あくなき賞味期限との戦い!
負けられない戦いがそこにあるって事で、今年も賞味期限切れの食料が発掘された次第です。
まあね。
わりと災害に備えて食料を備蓄しているので、ちょっと忘れてると賞味期限が切れちゃう罠だったりするんですけれども。
って事で、本日のチャレンジャーは『チューリップ ポークランチョンミート』で御座います。
ちなみに賞味期限は2014年の2月4日ですんで、まあ6年と半年弱の月日が経過している感じでして、どちらかと言うと筆者がチャレンジャー側な予感……
だが、しかし!
わりと筆者も賞味期限切れの食料品と戦って来たので、多分に今回も勝てるんじゃないのかなと。
『チューリップ ポークランチョンミート』
え~、コチラの商品はわりと外国ではメジャーな感じでして、分かりやすく言うと『スパム』みたいな缶詰と思って頂ければ、大体は正解かなと。
多分に筆者も『スパム』を使って何かを料理しようと思って買おうと思ったものの、微妙に安い『チューリップ』に浮気した説が濃厚で御座います。
ま、この手の缶詰って日本ではあまり見掛けない無いかもですが、わりと海外では肉っぽい缶詰って現役選手でして、それなり人気の商品かもですね~
いざ開封!
さて。
一応、世間一般では「缶詰は膨れてなければ食べられる」みたいな噂がありますが、正直に言うと缶詰で膨れてるレベルって滅多に無くって、実際に普通の缶詰であれば20年モノでも缶が膨れたりする事はないです。
って言うか、多分に実物の”膨れた缶詰”ってのを見た事がある人って、ほとんど居ないんじゃないですかね?
その時点で、この噂の信憑性はゼロでして「缶詰は膨れていなければ食べられる」ってのは100%間違いで御座います。
では、何をもって安全とするのかですが、そこは科学的に言えば「缶詰にプリントされている賞味期限の記載通りです」としか言えないのですが、そこら辺はマージンを取って120%の安全性を見越しての数値でして、それを真に受ける必要もないぞと。
例えば賞味期限を1日過ぎた缶詰が、その瞬間に傷むのかっちゅうたら、そんな訳はない。
(もっともメーカー側の保証対象外にはなりますが)
って事で、最終的には自己責任って事で、とりあえずニオイと味で判断するしか無いかもですね~
今回の缶詰はデンマーク製……なんとなく信用出来る国な気がするので、6年オーバーもイケると判断した次第。
ま、恐る恐る開封してみた結果、思ったよりも原型を留めていたと言うか、むしろ見た目もニオイも普通なので、ちゃちゃっと残り物の卵と炒めて食べちゃう感じで御座います。
コレ系の缶詰肉と卵って超定番の組みあわせでして、味的には1㎜の不安もないぞと。
いざ実食!
って事で、ちゃちゃっと作って食べる訳ですが、あえて言おう!
「普通に美味しいですと!」
味的にはスパムよりも塩分控え目な感じでして、個人的にはコッチの味が好きかも?
ん~……でも、あの塩っぱさも魅力的ですんで、そこら辺はシチュエーションで使い分けですかね~
ご馳走さまでした!
『ポークランチョンミート』総評
流石はデンマーク、LEGOブロックで積み上げた技術は伊達じゃないって感じでして、今後は備蓄用の肉缶詰は『チューリップ』一本に絞ろうかなと思った次第。
ま、災害の規模にもよりますし、究極的には非常食ってカロリー重視ですんで、あまり肉缶詰の出番は無いかもですが、味気ない非常食ばかりの時に、こういう肉っぽいのが出ると盛り上がると思うし、わりと酒のツマミでも重宝するんで、家に常備しておいても良いじゃない?
(買っておいた事さえ忘れなければ)
そんな感じで、流石に賞味期限が6年半以上過ぎた缶詰を食べる事は推奨しませんが、もしもの際にはワンチャンあるかもですので、とりあえず『チューリップ』の『ポークランチョンミート』を買ってみて下さい。