「脱!二郎宣言!」
ちなみに昨日まで気温35度のタイに居た筆者に、雪降ってるとかありえねぇんですけども?
と、言う訳で屋号も”スパルタンヌードル學(学)”として、脱ラーメン二郎インスパイア宣言済みな訳ですが、あえて言おう!
と、思ったのですが、そこら辺の事は前回言っちゃったので、特に物申すべき事柄はありません。
んで。
いつの間にやらオリジナルメニュー、と言うか今は無き『ラーメン二郎町田店』のオリジナル、すなわち”MO(町田オリジナル)”のインスパイアと言うか、再現したラーメンがレギュラー化しつつあるとの事で、食べに行ってみた次第。
『焦がしエビラーメン』小1000円
こんな感じで、どうでしょう?
ま、パッと見た感じのビジュアルは普通のアレですけれども、良く見るとレンゲ的な何かが付属しています。
「あれ? レンゲってセルフじゃなかったっけ?」
みたいな軽い動揺が筆者のハートを揺さぶりましたが、良く見てみたら担々麺などに良くある”穴あきスプーン”的な何かですた。
ま、それは無かった事にして、この海老の香り……キテますね!
豚(チャーシュー)の方も、相変わらずのボリューム感&美味しさで御座います。
脱二郎宣言をしてから、いわゆるコール的な何かはなくなって、ラーメン注文時にニンニクと醤油(いわゆるカラメ)は出来ますが、ヤサイ的なのは無いのでグラフィック的には控えめでしょうか?
逆にコールでテンパる人とか居なくなるので、コレはコレでシステム的に正解な気がします。
筆者も『ラーメン二郎』と言うか二郎インスパイアは嫌いじゃないのですが、一歩引いて冷静に考えてみた場合、そこまで沢山のモヤシを食べたいのかって聞かれたら、なんとなくノリで食べているものの、言うほどラーメンにモヤシは好きじゃないって可能性は否定出来ません。
そして!
とにかくコチラのスープ……まさに悪魔的!
通常のザクの3倍のスピードでスープが消費されてしまう諸刃の剣。
脱二郎宣言してからスープが弱いと思っていたのですが、海老の風味が加わる事でリッチなスープになっています。
(注……リッチとは濃いって意味で金持ちではない)
そして、相変わらずの旨さ際立つ自家製麺……。
ちなみに筆者、普通に食べ進んでみたものの、「なんで穴あきスプーンなんだろ?」と思って丼の底を漁ってみたら、大量の海老的な何かが捕獲されました。
なるほど……コレを穴あきスプーンで拾って、麺にかけて絡ませるのですね……。
(気が付くまでに半分食べてしまったw)
これですね。
やっと『ザ・スパルタンヌードル學』の目指すラーメンが見えて来た気がします。
ご馳走さまでした!
『ザ・スパルタンヌードル學』 総評
ってか、店名が長過ぎるのは如何なモノかと思うし、常用漢字の”学”じゃないと多くのメディアが店名を掲載出来ない感がありますが、脱二郎宣言をしてからモヤモヤしていた部分が、この『焦がしエビラーメン』みたいなオリジナリティーある、いわゆる”店の味”みたいなのが明確に打ち出されたと思われます。
ま、厳密には町田二郎のインスパイアとも言えるので、それはそれで脱二郎してない説も濃厚ですが、そう言う細けぇ事にこだわるよりも、やはりラーメン屋はラーメンの味にこだわるべきでして、この『焦がしエビラーメン』に関してはインスパイアと言うよりは、まさに”町田ORIGIN”に対してのオマージュですので、筆者的には「スパルタンヌードル學の味」と言う認識です。
ここまで来ると流石に二郎ライクな部分はあまり無く、逆に一般ピープルにとっても選択肢として有りなんじゃないでしょうか?
嬉しい事に麺量は二郎系な感じですが、普通の人は”ミニ”と言う選択肢もあるので、そう言った意味ではコールとかも無くなって、普通のラーメン屋さんっぽい感じになって来たのかも知れません。
『焦がしエビラーメン』の方も日々、進化していると言うか改良を重ねているっぽいので、まだまだ美味しくなる可能性を秘めている事を考慮すると、やはり相模原的には注目の店かもですね。
そんな感じで『焦がしエビラーメン』は食べてみてもいいじゃないって思うので、是非みなさんも食べてみて下さい。
『ザ・スパルタンヌードル學』【閉店】
神奈川県相模原市中央区矢部3-18-16
営業時間 11:30~14:00 18:00~21:00
土曜祭日 11:30~14:00 18:00~20:00
定休日 日曜日&年末年始
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