『らーめん屋小川』でどうよ?
ラーメンで小川って言うと、大抵の人は勢力圏を広げつつある『小川流』グループを思い浮かべるでしょうが、あえて言おう!
「旧『葉月』の方であると!」
もう看板とかも『葉月』のままで良かったんじゃないか説もありますが、昔々それなり流行った『葉月』がちょっと移転して復活したみたいなのが、コチラの『らーめん屋小川』でして、ぶっちゃけ中も同じ人。
と、言う話は相模原のラーメン通であれば周知の事実なのですが、相模原のラーメン好きってわりと二種類に分かれていて、SNSとかもチェックするニューエイジと、昔話しかしない老害派に分かれている感じでして、情報の鮮度に差が有り過ぎる可能性……あると思います。
ってか、ラーメンに限らず「昔は良かった!」みたいな話しかしない人は、すでに思考停止しているのが大半でして、そっとしておいてやるのがベターかなと。
とは言え、世代的には『葉月』ってちょいと前の話ですので、丁度その世代の狭間にある感じでして、古い人は『らーめん屋小川』として復活した事を知らないし、新しい人は『葉月』を知らないみたいな?
と、言う訳であらためて『らーめん屋小川』を布教する為に、久し振りに行ってみた次第。
ん~……何気に筆者も久し振りですが、まあそんなにメニューは変わっていないかな?
しいて言うなら明らかに『極上 卵かけご飯』が無くなった感はありますね~
ちなみに『らーめん屋小川』は個人的にチャーハンが好きでして、そこら辺も試して欲しいと思います。
『中華そば』700円
こんな感じで、どうでしょう?
ま、テーマが”中華そば”ですので必要最低限のパーツで構成されている為、そこまで華やかな感じでは無いかもですが、あえて言おう!
「ラーメンとは本来こういうモノであると!」
全てはココから始まって、色々と多様化した感じですが、そもそものラーメンと言うか『中華そば』ってこんな感じだったかな~と。
もっとも、写真を見れば分かる様に、いわゆる町中華的な前時代的なヤツに比べると、色々と細部がブラッシュアップしてるのは分かると思いますが。
例えばチャーシューとか?
さりげなくスープに浮かぶ生玉ネギの微塵切りとか?
と、言う訳で昔ながらの中華そばを、今の時代にアレンジしたのが『らーめん屋小川』の『中華そば』って事だと思います。
スープの方は昔のメニューに書いてありましたが「羅臼昆布と煮干を24時間かけて水出しし、さらにウルメ節や鰹節で濃くをプラスした出汁が決め手」との事でして、いわゆる魚介感あるスープですね~
とは言え、煮干しも水出ししてる効果もあってかエグみは無く、そんなに煮干し感が強い訳ではないので、煮干し系ラーメンがそんなに好きでない人にも、ワンチャンあると思います。
麺の方は結構な細麺でして、これも昔ながらっぽい雰囲気ですが、何気に普通の中華麺よりも微妙に細い感じでして、そこら辺も『らーめん屋小川』のコダワリかな~って。
ご馳走さまでした!
『中華そば』総評
と、言う訳で油も控え目な感じのスープな『中華そば』でして、年齢と共に「最近、脂っぽいラーメンは苦手だな~」みたいな人にはマストなラーメンだと思いますね。
勿論、普通に家系ラーメンとかが好きな人にも、時には気分転換で食べるとイイ感じの『らーめん屋小川』でして、場所が場所だけに知らない人はまったく知らないかもですが、何気にラーメン屋としての実力はイケてるんじゃなかろうか?
そんな感じで、まあ当サイトをチェックしてる人であれば、この『らーめん屋小川』の存在も知っているかもですが、知らなかった人はこの機会に食べに行ってみて下さい。
終わり。
『らーめん屋小川』@相模原
神奈川県相模原市中央区富士見4-5-20
営業時間 11:30~14:30 17:00~20:00
(土日祝日は11:30~15:00)
定休日 月曜日