『古都』@入間
埼玉県入間市 宮前町12-11
営業時間 11:30~14:30(土日11:00~14:30)
夜の部 18:30~21:00(水、金、土、日)
定休日 月曜日、年末年始
デカ盛りの聖地『古都』に行ってみたい!
と、思ったものの家からスゲー遠いのでなかなかタイミングが無かったのですが、ある時サクっと訪れたパターンでしょうか?
勿論、遠いから腰が重いってのもありますが、実は流石の筆者も『古都』だけは自信が無い可能性……あるでしょうか?
関東でも3本の指に入る”デカ盛りの聖地”として崇められ、遠くは静岡県とかから遠征に来る人が居る程の名店でして、この店だけは本当に素人にはオススメ出来ない諸刃の剣で御座います。
とは言え、まあツーリングがてら下道を走っても2時間くらいで着くので、年に一回くらいは行きたいですかね?
『きくらげと豚肉の玉子炒めとチキンカツ』1080円
メニュー全般、色々とクセのある『古都』でして、確実にそのスジの人しか行かない店とも言えるのですが、一応はレディースメニューとかも存在しています。
もっとも、スゲー遠くまで普通の定食を食べに行くほど、酔狂な人も少ないと思うので、やはり県外ナンバーの遠征組はガッツリ体系、もといガッチリ体系の猛者ばかりでした。
開店前の駐車場は、さながらRPGの村みたいな感じで、勇者共が集まっているみたいな異様な光景が展開されています。
もう、見た感じからして強い奴らしかいないので、流石の筆者も弱腰にならざるを得ないでしょうか?
と、言う訳でさりげなく言うか言わないか悩んだのですが、とりあえず言っとく?
「御飯ハーフでお願いします!!!」
ヒヨったコールではありますが、この『古都』はマジにヤヴァイヤヴァイので、絶対に完食出来る自信が無いなら、御飯少な目コールも恥ではありません。
むしろ、完食出来ない方が切腹案件かと存じます。
まず、最初にお通し的な小鉢がふたつ運ばれて参りました。
そして運ばれて来た『きくらげと豚肉の玉子炒めとチキンカツ定食』は、こんな感じです……。
「御飯ハーフとは何か?」
周囲と比べても普通の盛りっぷりでして、筆者のコールは無駄死だった可能性は否めません……。
とは言え、戦場では迷いは禁物でして、すでに戦闘が始まった今、下手に考えるよりも箸と口を動かす方が大事でしょうか?
まず、マッハで”うどん”をやっつけます。やはり麺モノは時間をかけると厄介ですからね!
この手の店で麺モノを発見したら、何も考えずにマッハで食べるべきだとアドバイスしておきましょう。
次は……どうでも良いですw
この圧倒的な物量を前にして、小細工を打ったところで状況は変わりませんからね。
無の境地でひたすら食べ続けるのみであります!
とは言え、やはり揚げ物を残すと気持ちが折れるので、チキンカツは先行したいところでしょうか?
揚げ物は温かい方が美味しいですし。
問題は”まんが日本昔ばなし”も真っ青な御飯でして、これがマジで鬼畜です。
ってか、おかず抜きでもシンドイんじゃないですかね?
と、1㎜でも思った人は、必ず御飯を半分でお願いして下さい。
絶対に食べ切れませんから!
実物は写真よりも恐ろしい事になっているので、この写真でブルってる程度では完食不可で御座います。
ちなみにチキンカツ(2枚)は普通に美味しく、トマトソース的なのもあるので、わりと順調にチキンカツは攻略出来ました。
しいて言うなら玉子的な何かがアレでして、写真じゃ分からないので、あえて言おう!
「玉子……ノー・ソルトだと?」
スクランブルエッグ的な何かがラスボス級の手強さでして、なかなか箸が進まない予感で御座います。
とは言え、流石に玉子ごときは詰め込むだけですので、味が足りない点を除けばノープロブレムですね。
最後は大根の煮物でフィニッシュです。
食後のコーヒーで死亡者多数な件……。
デカ盛りを調理する事に馴れていて厨房の方も人が多いので、わりと料理が出るのは早い『古都』でして、開幕ダッシュを決めた人達も、大体同じくらいで食べ終わる感じでした。
そして食後のサービスでコーヒーを振る舞うのですが、あれほどの勇者達も半分くらいの人はコーヒーを断るくらいの有様でしたね……。
御馳走様でした!
『古都』総評
まあ、筆者の場合は御飯半分コールが行方不明になった結果ですので、大きな態度は取れませんが、やはり『古都』を完食出来るか出来ないかは、コッチ系の人的にはひとつのステイタスだと思います。
『古都』をしっかり完食出来ると、一目置かれるみたいな?
まったくもって役に立たないリスペクトですが、そのくらい価値あるランチだと筆者は思っています。
ですので、とりあえず『古都』でフルサイズを注文するなら、御飯1キロとオカズをペロリと行けないと話にならないので、まずはそこからトレーニングを重ねて挑んだ方が良いですね。
と、言う訳でそろそろ筆者も久し振りに『古都』参りする季節なので、続報を楽しみに待っていて下さい。