”わんこそば”でどうでしょう?
思えば筆者、岩手県ら辺には出張でちょいちょい訪れているものの、いわゆる”わんこそば”なるモノを経験した事がない可能性……あると思います!
いや、そもそもコレって現地の人はみなさん経験済みなんですかね?
みたいな疑問もあるものの、なんだかんだと人生で1度くらいは”わんこそば”をエンジョイしてみたい気がするので、行ってみたいかなと。
するとどうでしょう?
意外にも近場と言うか横浜の東白楽駅ら辺に『わんこそば たち花』なる店があり、そこでワンチャンある模様……
(わんこそばは要予約!)
ほほう……
これは久し振りに食べ放題案件ですので、そこは強力な助っ人をお願いしてみるじゃない?
と、言う訳で町田の”グランベリーパーク”にある「ケンタッキーフライドチキンの食べ放題」と同じ感じで集まってみた次第。
総勢6名からなる『麺屋 歩夢』勢の登場で御座います。
言うまでもなく『麺屋 歩夢』と言えば、G系の中でも盛りっぷりに定評がある感じでして、その常連ともなると戦力に関して言えば、恐らく日本でも指折りな可能性……食べ放題界隈を震撼させるメンバーかなと。
『メゴチの天ぷら』690円
こんな感じで、どうでしょう?
いや!
確かに食べ放題の直前に食べるとかどうなのって話ですが、すでに筆者24時間以上を”茹で玉子1個”で過ごしているので、このくらい食べておいた方が安全かなと。
まあ、いわゆる業界で言うトコロの”ローリングスタート”って感じでして、予めタイヤやエンジンを温める意味では、このスタート方式がベストで御座います。
ん~……やっぱメゴチの天麩羅は美味しいですね~
ここら辺の天麩羅で一杯やるってのが、オッサン流の愉しみ方でして、蕎麦屋で飲むってのは有りかと思います。
『わんこそば食べ放題』大人2950円
と、言う訳で本日のメインイベントとなる、『わんこ蕎麦食べ放題』の時がやって参りました!
ちなみに『わんこそば食べ放題』の料金の方ですが大人2950円、小学生2600円、幼児1475円となっております。
「いやいや、幼児は食べないだろ?」とは思うのですが、そもそもは早食いとか大食いってモノでは無かったんで、誰もが美味しく沢山食べれる蕎麦文化のひとつで御座います。
とは言え?
このメンバーが集まったからには、お互いにどの位食べるのかって言う探り合いが、水面下でバチバチに行われている感じでして、誰もがベストを尽くそうと言う心構えと言うか空気感がありますな……
いや、自分そこまでガチではなくエンジョイ勢なのですがw
ちなみに”わんこそば”のシステムですが、何人かで同時に食べる感じでして、一人づつ順番に蕎麦がブッ込まれるので、服装には要注意で御座います。
(わりとビシャビシャになる可能性)
あと「これ以上は無理!」と思ったら、お椀(わんこ)の蓋をスパっとするのが流儀ですので、そこら辺はマジに本気で超大事なので覚えておきましょう!
(STOPとか叫んでも100%無効です)
さらに食べる側のペースではなく、店員さんがブッ込むスピード任せですんで、テレビみたいに「ちょっと待った!」とかもNGですんで御了承下さい。
ま、後は残さず食べるとか、”粗相をしない”みたいな鉄則を守ればOKですんで、ルール的にはイージーかなと。
あ、あとは『わんこそば たち花』の場合、5杯食べるごとに”おはじき”を1個おくシステムですんで覚えておきましょう。
いざスタート!
はい、と言う訳で”わんこそば食べ放題”のスタート!
ちなみに気になるボリューム感ですが、大体「14~15杯くらいで普通の盛りそば1杯分」って感じらしいですよ?
お姉さんが専用のお盆に15杯づつ運んで来るので、1ターンで15杯って感じですかね~
そして!
これが大事な要素と言うか、どれだけ食べられるかに直結する事象なので説明しておきますと、恐らく1名でも4名でも15杯づつ運んで来るので、なるべく人数が多い方が咀嚼する猶予がある可能性……あると思います。
単純に考えて2名と4名では食べるスピードも2倍になるんで、難易度もハードモードになるって事は超大事!!!
とは言え、そこはコチラも屈強なメンバーが揃っているので、まあ100杯くらいはどうと言う事は無いですかね~
(100杯以上食べると記念品が貰えます)
で、食べ続けてると蕎麦汁が貯まるので、ある程度になったら用意してあるお椀に捨てましょう!
ま、後は薬味とかも用意されているので、店員さんが新しい蕎麦をリロードしに行ってる僅かな時間で、そこら辺のアイテムを使って味変してみたら良いじゃない?
