。
あれこれトッピングの種類を豊富にして、客単価を上げようみたいな『CoCo壱番屋』方式を採用したのかもですが、だったらベースの原価が高くなる『牛すじカレー』ってのはナンセンスでして、プレーンのカレーが安くなければ、そもそも誰もトッピングしない説。
ついでに書くと、カレーで『牛すじカレー』をチョイスする人、そこに豚カツとかはトッピングしないですからね?
無論、カレーを1mmも分かってない、言わば無駄な脂肪を蓄えた意識低い系デブだったら、脊髄反射で乗せるかもですが、それなり食にコダワリのある、良質な脂肪を蓄えた本物のデブだったら、ビーフカレーに豚カツを乗せるみたいな、コスパの悪い事は絶対にやらないぞと。
やるんだったら”牛すじマシ”みたいなトッピングや、せいぜい『ゆでたまご』(110円)くらいでして、肉系の揚げ物はナンセンスだと思います。
勿論、カレーが好きで無い人だと、ビーフカレーにチキンカツや豚カツを乗せるかもですが、さしてカレーを好きで無い人がカレー専門店をリピートするかどうか?
何故かトッピングには『ほうれん草』(253円)みたいなのも有りますが、そこもナンセンスの極みでして、そもそもカレーで”ほうれん草”を欲する人は、普通に”サグカレー”を食べますからね?
ついでに書くと『鶏チャーシュー(自家製)』(220円)をトッピングするなら、最初からチキンカレー(略
よしんば100歩譲ってカレー作り(味)の方は徐々に上達するかもですが、とりあえず「なんでトッピングが出ないんだろう?」みたいな答えは上記ってのがファイナルアンサーですんで、今一度「カレーとは、なんぞや?」から始め(略
ついでに『牛すじカレー』の味云々を別にして書いておきますと、多分にカレーで1000円を超えるとなると、メチャメチャ美味しいカレーでないと「高いな~」ってのが庶民の感覚だと思うので、そこら辺を考慮したら、ますますトッピングは出ない説。
いや、別に釈迦に説法する訳ではありませんが、アルコール在りきの居酒屋スタイルと、コスパに敏感なランチ主体の営業では、お客さんの方も予算が全然違うので、そこら辺はいくら店が頑張ったところでって話でして、「ランチは1000円まで!」みたいなユーザーが大半である事を考えると、まずソコから考えないとダメかな~って。
とりあえず店の目の前にある『松屋』のチキンカレーを味的に超えるトコロからが、カレー専門店の始まりだと思いますね。
つうか、目の前の牛丼チェーン店、どちらもカレーをリーズナブルに出しているので、学生はほとんどソッチに(略
ま、なんかコロナで色々と狂っちゃったのか、わりと淵野辺界隈の飲食店で業種転換した店がチョイとあるのですが、どう見ても成功してる風では無いので、そこはストレートに書いた方が良いかなと。
いや、多分に地元商店街の集まりとかだと、お互いに絶対に耳障りの良い事しか言わないでしょうし、ソレが逆に店主達の「なんでダメだんだろう?」の原因にもなってる説でして、そこは100%他人な人が正直に書いておくのも、親切とまでは思いませんが、そういう意見もあるぞってのを伝えておくのは大事ですからね~
ここら辺、イケてない商店街あるあるですが、お互いにダメな部分は絶対に言わないので、結果的にズブズブと沼に沈むパターンでして、まったく関係ない人がズバっと客側目線で「ココがダメ!」って言った方が、多分に的を得ている説。
そこら辺を指摘するのもコンサルの仕事ですが、やり過ぎるとコンサルとしての顧客を失うので、そこまで本当の事は実際には言わないコンサルが多数ですんで、時には素人の(略
優秀なコンサルって生かさず殺さず、イイ感じに転がして長期間の契約を取る事ですからね?
本当に優秀過ぎて一瞬で飲食店の問題を解決しちゃったら、彼らは御飯を食べて行けないって事を、冷静に分析すべきだと思います。
ここら辺、マナー講師が次々に謎マナーを自ら生み出し続けるのと同じ原理が働いているので、それを知っててコンサル等を利用するのが吉かなと。
つうか、わりと世間一般ではブログとかも含めて”美味しいって書くのが正義”で”不味いって書くのは悪”みたいな風潮ですが、逆にそういうのが店を潰す原因にもなるので、なんでもかんでも美味しいを連呼するのは、逆に店をダメにしてるって事は自覚すべきだと思いますね~
店に良かれと思った御世辞で、店主が有頂天になって結果的には、どんどん変な方向に行って店がダメになるってのは、飲食店が潰れる理由の中でもあるあるですからね?
ちなみにラーメン屋の人気店が廃れる原因は上記が7割でして、一部の常連達に持ち上げられて、一般ユーザーの欲するモノと離れてしまった結果、かつての人気店が(略
「SUSURU君は美味しいって言ったのに店が流行らない」
とか、マジに当たり前過ぎると言うか、当然の結果と言うか、ぶっちゃけ「美味しいしか言わないヤツの美味しいは、本当の美味しいじゃない」って事を、今一度全ての飲食店にお届けしたいですな!
SUSURU君の美味しいは芸風ですんで、そこを勘違いしたらダメだぞ~って。
ってか、本当に店の事を思うならダメな部分はダメって言わないと、最終的には店の為にもならないぞと。
食べて不味いと感じても、とりあえず美味しいって言うたり書いておいた方が波風立たないし視聴率も良いんで、店を踏み台にするなら、なんでも褒めちぎっておいた方がビジネス的にベターですけれど。
ここら辺は別にYouTuberだけではなく、テレビ業界とかも同じでして、テレビとかで美味しいって紹介された途端に、今までに来なかった客が「美味しい美味しい」を連呼して殺到し、店主も「ウチって超美味しいのか!」みたいに勘違いした挙げ句、その後はパッと一見さんが引けてしまい、行列や変わってしまった店の雰囲気に常連が嫌気をさして足が遠のき、結果的に潰れてしまった店とか、本当にありますからね~
”テレビを見て来る人の9割は美味しいって洗脳されて来ている”んで、そこら辺の人達が言う美味しいの精度は、どの程度のモノなのかと。
と、言う訳でカレー的には正直、「とりあえず松屋超えてからかな?」でFAですが、どうしても『牛すじカレー』が食べたいって人は試してみたら良いと思います。
『喰心房つかさ』営業時間
神奈川県相模原市中央区淵野辺4-15-4
営業時間 11:30~14:00 17:00~21:00
定休日 水曜日&不定休