【餃子】『スヰートポーヅ』は”是味多包子”と書いてスイートポーヅと読むべし!【閉店】

【餃子】『スヰートポーヅ』は”是味多包子”と書いてスイートポーヅと読むべし!【閉店】

「餃子ってスイーツじゃね?」説浮上!

こちらの『スヰートポーヅ』(スイート包子)は1955年の創業でして、その原点は満州にあり、満州から帰国した初代店主が昭和11年に『満州食堂』を開店し、餃子を提供したのが原点となります。

これすなわち日本の餃子の原点、まさに日本餃子の歴史そのものでして、餃子マニアなら絶対に訪れるべき店なのです。

さして餃子に興味がない人の薄い反応が、モニター越しに伝わらないでもありませんが、そこは無視して話を続けましょう!

『餃子中皿』12個750円

と、言う訳でコチラが満州帰りの餃子、日本の餃子の始祖となる『スヰートポーヅ』の餃子で御座います。

箸袋が渋いっすね!

ま、見た目は普通に棒餃子ですが、あえて言おう!

「皮を閉じてないだ……と?」

完全に皮を閉じていないとか正気の沙汰ではない予感ですが、筆者も台湾に行った時にこんな感じの餃子を食べた記憶がありますな!

なんでも餃子の皮の両端を閉じない事で、肉汁と一緒に餃子を焼き揚げる事になるので、より餃子の皮が美味しくなるとかならないとか……そんな理由らしいです。

気になる味の方ですが、豚肉と白菜以外は見当たらず、ニラやニンニクなどの餃子っぽいのは入っていません。

もっとも、中国でもニンニクは餃子には入れず、タレの方の皿に入れるんで、ニンニクがインしないのは普通って説もありますね。

ちなみに調味料は醤油、酢、七味的な何かと”和からし”で御座います。

ノー・ラー油ですが、そこら辺もコダワリなのかと思った次第でして、それが『スヰートポーヅ』の流儀なのかなと納得した筆者です。

ご馳走様でした!

『スヰートポーヅ』 総評

ちなみに13時以降は『水餃子』やら『天津包子』がオーダー出来る様になるので、そこら辺の時間帯を攻めるのが正解な予感で御座います。

とは言え、この餃子だけでも十分に満足出来る美味しさでして、あとはビールがあれば筆者は満足です。(この後も取材なので飲みませんでしたが)

ちょっと変わり種餃子みたいな雰囲気ですが、いわゆる中国の”鍋貼餃子”と思えば違和感もないし、餃子的には美味しいので是非みなさんも食べてみて下さい。

『スヰートポーヅ』@神保町

東京都千代田区神田神保町1-13-2

営業時間 11:30~15:00 17:00~20:00

土曜日 11:30~20:00

定休日 月曜日&日曜日

『スヰートポーヅ』Googleマップで表示

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