え~、気になるスピード感の方ですが、恐らくみなさんが想像している通常のザクの3倍くらいのスピードでして、かなりの高速で次から次へとブッ込んで来ます……
なんでしょう?
もはや蕎麦を愉しみながら食べるとか、そんなチャチなもんじゃねぇ……もっと恐ろしいものの片鱗を味わう事になるかなと……
いやね。
多分に最初の方は4人ですと、それなり笑顔も作れる余裕があるのですが、100杯を越えた辺りから胃袋の方もキツくなって来ますんで、あえて言おう!
「1人脱落してからが鬼キビシイと!」
と、言う訳で最初の一人が162杯で脱落……
するとどうでしょう?
その時点で結構シンドイのに、1人脱落する事で蕎麦をつがれるスピードが1.33倍に加速……ますますシンドイ感じになる可能性……あると思います!
と、言う訳で立て続けに残り2人も脱落!!
最後の1人とか完全に無理ゲーでして、それはそれは地獄の様相で御座います。
「あの状況だけにはなりたくない……」
誰もがそう思った瞬間でしたね。
筆者のターン!!
今回は人数が多かったので2回に分けて行われた感じですが、あえて言おう!
「コッチのテーブルの方が難易度高いのですがと!」
そもそも、このメンバーって筆者を除けばみんな1000とか1500とか2000(ラーメンの麺量)ですんで、どう考えても素人ではないと思うのですが?
ん~……まあ、どう考えても筆者が最初にギブアップする事は100%明らかなのですが、コチラの小上がり席はスタートの時点で3人ですんで、いかに筆者が粘れるかで残りの人達のスコアと言うか命運も決まるんじゃなかろうか?
え?
何このプレッシャーw
「ちょっと”わんこそば”を経験してみたいな~」って軽いノリだったのに、なんか競技会みたいな空気感なのだが?
だが、しかし!
意外にもケンタ食べ放題では筆者も善戦した感じでして、やはり食べ物によって得手不得手が出て来るので、ワンチャン筆者も足を引っ張らないくらいは頑張れるかな?
頑張れるのかな?
で、実際に自分が食べる番になってみると、いや最初から分かっていたのでアレなんですが、一応は書いておかないと事故みたいに思われちゃうので、あえて言おう!
「写真なんか撮る余裕は無いと!」
何せスタートから3人で回してるので、もはや食べるだけで精一杯で御座います……
気になる味の方ですが、いわゆる普通の蕎麦と違い、すでに蕎麦と温かい汁がセットでブチ込まれるんで、味の濃いも薄いも店任せですし、ワサビなんか使う暇ないだろ感。
え?
どのタイミングで薬味使うのコレ?
あと「蕎麦をブチ込む!」と表現していますが、マジにブチ込むって感じですんで、決して間違った表現ではない事も報告しておきましょう。
とは言え?
確かにラーメンですとアブラとかウズラとか各種アイテムや味変もありますが、この単調な「蕎麦だけを永遠に食べる」みたいな作業と言うかシステムですと、わりと普段から蕎麦を食べてたり、あまり味変しない筆者にもワンチャンある気がして来ました。
するとどうでしょう?
本日、誰もが「やっぱ一番食べるのは師匠かチャンプでしょ~」って思われていた、S氏がマッハで脱落するアクシデントで御座います。
「自分には味付けが濃過ぎて無理だった……」(S氏談)
なに~!!!!!
それは誰もが想定外と言うか、外から見ている4名は笑って済む事案かと思いますが、200~300杯と思われていた人が早々に脱落する事で、早くも筆者が危機に陥っている訳ですが?
結果!
いや、もう2人とか完全に無理ゲーでして、「まあ150は食べれるな~」みたいな雰囲気だったのが、途端に無理って感じで御座います。
ん~……これはなかなか難しいかもですね~
ご馳走さまでした!
『わんこそば食べ放題』総評
と、言う訳で結果から言うとチャンプ氏が207杯で優勝!!!
ま、コレは誰もが賞賛する感じでして、流石だなって結論に至った事を報告しておきましょう。
そして!
『わんこそば食べ放題』って最初は「誰が一番食べるのか?」みたいな個人戦かと思っていたのですが、実際に経験してみるとみんなが協力して杯数を伸ばすチーム戦である事を悟った次第。
ですので、多分に同じくらい食べれる人同士でテーブルを囲むのがベストでして、そうする事で誰もがイイ感じに沢山食べれる環境が整うと思います。
ってか、あのスピード感ですとどんだけ食べれる人でも、とても1人では記録を伸ばせないので、やっぱ4人単位で行くのがベストかもですね~
とは言え、なんだかんだと苦しんだものの、蕎麦をたっぷりエンジョイ出来たし楽しかったので、イベントとしてはナイスかなと。
と、言う訳でなんだかんだと”わんこそば”は良いモノですんで、是非みなさんも『わんこそば たち花』に行ってみて下さい。