コッペパンってどうでしょう?
昔々は給食パンの定番って感じの”コッペパン”ですが、そこそこ昔から盛岡市民のソウルフードとして『福田パン』の噂が広まり、「あれ?コッペパンって儲かるんじゃね?」みたいなのに気が付いた企業家がこぞってコッペパンの店を出し、結果としてブームになった瞬間のあった昨今のコッペパンですが、あえて言おう!
「女子目線のブームは100%長続きしないと!」
言うても日本の半分以上は女子勢でして、そのチカラは侮れない訳ですが、基本的に昔から女子ウケを狙った商品開発って、よしんば成功したとしても一瞬だけスポットライトを浴びて終了でして、ぶっちゃけ文化としては根付かない可能性……あると思います。
ここら辺、「いやいや、それは偏見でしょw」とか思う人も多いと思いますが、恐らく女子がブームを巻き起こした”スイーツ”的な流行……その多くは一瞬しか開花しなかった歴史を振り返れば、マーケティングとして「女子の流行を追う」のはNGで御座います。
ですので、一番最初にブームを仕掛けた人は儲かるかもですが、流行に敏感な女子目線の流行を後追いしても、まあすでに旬は過ぎちゃうよね~みたいな?
と、言う訳で当サイト、ちょいちょいコッペパンの店とか記事化していますが、果たして本物の『福田パン』みたいに長く愛され続ける店が生まれるかどうか……みたいな懸念はゼロでは無い。
(ちなみに『福田パン』はサイコーでした!)
そんな感じですのでオダサガ(小田急相模原)ら辺にオープンした『こぺてりあ』もスルーしていた訳ですが、ちょいとアソコら辺に行ったついでの体で行ってみました。
ま、オダサガにしては”過剰なオシャレ感”ってのは否めませんが、映えてナンボの『こぺてりあ』ですので、まあ良いんじゃないでしょうか?
メニューをざっくり見ると、昭和世代のオールディーズ達にとっては「ちょっと高いんじゃね?コッペパンなのに?」みたいな第一印象だと思いますが、昨今のコレ系なコッペパンニューウェーブを多く見て来た筆者的には……まあ標準価格みたいな?
『こぺてりあ』にはナイスなイートインスペースもあるので、ちょいと小腹が減った時に利用するのも有りだと思います。
『極上えびカツ』&『ジューシードック』
こんな感じで、どうでっしゃろ?
とりあえず「超おすすめ」って書いてあったので『極上えびカツ』(税抜き450円)と、ホットドッグ大好きマンなので『ジューシードック』(税抜き340円)をオーダーしてみたのですが、どうでしょう?
いや……その「どうでしょう?」に対してどうでしょう?みたいな空気感……伝わると思うのですが、まあ昨今のニュージェネレーション系コッペパンってこんな感じなので、オッサン世代はびっくりしない様に。
ちなみに筆者の謎スマホを置くとこんな感じ。
ガンダム世代のオッサン勢が想像するコッペパンよりも、サイズ的には大きいと思われ、そう考えるとこの値段も納得で御座います。
嘘です。
ぶっちゃけ筆者も高いな~とは思っているのですが、ネオコッペパンってのはこう言うモノですので御了承下さい。
さて。
気になる味の方ですが……美味しいとは思います。
若干、『極上えびカツ』も冷静に考えてみたら”海老カツ”な部分は1個を半分に切っただけですし、『ジューシードック』的なのもこの価格帯のホットドッグとして考えると、太さはもうちょい欲しいかな?
だが、しかし!
ハンバーガーも”海老カツバーガー”みたいなのは、こんくらいの値段設定ですし、ホットドッグもガチ勢は値段もそれなりですので、特別コレらが高い訳では無い事はアピールしたいと思います。
ご馳走さまでした!
『こぺてりあ』総評
ハンバーガー的な何かと思えば正統価格ですが、やはりオッサン世代は「コッペパン=安いパン」みたいな先入観があるので、なんとなく「値段が高いな~」みたいな錯覚に陥る可能性……あると思います。
(実際、盛岡の『福田パン』に比べるとメチャ高ですし?)
ま、そもそも女子層がターゲットと思われ、一人で二個も食べないであろう事を想定して値段を付けると……こんな感じ?
と、言う訳で相模原にもそれなりニューコッペパン的なブームが来てる訳ですが、そもそも相模原市如きに”Instagramで映えたい女子”がどんだけ居るのかって話でして、地域選定に関しては小一時間な可能性。
そんな感じで相模原市に根付くかどうかは謎ですが、とりあえず流行のコッペパン的な何かが気になる人は『こぺてりあ』に行ってみて下さい。
『こぺてりあ』座間店【閉店】
神奈川県座間市相模が丘1-11-2
営業時間 9:00~19:00
定休日 無休?
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