『リヴァスポット早戸』で食す!
昔々、日本の釣り堀と言うかニジマス釣り場って”国際”みたいなのが付いていた予感でして、なんでも一番最初はアメリカ兵相手のビジネスだったのが起源らしく、コチラの釣り場も”早戸川国際マス釣場”だった記憶で御座います。
しかし!
時は流れて日本人も金を払って釣りをするくらい豊かになり、逆に円高で外人さんは滅多に来なくなった次第でして、ルアーブームが盛り上がった事もあり、”ルアー・フライ・テンカラ”専用釣り場として『リヴァスポット早戸』もオープンした感じ。
(今でも餌の釣り場は早戸川国際マス釣場ってネーミング)
と、言う訳で筆者も今回、色々と目的と言うかネタがあるので久し振りに『リヴァスポット早戸』に行ってみた次第です。
本日のルアーチョイス!
ま、本日も何も基本的にいつも同じなのですが、流石にまだ寒いのでトップウォータープラグは無し、変わりにディープダイバー系を2種類合わせます。
ってか、ぶっちゃけメインは”シュガーミノー”か”パニッシュ”でして、好みで言えばスミスのパニッシュが多いかな?
フローティングでもサスペンドでも何でも良いのですが、大抵はサスペンドかシンキングの方が重くて飛ぶので、値段が安い時以外はサスペンドを使ってます。
そして!
あまり管釣りでは使われない”ディープコンタクト”略して”Dコン”ですが、上記のミノーで釣れないシチュエーションで活躍するので筆者的には必須ルアーで御座います。
これが使える様になると、ひと皮剥ける可能性……あると思います!
狙うポイント超重要!
人が多い日曜日と平日では話が変わって来るのですが、基本的には下流側受付前の3ヶ所(広い場所)がベストです。
理由は「放流の時に魚を2回入れる」とか「ある程度深さがある」とか「水量も多いので流れが出る」って感じでしょうか?
他にも広くて水深があるので”大物”(40cm以上)も良く溜まるので、特別な理由が無い限りはココで良いと思います。
デメリットは対岸側がバーベキューエリアなので、土日祝日は人が超多くて地獄を見るくらいでしょうか?
ちなみに今日は月曜日、人も少ないのでココから上まで釣り上がってみましたが、やはり週末は天気がそこそこ良かった為に、あまり大物は残ってない感じでした。
後はセオリー通り、水の流れと魚の活性、すなわち状態を意識してミノーで攻めれば釣れると思います。
管理釣り場って意外と釣れない件
目の前に魚が100匹とか200匹泳いでいるので、なんか超簡単に釣れそうなイメージですが、あえて言おう!
「そんな簡単には釣れないと!」
今はベストシーズンと言うには水温も低いので、恐らく初心者なら1日で3~10匹、中級者で11匹~20匹、上級者で30匹~40匹、達人で40匹~50匹だと思います。
(フライとテンカラは上記の2倍くらい)
本日の釣果は?
結果、こんな感じで。
一応は補足しておきますと、ここ数年はニジマスを釣らない主義でして、基本的にはニジマスが喰わないスピード感を意識して、ほとんどニジマスは掛けない釣りをしています。
ですので「ニジマスっぽいアタリは合わせない」みたいな”技”も出来てる感じでして、本日はあくまでも岩魚とサクラマス狙いに徹してみました。
「そんな事出来るんかい!」と思う人には出来ないと思うし、もしかしたら筆者も完全には出来てない可能性も否めませんが、流石に雑魚と写真ぐらいの岩魚ではアタリも全然違うんで、頑張って練習したら習得出来ると思います。
今回、なんとなく気分でラインをフロロ(5ポンド)からナイロン(5ポンド)にしてみた結果、ラインブレーク1回、ルアーロスト1回(ライン切れ)で計2個のルアー(高いヤツ)を無くした可能性……あると思います。
まあ、ナイロンだから切れたって訳では無く、ヒットと同時に岩の間を縫うように走られたのでラインブレークしたのですが、もしかしたらフロロカーボンだったら耐えたかも?
ナイロンラインの方が”バラしにくい”と思って数年振りにナイロンを使ってみたのですが、結果的には失敗だったかもですな。
バラした数も4回とか5回あったし、雨が強くなりそうなんで半日チョイで終了した為、個人的には70点くらいの釣りでした。
しいて言うなら45cmくらいのサクラマスにフックを伸ばされると言う罠が有りまして、あの魚を捕れたら80点って感じです。
午後の放流(2時~3時くらい)で魚の活性が上がれば、もうチョイ釣れたかもですが、とりあえず食べる分だけ釣れば良い話ですし、再び雨が降って来そうな予感ですので撤収!
(流石はワークマンのイージスオーシャン!防水で助かった!)
ちなみに今回、先日買った新しいナイフ”パチダルコ”こと『BYRD社製』(バード)の”カラカラ2”(期間限定特価3040円で購入)を使ってみたのですが、スパイダルコのパチモンにしては使える感じでして、最近の中華ナイフは良くなったな~と関心した次第です。
ま、ぶっちゃけいつものキッチンバサミの方が作業しやすいのですが、時にはナイフもいいじゃない。
『マス漬け丼大盛り』750円
こんな感じで、どうでしょう?
いきなり実食するパターンですが、尺の関係でこうなりました!
ま、釣った魚を持って来て調理して貰うとメッチャ安く済むのですが、この食堂は上流側にあるので、魚を持って来るのが面倒だったパターンで御座います。
店内、そこそこ広いのでちょっと時間を外せば、休日のメチャ混み日でも余裕で座れるんじゃなかろうか?
ですので、いつもはラーメンとか食べているのですが、せっかくですので『リヴァスポット早戸』っぽいメニューを食べないと怒られるかなと思ったので、コチラの『マス漬け丼大盛り』にしてみた次第。
ん~……これで750円は安いと言えば安いのですが、筆者も家で『リヴァスポット早戸』で釣った魚を漬け丼にしたりするので、個人的にはまったくもって目新しさはありません。
だが、しかし!
基本、川魚って生で食べないので人によっては『マス漬け丼』も珍しいんじゃなかろうか?
ちなみに川魚の寄生虫に関して小一時間語っても良いのですが、尺も無いですし長いので割愛しますが、基本的に養殖のヤツは大丈夫と言われていますね。
気になる味の方ですが、甘塩っぱい感じの味付けとニジマスって感じでして、このサイズだと流石にサーモン感は無いかもです。
ご馳走さまでした!
『マス漬け丼大盛り』総評
自分で釣って自分で捌いてって人には有り難みが無いかもですが、そうで無い人にはワンチャンあると思います。
多分、釣りをしないで食堂だけの利用も可(だったと思う)ですので、とりあえずバイク勢ならワンチャンあると思います。
(車はナンバーのチェックとかあるので駐車場が利用出来るかが謎)
そんな感じで『リヴァスポット早戸』には食堂があるので、是非みなさんも釣りに行った際には利用してみて下さい。