『あきば食堂』@秋葉原【閉店】
【食べるべき一品】カツカレー
東京都千代田区 外神田3-2-6
営業時間 11:00~15:30
日曜祝日
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意外と知られていない『あきば食堂』に刮目せよ!
とりあえず刮目って言いたかったパターンですが、秋葉原のド真ん中にあるにも関わらず、『あきば食堂』ほど知られていない定食屋さんも珍しいかと存じます。
恐らく、あまり人通りのない路地裏にひっそりとある為に、誰も気が付かないだけだとは思いますが、チェーン店には入らない筆者的には大事なランチスポットとして輝いています。
この石の感じとか……嫌いじゃありませんね。
確かに大都会の真ん中では、逆にこのサイズの石を見付けるのは困難ですし。
店の中もアナログな感じですが、特に居心地が悪い訳でもなく、観光客も来ない店なので落ち着いて食事が出来るメリットがあります。
まあ、僕も観光客みたいなもんですけどね!
メニューも結構あるし定食も400円からなので、そこら辺のラインを攻めればコスパも高いと思います。
『カツカレー』650円
何を食べて良いのか3秒悩んだら、とりあえずカツカレーに行っておけば間違いないでしょうか?
店の外観同様、カレーの方もシックなビジュアル&テイストでして、特筆すべきはジャガイモのゴロゴロ加減でしょうか?
家庭では大活躍のジャガイモ入りカレーも、外食となると途端に身を潜めてしまいがちですが、この『あきば食堂』では第一線級の現役で御座います。
この圧倒的なジャガイモヂカラは秋葉原ナンバーワンでは、なかろうか?
嘘です。
カツカレーなんで豚カツには勝てないんですけどね!
ちなみにカツはなかなか美味しくて、お値段なりの肉厚ながらもカツカレーとしては普通に合格点に達していると思います。
時には、こんな感じのカツカレーに癒やされてみては、如何でしょうか?
『日替わり定食』600円
『あきば食堂』と言えば定食が売りですので、ここはひとまず『日替わり定食』も食べてみる必要があるでしょうか?
この日は”チキンカツ&フライ”の盛り合わせって事でして、ビジュアル的にはこんな感じで御座います。
「お、おう……。」
みたいな塩対応が予想されますが、それも含めて『あきば食堂』の詫び寂び(わびさび)だと認識して下さい。
どこら辺をアピールするか小一時間案件ですが、まず……オーダーを受けてから調理場でカチャカチャ音がしていたので、オーロラソースは手作りだと思います。
気になるチキンカツの味ですが……確かにチキンカツである事は間違いないけど、なんでこの形、サイズ感にしたのかは謎のままでしょうか?
スルーしようか悩んだのですがモヤモヤするといけないので、あえて言おう!
「揚げ焼売はフライではないと!」
一番右は揚げ焼売で、その隣はメンチカツかコロッケか謎でしたが、食べてみたらコロッケでした。
ちょいちょい小さいけど手作りのコロッケは味も良好でして、トータルして味は悪くない点はアピールしておきたいと思います。
ダーサラもあったり。
お新香もあり。
味噌汁もあり。
食後のフルーツもあるので定食的には……盛り沢山と言っても良いんじゃないでしょうか?
『あきば食堂』総評
秋葉原でもマニアックな定食屋さんの『あきば食堂』ですが、なにげにランチの穴場的スポットとして有効に活用して欲しいと思う筆者です。
形状、サイズ感等に思う所あるかもですが、逆にこれらは絶対に手作りですので、安易に冷凍食品を使わない主人のソウルに敬礼したいと思います。
そんなにボリュームがある訳でもなく、飛び抜けて美味しい訳でもなく、ブッチギリに安いって訳でもなく、特に特筆すべき点が見当たらない可能性は否めませんが、逆に秋葉原の真ん中にありながら、こんな感じの定食屋さんが続いているのって良くないですかね?
ちなみに主人、結構話好きなので昔の秋葉原の話とかもしてくれる気さくなオッチャンなので、そこら辺も『あきば食堂』の魅力だと思います。
是非、みなさんも勇気を出して『あきば食堂』に入ってみては、如何でしょうか?