『瑞兆』
東京都渋谷区宇田川町41-26 パピエビル1F
営業時間 11:30~18:00(土曜日は20:00まで)
定休日 日曜祝日
日本で一番美味しいカツ丼を求めて!
何をもって日本一とするのかは謎ですが、とりあえずメディアとかで日本一と騒いでいるのが、この『瑞兆』のカツ丼で御座います。
まあ、あっしもメディアの片棒を担いでいるし、このサイトも一応は3流メディアになれる様に頑張ってネタ、もといコンテンツを仕込んでいるのですが、あえて言おう!
「メディアの言う事、信用ならねぇ!!!」
『かつ丼』1000円
『瑞兆』はメニューが『かつ丼』と『ビール』(500円)しかない、硬派な店でしてメニューで悩む可能性は皆無で御座います。
まあ、ここら辺から見ても分かると思うのですが、いわゆる”意識高い系”の店かと思われます。
で、気になる『かつ丼』の味ですが……どうでしょう?
人によって料理の好みは違うので、全員が同じ見解になる方がおかしい訳ですが、あえて言おう!
「俺にはまったく分からない!」
まあ、豚カツとか御飯とか個々のパーツで言えば「美味しいかな~」ってくらいの可能性はありますが、タマネギが抜かれてしまった時点でどうでもいいです。
これはこれで美味しい面もありますし、日本一と言うなら日本一でも良いと思いますが、これを”カツ丼”とする事に対しては異議を唱えたいし、女将を呼べと叫びたいし、これがカツ丼の最終形態とは思えない筆者で御座います。
まあ、ここら辺「みんなが美味しいって書いてるから、美味しいって書いとくか?」みたいなのはクソダセェと思うので、軽くディスっておきますが、オメー俺のカツ丼からタマネギ抜くとか、何してくれちゃってんだよ感は否めません。
「そんなに衣が好きなら豚カツ定食食えや!」
としか思えず、「衣がサクサクで美味しい!サイコー!!」とかレビューしてる輩は、全部爆発しろと思います。
仮に、そこまで衣のクリスピーさを求めるなら、丼に蓋をして提供するのはナンセンスではないでしょうか?
筆者から見ると卵でとじないのも、丼に蓋を乗っけるのも、ただのパフォーマンスにしか見えません。
っていうか、本当に衣の状態を気にするなら湯気の籠もる蓋はマイナスでしかないし、逆に卵の状態を気にするならちゃんと蓋をすべき(蓋、閉じれてないし)でして、そもそもなんで親子丼やカツ丼に蓋がされてるのかって意味を考えたら、この形態は有り得ません。
つまり、蓋を中途半端に乗っけるのって蓋を取った時に「うわー、凄い!」みたいなリアクション狙い以外には考えられず、その程度の演出をしなきゃ感動させられない時点で、お察しかなと思うのです。
『瑞兆』総評
と、軽くディスってはいますが、これはこれでカツ丼と思わなければ美味しいんじゃないですかね?ってくらいが正直な感想ですね。
カツ丼って言われると「ちょ、待てよっ!」みたいな突っ込みは必須ですが、御飯と卵と豚カツと思えば、何の感情も沸かないので心の平和を維持出来ると思います。
多分、余計なモノを一切廃した”意識高い系カツ丼”を目指したのかもですが、タマネギよりも現状では蓋の方がよっぽど蛇足である点は、否めないでしょうか?
タマネギ抜く前に蓋を捨てるか、ちゃんと蓋をするかの二択だろうがって話で御座います。
そんな感じで筆者的にはリピートする確率ゼロ%ですが、美味しいとか日本一とか絶賛する人の方が多いみたいですので、とりあえず一回くらい食べて判断してみては如何でしょうか?